予期不安の強い不安キッズが、自分を落ち着かせて外出できた“魔法のルーティン”とは?

今日のテーマは
「予期不安」の
落ち着かせ方!です。

お子さんが
外出を極端に嫌がったり
必要以上に不安がったり
するなら

「予期不安」
影響しているかもしれません。

予期不安とは
「まだ起きていないこと」
に対して強い不安や恐怖を
感じてしまう状態です。

過去の経験と結びつけて、
「また失敗したらどうしよう」
「嫌なことが起きたらどうしよう」
考えすぎて
動けなくなってしまうのです。

けれど、ママの関わり方次第で
子どもの不安は
切り替わっていきます^^

今日は講座生の実践をもとに
不安を“行動”に変えた
ママのひと声と工夫
についてお話ししますね!



不安症の子は
考えれば考えるほど
不安のループに入り込み

心だけでなく
体調にも影響を及ぼすことも。

ネガティブな感情で
交感神経が優位になると

頭痛、胸の痛み、
胃の不調などが出やすくなり

「やっぱり行けない…」
という流れに。

大切なのは、
ネガティブな「ぐるぐる思考」
上手に断ち切ってあげること。

ですが!
一度の声かけだけでは
その思考のクセ
取り除きにくいのも確か、です。

だからこそ、
一番そばにいるママが
“日常の中で何度も繰り返す”
サポートがとても大切なんです!

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中学2年生の男の子のママ
三原さんは、
こんなふうに話してくれました。

・・・・・・・・

息子は
『今日は何か悪いことが起きそう』
と口にして
外出を嫌がりました。

でも、Nicotto講座で
脳の仕組みを学んでから

息子の不安に巻き込まれずに
冷静に対応できるように
なりました。

結果的に
外出を嫌がっていた息子も
私の外出についてきてくれました。

運動不足解消
気分リフレッシュ
できてよかった
というのもありますが

なんといっても
息子が自分の不安を
落ち着かせる方法
マスターし始めてくれているのが
嬉しかったです。

・・・・・・・・

ではいったい、三原さんは
どんなことを実践したのでしょう?

どれも今日からできることばかりです。

ぜひお家でやってみてくださいね!

1. 不安のレベルを“観察”する

「胸が痛い」と言っていても
顔色や食欲がいつも通りなら

「行きたくない」の理由は
本当は体調ではなく、不安、です。

まずは、お子さんの様子を
よく観察しましょう!


※本当に体調が悪そうな時は
無理強いは禁物です。

2. 「感情」と「事実」を分ける練習をしてあげる

子「今日は何か悪いことが起きそう」

母「最近、そう感じた時に何か実際起きたことあった?」

子「○年前の地震のとき以外、外れてるかも…」

こんな会話で
過去の事実を振り返りながら

ネガティブな“思い込み”を
整理していきます。

 

 

3. 切り替えの“1アクション”
をみつける!


考える脳ではなく
行動の脳を使うことで

ぐるぐる思考を上手に
切り替えさせてあげましょう。

お子さんが
ポジティブになれる
ルーティンとして

落ち着きたい時に

好きな歌を歌う、
名言を口にする、
ダンスをする、
などの

おまじないアクション
持たせてあげましょう。

不安になった時は
これをやればいいんだ!と
お子さんが思えるものがいいですね。

三原家では「早口言葉」を
使っていましたよ!

4. 「大丈夫だったね」を記憶に刻む

そして、外出ができたら
記憶の上書きをお忘れなく!

散歩の後、
「散歩の後のジュースはおいしいね」
「「今日楽しい散歩だったね」

とポジティブな会話で終えると
記憶が上書きされて

外出=不安なこと
から

外出=楽しいこと
に変わっていきます。

脳のクセを理解して
関わり方を変えれば

子どもは
「自分で切り替える力」を
手に入れられます。

不安が強い子の対応に
迷っているママは
ぜひトライしてみてほしいです!

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