1.2021年「やり残した」と思うことはないですか?
2021年も、早いもので残すところ、あと少しですね。「今年はこれにチャレンジするぞ!」と思っていたのに、やっていないな…と思うことはありませんか?
コロナ禍の今、お母さん達と接していて、これからの働き方、生き方を、考え直している方が多くなってきたんだなということを肌で感じます。
子育てのスタイルも、働くスタイルも、何を始めるのかも、もしくは、始めない、やらないと決めるかも、「正解」はありません。
子育ても、シゴトも、生き方も、「私はこうする!」という大小さまざまな決断の繰り返しです。
どんな子育てをしたいのか?
どんな働き方をしたいのか?
どんな人生を送りたいのか?
自分で決めることで、道が広がっていきます。
きっかけがあったときにそれを「つかもう!」とチャレンジできる人、「いや、いつか、そのうち」と躊躇してしまう人がいます。
この決断が何回も何回も繰り返されると、きっと人生は大きく変わっていくのでしょう。
今の子ども達が大人になった頃には、もっと生き方も多様化していると思います。子ども達には、チャンスがあった時に自信を持って飛び込める力を持っていて欲しいですよね。
その力を授けてあげられるのは、子ども達の一番近くにいる私たち母親ではないでしょうか?
2.決断したからこそ、成長した息子の姿が見られた
私は人生の中で1つ決めていることがあります。
それは、やらずに後悔するならやってから後悔しようということです。
私の子育て&お仕事ヒストリーを振り返ってみたことがあり、「決断」の連続だったことに気づかされました。
私はずーっと会社員でしたが、息子の困りごとがエスカレートしてきた時に大好きだった当時勤めていた会社をやめて、残業のない会社に転職しました。
息子の成長のことを考えたら後悔したくなかったんです。
じゃあ、転職して残業が減ったら子育てがうまくいったか?と言えば、そうではありませんでした。
だから次は、自分が、発達のことを学ぶと決めました。
すると、2次障害で荒れに荒れまくっていた息子との親子関係は穏やかなものにかわってきました。
だけど、息子の「成長」はもっと加速してあげたかった。だから上級講座に進むと決めました。
上級講座に進んだら発達のことが面白くなって「もっと詳しくなりたい!」と好奇心がムクムクと育ち始めました。
そのためにはもっと時間が必要だった。だから会社員を卒業して発達のことを深めると決めました。
こんなふうに、1つ、1つ、「私は決断を重ねてきたんだなぁ」と、振り返ってみてわかったのです。
そして、私がそんな風に自分で決めることを繰り返し、飛び込んできたことで息子はすっかり成長して今では「社会に送り出しても大丈夫」と思えるまでになりました!
3.「自分で決める、選ぶ」姿を子どもに見せてあげませんか?
これからは、子育ても、ライフスタイルも、「みんなと一緒」ではなく「自分で決める、選ぶ」時代になります。
自分の人生の舵をきれるのはやっぱり自分だけです。
そして、子どもたちも大人になったら自分で人生の舵をきれるようになって欲しいですよね?
そうなるには、舵を切る、選択できる、そんな大人が子どもたちの近くでお手本になっていることこれが大切です。
考えてみてください。
子どもにだけ「チャレンジしなさい」「自分で考えられるようになりなさい」っていうのに、私たち大人がそれをしなかったら子どもたちからしたら「自分はやってないくせに」と思われるのは当然です。
だから、子どもたちになって欲しい姿は、私たちが一歩先に体現して、示してあげる、そんな「お手本的な」存在になりませんか?
自分でこうすると決める!後悔はやってからする!
そんな決断が働き方や生き方を変える強い原動力になります。
2021年が終わる前に、前からやってみようと思っていたことを、思い切ってやってみませんか?
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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