怒りっぽい癇癪起こす小学生のポテンシャルとは?

こんばんは!

今日は癇癪について
違う側面から考えてみますね!

癇癪って困り事だけど
どうして癇癪起こしてしまうかというと
すごく感受性が豊かで
敏感に感じ取れる感性があるから
ともいえます。
 
 
すごく敏感だから
いい方向に伸びたら
とても感情豊かな人になるってことです。
 
 
大人も怒りっぽい人いますね。
過去の私もそうなんですが
 
 
怒りっぽい大人は
実はとても楽しい人だったり
情熱家で
感激屋で涙もろかったりしませんか?
 
 
正義感が強くて
曲がったことが大嫌い!
 
 
理想に向かって突き進む

頑張り屋さんではないですか?

なんで頑張り屋さんかというと

不安が強いところもありますね。

「ま、いっか!」って
楽天的にはなりきれないんです。

 
 
理想と現実のギャップに苦しむから
怒ってしまったり
癇癪を起こしてしまうんですよね。
 
 
感情の針の振れ幅は
通常マイナス10からプラス10まで
振れるとしましょう。
 
 
だけども怒りのエネルギー
マイナス50くらいに大きくなるとすると
 
 
その人には
そのぶん同じくらいプラスに
エネルギーが転換される
ポテンシャルがあると考えます。
 
 
あまり感情が動かないなら
あまり怒ることもないけど
そこまで感動して喜んだりすることもない、
というわけです。
 
 
だから、見方を変えたら
癇癪っ子というのも
いいところがあるんです。
 
 
正義感が強くて
理想が高い!
 
 
そして、スイッチ入ったらすごく頑張れる!
それだけすごいエネルギーを秘めてるのですから。
 
 
それだけ嬉しいことや
できる!と自信をつけて
達成感を感じたりしたら
グイーンと伸びる可能性があるんですよね。
 
 
行動って感情とセットです。
 
 
すごく楽しい!嬉しい!って
ワクワクできるから行動が促されます。
 
 
だから癇癪っ子は
エネルギーがある子だと考えて
うまく良いところを
引き出せるといいですよね!
 
 
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私がフルタイムで働いていて
今高2の息子が小3の頃。
帰宅後の大癇癪にすごく困っていたんです。
 
 
敏感だからものすごく疲れやすい。
そして、マイペースで
自分のペースを乱されるのが苦手、
という子です。
 
 
癇癪を起こしていた時は
それに気がつくことな
私も自分のペースを守りたいために
 
 
息子にあれしろこれしろ
矢継ぎ早に指示をして
帰宅後のタスクを早く終わらせなくちゃ!
ってイライラバタバタする毎日でした。
 
 
当然、子どもですから大人と違って
脳の処理速度はゆっくりです。
 
 
大人の私のペースになど
合わせられるわけがなく
大癇癪を起こしていたのですが
 
 

当時は

「なんでこんなにこの子は大変なの!」

 
「これどうにかして!助けて!」
 
 
と、息子に困らせられている
自分のことしか考えられませんでした
 
 
今思うのは、私よりも
もっと困っていたのは実は息子だった、
ということです。
 
 
癇癪は子どもからのSOS
 
 
息子が癇癪を起こしてしまうほど

疲れた状態なのに

 

私が無理やりに
息子を動かそうとしていたから
癇癪を起こしてしまうんです。
 
 
発達凸凹のことなんて
全く知らず、
まさかそんなことがあるとは知らない
無知な時代。
 
 
振り返れば
ものすごく学校で頑張っていて
優等生をしていた息子。
 
 
完璧主義で頑張り屋。
周りから「しっかりしてる」と言われ
大人からはいい評価しか
もらわなかった子です。
 
 
ということは、
外ではありのままの自分で
やりたいように自然にのびのび
過ごしているわけではなかったんでしょう。
 
 
子どもなのに敏感に
周りの期待に応えようとして
ものすごく気を遣って
外で頑張りすぎていたんだ
後で気がつきました。
 
 
きっと我慢もたくさんして
ストレスも溜まっていたんです。
 
 
それが家に帰ってからぐったり疲れて
動けないし、
 
 
疲れ切って家に帰ってきたのに
私にガミガミ言われて
限界でキレて癇癪を起こしていた。
 
 
そのことに気がついたのは、
もうその後、
何年もたった中学生になってから。
 
 
娘の軽度知的障害がわかり
発コミュをはじめてからでした。
 
 
その間、ひたすら息子にあわせ
私は我慢と忍耐の子育てをして
正直息子が嫌いになっていました。
 
 
こっちがひたすら息子の様子を伺って
刺激しないように気を遣って
暮らしていたせいで
私を苦しめる存在でしかなかったんです。
 
 
娘のために発コミュを始めてから
脳の特性
イライラしたり癇癪起こすと理解して、
それから息子にも
発コミュの対応をしてきました。
 
 
今、高校2年生の息子は
癇癪起こしていたエネルギーを転換し

部活にも、勉強にも、課外活動にも

 

どこにでも全力投球で
やる気満々
イキイキ行動する高校生になりました。
 

夜遅くまで活動して帰ってくるので
相当疲れているんでしょうけれど

 

家で癇癪起こすかわり
今は毎日風呂場で
楽しく大熱唱しています(笑)
 
 
きっとこれも彼なりの発散なんでしょう。
歌なら平和なもんです^^
 
 
癇癪起こされると
こちらの胸がえぐられるように
本当に苦しいですよね。
 
 
だから、もし、今
癇癪に苦しんでいる親御さんがいたら
子どもを理解して
適切に対応できたら
スッと癇癪も減らすことができます。
 
 
癇癪は脳の癖になるので
癇癪を起こさないのが一番
 
 
過去の私のように
癇癪を起こしている子を
ネガティブに見てしまって
辛くなっている親御さんに
 
 
子どもの元々持っている資質を
活かしながら
良い方向に転換できることを
お伝えしたいんです。
 
 
2学期といえば
行事もたくさんあるし
勉強も本格的になります。
 
 
友達とも色々あり
発達凸凹の子どもにとっては
疲れることだらけです。
 
 
もし親御さんが
子どものいいところを忘れてしまうほど

癇癪や子どものイライラに
苦しい思いをしているなら

一人で抱えず

ぜひご相談に来てくださいね。
 
 

振り返ればあっという間の
短い子育ての思い出を

 

ネガティブなものから
愉快楽しいもの上書きしてほしいと

願っています!

10月1日(日)の夜20時から

今月は困りごとNO1の
癇癪を起こす子にお困りの方に向け
個別相談の募集を開始します!

 
フライングでご希望があれば
メールに返信してくださいね!
 
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