実力とはかけ離れた学校に「俺はいく!」と言われたらどうする?

 

 

進路選びの会話が弾む
親子になろう!
をシリーズでお届けしています。
 


今日のテーマは

実力とはかけ離れた学校に
「俺はいく!」と
言われたらどうする?

です。

まず、なぜそんなことが
起きてしまうのか?を
知っておきましょう^^

大きくわけて3のパターンが
想定されます。

1つ目。

自己理解が苦手。

状況を適切に理解し、

そして、それを自分の力と
照らし合わせて
客観的に感考えることが
苦手な子たちも多いです。

2つ目。

こだわりが強い。

「この学校がいい」となると
それ以外の学校の良さを
柔軟にとらえることができない。

3つ目。

完璧主義。

これは2つ目とも
関係するのですが…

周囲の意見として

「いい学校に行かないとだめ」
「これくらいの偏差値の
 学校に行かないと意味がない」

などと言われて育った子は

「そうあるべきなんだ」

に縛られて身動きが取れなくなる。

考えられる背景は
いくつかあるのですが…。

今日の本題はここからです。

子どもが自分の実力とは
かけ離れた学校に行きたい!
と言ったら、どう対応する?です。

うちの息子は、進学の時に、
偏差値が15も上の(笑)学校を
候補に挙げてきました。

さて、こんな場合、
大人は何と声をかけると思いますか?

 

①もっと実力に見合った
学校を選びなさい。

②本気で狙うなら
もっと勉強をしなさい。

多くの大人は①か②の
どちらかを言うはずなのです。

ですがおすすめの対応はこちら。

 

「自分で考えたんだね!」

「進路を考え始めたんだね」

「どうしてその学校に行きたいの?」

「何をやりたいの?」

「やりたいことがあるって
 すごいことだよ」

です。

 

こんな感じの「THE・肯定」の
やりとりから
スタートしてほしいんです。

昔、息子がお世話になった
担任の先生が
こう話してくださったことがあります。

ーーー

『今は「何をやりたいか」を
言える子は少ないんです。

自分の人生のやりたいことを
叶えるために学校に
いくわけですから

「何がやりたいか」を
言えることからスタートで
いんですよ!

ーーー

こんなふうに教えてくださいました^^

まずは受け止めてもらう
わかってもらう
そんな体験からスタート。

それがあれば
軌道修正はいくらでもできます。

逆にここで誤って親子関係を
こじらせてしまうと

あれこれ相談したい
話し合いたいとおもっても
うまく行かないんです。

きっと、お子さんの

突拍子も無い発言に、

想像を超えて
現実味の無い発言に、

戸惑うママも多いと思いますが
最初は「受け止める」ところから
スタートでOKです。

今日は、ここまで、
覚えていただけたら大丈夫です^^

じゃあ、その後の軌道修正を
一体どうやって進めるの?

を次回お話しします。

 

明日、6月4日(水)12時より
Nicotto!ライブで
進路のお話をします。

参加された方には
このメルマガで語っていない
特別講義動画をプレゼントしますので
どうぞお楽しみに。

ご都合が合う方は
視聴しにきてくださいね。

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