通知表の数字だけで評価しない!子どもの成長を見つけられるお母さんになるための視点の大改革

もうすぐ多くの学校が夏休みに入ります。お子さんが通知表を持ち帰るご家庭も多いのではないでしょうか?数字だけにとらわれてお子さんを評価するのはNGです!お母さんが視点をチェンジすると、1学期お子さんの成長したところをたくさん見つけられますよ!

1.お母さんの落とし穴!通知表の評定だけで子どもを見ていませんか?

もうすぐ夏休み!お子さんが終業式に通知表を持って帰ってくるご家庭も多いのではないでしょうか?

勉強が苦手な発達障害・グレーゾーンのお子さんを持つお母さんにとっては胃が痛い問題…。

でも、成績だけを見て子どもにガミガミ言ってしまのはNG!視点をチェンジして子どもを褒められるお母さんになってみませんか?

今回は、現在高校1年生の私の息子が中学生だったときのお話をします。

勉強が得意ではなかったグレーゾーンの我が家の息子。 昔の私は、学期末にもらう通知表の評定を見て、息子をガミガミ叱っていました。

息子の中学時代の通知表をご紹介すると…数学の評定が「2」でした。

中学生のお子さんをお持ちのお母さんはお分かりかもしれませんが、「2」って結構ピンチ!

だからって 「あんた!数学「2」でどうするの?」「なんでもっと頑張らないの?」 とガミガミ言うのはもちろんNG

では、どうやって数学の評定が「2」の子どもを褒めれば良いのでしょうか?

2.数字だけで評価せずに子どもが“がんばったところ”を見つける!

お子さんが持ち帰ってくる通知表。見るべきなのは評定の数字の部分だけではありません!

数字以外の項目の評価で“できている部分を見る”、ここがポイントです。

例えば、息子の中学時代の通知表の数学は、以下の4つの観点からの評価によって評定が決まっていました。

「数学への関心・意欲・態度」
「数学的な見方や考え方」
「数学的な技能」
「数量や図形などについての知識・理解」

このように、4つの評価(A〜C)によってその科目の評定(5〜1)が決まっていました。

評価は「A」が一番よくて、評定は「5」が一番よいです。つまり、4つの評価でAがたくさんとれていれば、評定は限りなく5に近づくということです。

息子の数学の評価はCがずらーりと並んでいました。 でもその中に1つだけ「A」がキラリと輝いていました。

その「A」はどうやってゲットしたかと言うと、宿題・提出物を出す=意欲・関心・態度よしという判断を先生にしてもらった。これだけです。

「A」が1つあっても残り3つがCなので、当然評定としては「2」になるわけです。

でも、「2」という数字だけを捉えて、「あんた!そんなんで受験できると思ってるの?」 と言うのか、「A」を見て「よく提出物出したね!」 と言うか…

これだけで子どものやる気も成長も変わってくるです。

新学習指導要領では、中学校の成績の評価が今までの4観点から「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点になります。

しかし、評価の方法に変更があったとしても通知表の数字だけに捉われず、子どもの成長したところを探せるお母さんでいましょう!

3.未来に必要な力を子どもに力を授ける1%ルール

では、どうやって我が家の息子が、宿題・提出物を出せるようになって、成績表に「A」をつけることができたのかをお話します。

息子には、中学3年生になるまで「宿題・提出物を出す」という考えがありませんでした。

この「宿題・提出物を出す」という成長を促すために、親の常識を手放し、息子目線で肯定と応援を続けた時期がありました。

気づくか、気づかないか、それくらいの小さな成長を発見するということを続けたのです。

発達科学コミュニケーション(発コミュ)には1%ルールというスゴワザがあります。

何かをやろうとしたとき、結果は散々だったけどやった事実があるとき、そこをしっかり褒める!
1%の量しかやっていなくても、1%のクオリティでも肯定する。

これが発コミュの鉄則です。

褒めるところがないというお母さん、今までの常識を手放しこの方法をぜひ実践してみてください!

●STEP1:宿題は「書けばよし!」

基本の計算問題は自力でチャレンジ!でもそれ以外の問題は答えを見てヨシ! 答えを見てもいいから全部書けばOK!

●STEP2:宿題を「持っていけばよし!」

書いた宿題をカバンに入れて持っていけばそれを肯定。 たとえ提出を忘れてもそれを責めません。

不注意すぎて、楽しいことがあるとすぐに気がそれるので忘れることもザラにあります。 それでも「持って行ったんだね!今日出せなかったんだね…遅れてもいいから出したら?」と声をかけます。

●STEP3:提出期限を過ぎても「出せばよし!」

提出期限をすぎたら成績の評価からは外されてしまうかもしれません。でもそれでもいいんです。 出した、という事実を認めてあげる。これでOK。

こんなコツコツとした肯定を繰り返したのです。

発コミュの鉄則である1%ルールに取り組み、コツコツと肯定を続けていた結果、息子がどう変化していったかというと…

1教科だけでも期限までに提出するようになり…
次第に期限までに出せる教科が増えていき…
ちょっとだけ勉強に興味をもちはじめ、
今までは基礎問題しかやってなかったのに解ける問題が増え…
授業もちょっぴり聞くようになり、
時々はノートを書くようになって、
そのノートを提出するようになり…

宿題・提出物を出さない息子が、頑張り男子に大変身したのです!

注意しなくなったらもっとやらなくなるんじゃない? という思い込みは捨ててください。

発コミュで目指すのは、明日のテストの点数を無理やりUPさせることではなく、この先の人生で勉強や苦手なことに向き合ったり努力したりできる力を授けることです。

目の前の成績にこだわるなら叱って無理やりやらせれば10点や20点あげることができるのかもしれません。点が上がればラッキーです。ですが「上がれば」の話です。

勉強に対して嫌悪感しかない子が、イヤイヤやったテスト勉強で本当に点数が伸びるのか?
次のテストもガミガミ言って乗り切るのか?
そのやり方で半年後、1年後、お子さんは勉強嫌いになっていませんか?
親子関係は良好なままでしょうか?

ちょっと先の未来まで考えてプランを立てるのが発コミュのやり方です。

こうやってコツコツコツコツ肯定を積み重ねて、子どもたちの記憶に行動を定着させます。 できた!という体験を貯金していきます。

発達障害・グレーゾーンの子どもたちの成長は、他のクラスメイトと同じペースとは限りません。 得意なことが他のお友達と一緒とは限りません。

誰かと比較することをやめて、お母さんたちが子どもの成長を見落とさなければ子どもたちは変わっていきます

今の成績にこだわりすぎてお子さんの人格否定までしてしまう… なんてことが無いようにしたいですね!

今、成績が悪かったら人生が終わり、なんてことはありません。 今、学校に行けなかったから人生が終わり、なんてこともありません。

発達障害・グレーゾーンであっても、学校で評価されなくても、イキイキと過ごす道はたくさんあります。 褒めるのが苦手!とか褒めるところがない!とか言い続けるのは、そろそろ終わりにしませんか?

ぜひ我が家の例を参考に、どこまで褒められるかチャレンジしてみてください。この2学期、お子さんには必ず成長したところがあるはずですよ!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

視点チェンジで思春期の子どものやる気を上げるコミュニケーション大公開!

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