何度も起きる子どもの癇癪に疲弊する大人
子どもの癇癪がなかなかなくならない…
毎日何度も癇癪を起こしてしまう…
そんなお子さんへの対応、毎日本当に大変ですよね(泣)
今日はうまくいった!と思えば、翌日は朝から事あるごとに癇癪…なんていうことも。
また、声かけを変えたら随分と癇癪は減ったけれど、何か行動させようとすると、結局は癇癪が出てしまうというお子さんもいらっしゃるかと思います。
子どもが癇癪を起こさないように…と気遣いながら生活していて、周りの大人が疲弊していくばかりで、どう対応したらいいのかわからない状態のご家庭も多いかと思います。
負荷をかけると癇癪が起きるというお子さんは、実は『癇癪が脳のご褒美』になっているかもしれません。
子どもの癇癪が何度も繰り返されてしまう理由
『癇癪が脳のご褒美』ってどういうこと?と思われますよね。
どういうことかというと、
嫌なことがある
→なんかモヤモヤする
→爆発する
→スッキリする
この繰り返しが脳の中で起きてしまっているということなんです!
もちろん癇癪はお子さんのSOSです!
だけど、このSOSの反応はとても厄介なことに、初めは本当にSOSの発信だったのに、繰り返すうちにこの反応自体が心地良くなる。
つまり、いろんな行動の始まりや終わりにスッキリしたくて癇癪を起こしてしまうという脳のクセがついてしまっているかもしれないのです。
私たちが、疲れたときに甘いものを食べたくなるのと同じです!
あ〜疲れたな〜ちょっとチョコ食べたいな〜と同じ感覚で、あ〜モヤモヤするな〜ちょっと癇癪したいなと脳が欲してしまうから、
朝から癇癪!
気にいらないと癇癪!
疲れたら癇癪!
と1日中癇癪が起きてしまう負のループになってしまったり、 なんとか対応を変えて癇癪はおさまってきたけれど、脳に負荷がかかることはまだまださせられない…ということになってしまいます。
繰り返す癇癪に対応するには…?
人の脳には情報を処理する回路があり、その回路を通る順番も決まっています。 それは、
①感情
↓
②理解
↓
③思考(考える)
この順番なので、だからこそまずは徹底的に感情の脳を育てる脳科学的アンガーマネジメントを、できるだけ早い段階でできるようにママたちにはなってほしい!と考えています^^
繰り返す子どもの癇癪にまずやってほしい対応法
情報を処理する回路は、
感情
↓
理解
↓
思考(考える)
ですから、まず感情の脳を育てることから始めていきましょう!
それは、不安が強い子、こだわりがある子、繊細の子、衝動性も不注意も、コミュニケーションの問題も、感情の脳を育ててから対応することで、するする発達していきます!
まず、今日はお子さんをよ〜く観察していきましょう!
わが子の感情を受け止めるバケツの大きさはどうでしょう?
ママの言動に対し、お子さんに認知のズレはないでしょうか?
このような観察したことを記録していきましょう!
「ママが〇〇と言ったら子どもがこんな反応だった」 というように、いいことも悪いことも、すべて記録していきます。
記録することで振り返ることができますので、次はこうやってみよう!という一手を考えることができます。
まずはよ〜くお子さんを観察して、それを記録するということをやってみてください^ ^
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
子育てがもっとずっとラクになるママの声かけをお伝えします!
▼無料メール講座の登録はこちらから