困りごとが悪化する？発コミュがうまくいかない!!
１）New Mammyアンバサダーになりたいと思ったきっかけはなんですか？
10歳の自閉症スペクトラム（ASD）グレーゾーンの息子が不登校になり基礎講座を始めました。
最初は張り切って始めました。
しかし、基礎講座から２ヶ月程経過したころ、今度は双子の姉が不登校になりました。
「どうして…」私の動揺と不安が猛烈に強くなりました。
息子の癇癪はひどくなり、暴力に発展するスピードが速くなっていきました。
物を床に叩きつけて割る、私の頭をサンダルで叩く、包丁を自分や家族に向ける、などなど…。
息子の暴力を取っ組み合いで抑え込むこともありました。
息子の目は常に吊り上がり、険しい顔。
息子の睡眠障害もひどくなり、狂ったような癇癪で救急車を呼んだこともあります。
息子は寝室にこもりがちになりました。
私やお父さんから離れることに不安が強くなりました。
寝室から「ママ!!ママ!!」と絶叫して私を呼びつける。
私やお父さんの出張の時は「行かないで!!一緒に行く!!」とパニック状態。
双子の姉への影響も強く、娘は息子に対してイライラし、ガミガミとした口調。
それがまた息子の癇癪を誘発する悪循環…。
娘の寝つきは悪くなり、朝起きられなくなっていきました。
息子が激しい癇癪を起すと恐怖で、軽い過換気発作を起こすようになりました。
お父さんは、子ども達が「こうなったのはお前のせいだ!!」とものすごい剣幕で私を責めます。
家族全員がおかしくなっていく…。
発コミュが全くうまくいかない…。
発コミュを立て直すにはどうしたらいいだろう…。
息子さんの暴力を乗り越えた桜井さんの記事をよく見かけました。
「桜井さんの上級講座を受けるしかない!!」
追い詰められた気持ちでNew Mammyアンバサダーになることを決意しました。
発コミュの邪魔をする孤独と子育てのクセ
２）New Mammyアンバサダーになる前はどんな問題がありましたか？
双子の育児はとても大変でした。
子どもをかわいいと感じることがなく常にイライラしていました。
それでも4歳半から娘をとてもかわいいと思うようになりました。
息子は、頑固で、融通がきかず、行動の切り替えができない。
やりたいことは癇癪をおこしてでもやる、やりたくないことは絶対にやらない。
そんな息子はかわいいと思えませんでした。
常にイライラしたオーラ…。
息子を愛せない罪の意識とコンプレックスがうずまいてました。
「これではいけない…どうしたら息子を愛せるんだろう？」
そんな思いは誰にも言えず、孤独でした。
息子の不登校から基礎講座を開始して、息子の癇癪が減っていきました。
しかし、3ヶ月位すると 融通がきかない、行動がきりかえができない、小さな癇癪などに再びイライラ、怒りの感情が沸いてくることが増えました。
嫌味や皮肉もまた増えてきました。
長年の子育てのクセを変えることは一人では難しいことでした。
そのころ、双子の姉も不登校になりました。
娘の不登校のダメージは私にとって大きなものでした。
息子の好ましくない行動、できない行動が増えていきました。
私のイライラや怒り、嫌味や皮肉もまた増えていく…。
肯定的な注目＞否定的な注目のバランスが崩れ、悪循環に入ってしまいました…。
チームのつながりが発コミュを常に意識できる環境へ
３）New Mammyアンバサダーになり、ご自身やお子さんはどう変化しましたか？
スタディコンサルの参加やFacebookを見たり、投稿することで、チームのみんなとつながっている感覚がありました。
子育てが孤独でなくなりました。
「できているところだけを見る、できていないところはスルー」
発コミュを常に意識できる環境になりました。
自分にも発コミュ!!
私の気分がポジティブで晴れやかになりました。
息子は、物を床にたたきつけて割るなどの暴力がなくなり、幼少期のようにニコニコ笑顔が増えました。
YouTubeからお料理を学び、家族にふるまうこともあります。
お願いや指示を出すと「うん、わかった」と素直に応じることが増えました。
児童精神に通院し、睡眠薬をもらって眠れるようになりました。
「大好きだよ」と言ったり、 ハグしたりしてくれることが増えました。
私やお父さんの出張にパニックを起こさず、家でお留守番ができるようになりました。
息子をかわいい、本当にやさしい子だと思えるようになりました。
娘は、youtubeを見て掃除や整理整頓を学び、自分の部屋をキレイにしたり、時々料理をするようになりました。
New Mammyアンバサダーになって５ヶ月経過後には、家族全員が19時にメディアをやめました。
息子は私とおしゃべりやゲームで遊ぶようになりました。
娘は工作などを楽しむようになりました。
ポジティブなメンタルで発揮される発コミュ
４）New Mammyアンバサダーになり、ご自身のライフスタイルや子育てはどう変化しましたか？
発コミュは，母親のポジティブなメンタルがあってこそ発揮されるとわかりました。
だからこそ、自分にも発コミュ!!
「私は本当によくやってきたんだ」と自分を認めることにためらいがなくなりました。
母親としての過去の自分を許せるようになりました。
子どもの状態が悪くなって落ち込んでも、自分の力で気持ちを盛り上げることができるようになりました。
私は、イライラオーラ、嫌味、皮肉が激減しました。
息子は、暴力を伴う癇癪、困りごとが減り、ニコニコした表情が増えました。
娘も、部屋の整理整頓や簡単なドリル、運動など自分でできることを考え実践しています。
学校に行かなくても発コミュで、子どもは自分の力で成長していく実感があります。
子どもを待ち、信じられるようになりました。
「できる!!」未来を確信させてくれる人
５）New Mammyアンバサダーとして、桜井ともこはどんな人ですか？
「過去の『できなかった』話は必要ない」という言葉が救いになりました。
私はずっと自分を、できないお母さん、ダメなお母さんだと思っていました。
「できなかった」過去から動けなかった私の「最初の2歩」を、桜井さんが動かしてくれました。
私たちにも常に発コミュを実践してくれます。
桜井さんの「いいね!!」が欲しくて、ついつい頑張ってしまいます。
時に厳しいカラメルヒントで、発コミュの原点に戻してくれます。
親子の未来に希望を与えてくれます。
お母さんが変われば、子どもは愛し直せる
６）New Mammyアンバサダーとしての夢はなんですか？
お母さんの子育ての根深いコンプレックスを癒すことです。
“子どもの困りごと”から、ではなく、“過去の劣等感いっぱいのお母さん”から脱出・解放に向けて一緒に飛んで行きたいです。
お母さんが変われば、子どもを何歳からでも愛し直せること、親子関係は創り直せることを私自身が実現して、伝えていきたいです。
執筆者：川上陽子
（New Mammyアンバサダー★）
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