ワーキングメモリが低い発達障害の子への効果的な指示だしとは?

おはようございます!
 
今日から何回か
脳の記憶の話をしようかと思います。
 
勉強が苦手な子は記憶が苦手な子が多いです。
 
記憶にも長期記憶、短期記憶というのがあり
特に短期記憶が弱いことがありますね。
 
 
短期記憶(ワーキングメモリ)は
一時的に頭の中に置いておく記憶のことなんです。
 
 
ワーキングメモリが弱いと
 
・今やっていることを忘れて
 他のことを始めてしまう
 
・何度も同じことを間違えたり
 ケアレスミスが多い
 
・忘れ物が多かったり探せない
 
・一度間違えて覚えると修正が効かない
 
という困りごとがあります。
 
 
ワーキングメモリって
作業机に例えられるのですが
 
作業机そのものが小さかったら
乗せられる道具は少なくなります。
 
広い作業机であっても
机の上がものでごちゃごちゃしていたら
作業スペースがなくなって作業がしにくいですよね。
 
 
つまり、ワーキングメモリは
頭の中が情報でごちゃごちゃしていると
うまく使えなくなるんです。
 
そして、ごちゃごちゃしてくると

わからなくなってイライラもしてきます。

 

怒りっぽい子も
このワーキングメモリが小さいってこと
よくあるんです。
 
 
ワーキングメモリが小さいお子さんには
どうしたらいいかというと
 
ワーキングメモリの容量が
すぐにいっぱいになってしまうので
 
行動始める前から

次々と指示をしないことが大事です。

短く、一つだけ指示すること。

これを意識してやってみてくださいね!

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