発達凸凹っ子の将来をあきらめないで!息子の成長を感じるLINE
思春期の発達凸凹っ子を育てていると、将来のことが不安でしょうがない…というお母さん、とっても多いのではないでしょうか?
今日は発達凸凹っ子だって、将来を諦めないで!というお話しです^^
ある日のこと、息子から、写真とともに、こんなLINEが来ました。
『お母さんこの作り方教えて^^』
デーンと送られてきた写真があまりにも面白くて、思わずFacebookに投稿してしまいました^^
笑っちゃいますよね。
ですが息子としては、大真面目に送ってきているのです。
というのも、バスケが強い地方の学校に通うため、一人暮らしをしている息子くん。
普段は食事だけ寮でみんなで食べるのですが、連休中などは食事が出ないとのことで、自炊に挑戦しました。
本当は応援に行く予定でしたが、そのときはコロナによる行動制限があり、一人で頑張ることになりました。
外食でもお弁当でもいいんだよ!と言ってあるのですが、やる気になっている彼は自炊したいようなのです^^
今ではこんなふうに、私ともLINEで楽しくコミュニケーションを取り、お友達とも仲良くできるようになっています。
しかし、私たち親子にもどん底時代というような大変な時代があったのです。
息子の反抗、ひどい暴言、取っ組み合いの親子バトル!
高校から一人暮らしをして、こんな穏やかな親子のやり取りがができるなんて!
子どもとバトルを繰り返していた当時の私からは想像もつきません。
当時は私も疲れ切ってやつれていたようで、過去を知る人から、現在は別人のようになったと言われています。
毎日バトルを繰り返していた私のどん底時代の話を聞いてください。
息子と毎日バトル!私たち親子のどん底時代
小学校5、6年〜中1の頃はもう毎日が大変の連続でした。
そのころは、言っても言ってもできないことが多く、会話も噛み合わなくなり、反抗期も相まって想像を絶する反抗と暴言の嵐。
学校でのトラブルも毎日のように起きてしまっていました。
そんな彼とバトルしない日はありませんでした。ひどいときは、取っ組み合いの喧嘩もしていました。
それまでは、なんとなく、
「子どもは褒めて育てるといいんだよね〜」
「自己肯定感を上げていくといいんだよね〜」
ということは知っていました。
そうは言っても、うちの息子は、
「そもそも褒められるようなことがないので…。その方法はできないと思います。」
と本気で思っていました。
今、思春期のお子さんのことでお悩みを持つお母さんもそうではありませんか?
その頃の私は、子どもの脳を育てるということがどういうことなのかを知りませんでした。
どういう声かけをして、どういう対応をしていけば、子どもの脳が伸びるのか。
子どもの脳を伸ばし、思考力や、理解力を身につけさせるにはどういうことをしてあげればいいのか。
具体的なやり方を全くわかっていなかったのです。
発達凸凹っ子が脳を使うために大切なこととは?
発達凸凹っ子が頭を使うために大切なこと、それは「お母さんの声かけ」なのです!
ズバリ!声かけのスタートは「肯定の注目」から始めます!
お子さんとの会話は、いつもお母さんが伝えたいことだけ言っていませんか?
「スマホばかりいじってないで、勉強したら?」
「ゴミはゴミ箱に捨ててっていつも言ってるでしょ?」
言いたい気持ちはとてもわかります^ ^
ですが、これでは「否定の注目」を伝えていることになってしまいます。
いつだって、会話は肯定の注目からスタートします!
「スマホケース変えたの?いいね!勉強、何時から始める予定?」
「お菓子食べたの?おいしかった?ゴミはどちらに~?」(子どもに言わせます!)
こんなふうに会話をスタートさせると、子どもはお母さんの声かけに素直に反応するようになっていきます。
息子に肯定の注目からスタートする声かけをし、脳が育ってきて初めて、しっかり自分で考えて行動しているな!と感じられるようになりました。
過去のどん底時代がありながら、彼を今安心して地方に一人暮らしさせていられるのは、一番に彼が「自分の頭を使うようになったから」だと思っています。
お母さんが子どもに届く声かけをすることで、自分の頭を使い、しっかり考えるようになってくると、グッと行動が変わってきます。
困った行動がなくなるだけでなく、自分で考える力が育っているので、まあなんとかやるだろう。
と、安心して見守れるようになったことで、私自身が本当に楽になりました^^
今思えば、息子にどんなアプローチすればいいのか、知識がなく、ただ知らなかっただけだったんですね。
思春期、プレ思春期のお子さんには、本人が考える力をつけさせてあげたい!
これが、私の1番の願いです。
今の日本には、頭を良くする薬は存在しません。
頭をよくしたい!
頭を使うようにしたい!
と思って病院に行ったところで、何もしてはもらえないのです。
脳を伸ばし、考える力、行動する力、をつけていくためには、毎日の声かけと、毎日の体験が重要になってきます。
ぜひ、日々のお子さんへの声かけと体験を頭を使うものに変えて、我が子を安心して見守れる毎日を手に入れてくださいね!
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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