学習障害の記憶が苦手な子も覚えやすいエピソード記憶とは

おはようございます!
 
 
先日、レクチャーの時だったか
 
「うちの子、とても記憶力が良くて
 何年も前のお出かけでも
 よくこんなの覚えてる!っていうことを
 覚えてるんです!」
 
 
と生徒さんにお聞きしたんです。
 
 
はい!
それ、私も娘でそれ実感あるんです^^
 
 
お勉強の記憶が苦手そうな子が
よく覚えている記憶に
エピソード記憶」というのがあります。
 
 
エピソード記憶は
経験した出来事に関する記憶なんです。
 
 
例えば

「水族館に出かけた」という記憶は

 

お出かけしたこととともに
いつ、誰とどんな出来事を経験したか
といったような
さまざまな情報とくっついているものです。
 
 
水族館でイルカショーを見て
高いところにあるポールにジャンプして
タッチするのをみた!
 
イルカのジャンプ力はすごいなと感激!
◯◯メートルも飛ぶジャンプ力があるんだ!
 
 
というように
体験したこととセットになっているなら
◯◯メートルを覚えられたり
 
すごい!と感激した感情があるから
イルカの体の様子を記憶していて、

頭の上にくぼみがある、
目はこの辺にある

なんて

細かいところを見て覚えていたりします。
 
 
あるいは
 
あの時、
すごく寒くてショーを見るのが大変だった。
 
ショーを見ながらココアを飲んで
温かいものを飲むと体があったまった。
ココアから湯気が出ていて
メガネが曇ったなあ
 
 
といったような経験とともに
周囲の状況、気温も感じていたり
体の変化に気づいたりします。
 
 
そこから、
学校で水の温まり方の理論を習った時
こんな実体験の記憶を引っ張り出してきて
 
 
学んだことと
実体験をくっつけることができたら
理論も覚えやすくなります
 
 
先日もお話ししましたが
記憶に残すには
感情とセットにするという話をしました。
 
 
お勉強が苦手な子も
理論に取り掛かりやすくするには
 
知ってる!
わかる!
 

というポジティブな記憶から導入すること

 

実体験を増やして楽しい記憶を増やし
脳の記憶容量を伸ばすことを
この週末にでもやってみてくださいね!
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