1.学校に戻すことだけにこだわっても、上手くいかない!
今回のテーマはどうしてこんなに子どもたちが学校を嫌がるのか?です。
私は、息子が不登校になる前から、グレーゾーンだということは気づいていました。
だけど、グレーゾーンのことは、どこに相談しても「様子を見ましょう…」と
言われるだけでなんの手もつけられなかったんです。
今になってあの時を振り返ると、いろんな特性が学校生活のつまずきになっていたことがわかります。
うちの息子は、授業中ぼーっとしていることがとても多い子でした。
多くの大人は、それをやる気の問題、と片付けます。
ですが、実は、それも特性の1つ。
息子がぼーっとしている時は
集中できない、
理解が追いついていない、
ノートを書くことの負担が大きい、
という壁にぶつかっている時だったと、今ならわかります。
その困りごとをそのままにしておいて、学校復帰だけに全力を注いで
子どもが学校に行ったら一体何が起きるでしょうか?
また、授業についていけなくて、学校を嫌がるようになります。
発達の課題を置き去りにして、学校に戻すことだけにこだわっても
それではうまくいきません。
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2.学校を嫌がる子どもはどういう状態?
どうして、子どもたちは学校を嫌がるのか?
それは集団の中でのストレスが自分の持ってるチカラを上回ってる状態だから。
ストレスのバケツがあふれちゃってるんです。
だから、学校に行けば行くほど、つらくなる、しんどくてちゃんとできないから
もっと怒られる。
負のサイクルの中に、子どもたちをぽーんと放り込んじゃってる状態。
そんな状態の中で子どもの脳が育つわけがないんです。
だから、上手に休ませて、“ストレスを取り除いてあげる”これが最初にやることです。
ですが、実はそれだけでは不十分なんです。
学校生活でつまずきを抱えやすい子は、その特性による困りごとをそのままにしておけばまた、同じ壁にぶつかります。
だから、ストレスを取り除いた後は「発達を加速する」ことが大切なんです。
息子は不登校の間に一番発達が加速しました。
詳しくは、こちらの記事からどうぞ。
なぜ、学校に行っていないのに発達しちゃったと思いますか?
次の章で、なぜなのか、そして私が息子をどうやって発達させられたのかをお伝えします!
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3.不登校期間を発達加速のチャンスに変える方法
学校に行っていないのに発達したのは「わかる」体験をたくさん積ませてあげたからです。
✔学校の先生の話を聞き逃すタイプの子は、一斉指示は苦手かもしれないけど
目を見て対話して、理解できる言葉に変えたら、スムーズに聞ける子も多い。
✔集中力が途切れやすい子は、ちょっとタイミングをみて休ませたり
上手に声をかけるだけで、その続きにも取り組めたりするんです。
✔勉強で書くのがネックになっている子は、「書いて」と言っても
嫌がってやらないけど、「話して」と伝えればわかりやすく説明できたりします。
学校教育の先生のやり方や環境が、合わなかっただけで、実は「個」に合わせたサポートがあれば発達グレーゾーンの子も「わかった!」「できた!」の体験を積むことができます。
脳は「わかる」ときに脳のネットワークが一番育ちます。
つまり「わかる」体験は、発達を加速させてくれます!
学校を嫌がることや不登校は悪いことではありません。
学校という場所で、学校のやり方で発達しやすい子もいれば、
そうではない場所ややり方の方が発達しやすい子もいる。ただそれだけなのです。
“うちの子仕様”の声かけと教え方をお母さんが知っていれば、
そして脳に良いその声かけをたくさんしてあげられれば、
不登校時間は、成長のための時間に変えることができます。
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執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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