もう宿題を後回しにしない!発達障害で勉強嫌い・苦手な子どもを導く3ステップ

学校から帰ってきてすぐに宿題をやればいいのに、後回しにするお子さんはいませんか?発達障害で勉強嫌い・苦手な子どもの様子にイライラしてしまいますよね。宿題を後回しにしがちな娘が、夜のうちにできるようになった3ステップの対応をお伝えしますね!
 
 

発達障害で勉強嫌い・苦手な子どもが宿題を後回しにしていませんか?

 
 
帰ったらすぐにゲームやテレビに夢中で、
ギリギリにならないと宿題を始めない。
 
 
そんなマイペースな子どもについつい口うるさく言ってしまって、親子バトルになっていませんか?
 
 
我が家には小学2年生の発達凸凹がある娘がいます。
 
 
娘は勉強嫌い・苦手なため、宿題をどうしても後回しにしてしまいます。
 
 
家に帰ってまず録画していた好きな番組を見てしまい、そのまま動かなくなってしまうのです。
 
 
 
 
宿題を後回しにしているうちに夜になってしまい、そのうちまた見たいテレビを見てしまう。
 
 
「宿題は?」と声をかけると
 
 
「うるさい!わかってる!」と怒りながら言われてしまう。
 
 
そのうち眠くなり宿題どころではなくなってしまい、「だから言ったのに…」なんて私もイライラしてしまうことがよくありました。
 
 
結局、朝になってあわててやってしまうことも多く、時間に終わらず親子で焦ってしまうことも頻繁にありました。
 
 
これでは私もイライラするし、朝になって子どもも焦るので困っていました。
 
 
親子でこのような状態だとますます子どもが勉強嫌い・苦手になってしまいますよね。
 
 
では、なぜ発達障害の子どもはギリギリまで宿題をやらないのでしょうか?その理由を次でお伝えしますね。

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発達障害の子どもが宿題を後回しにしてしまう理由とは?

 
 
発達障害の子どもは、どうして宿題を後回しにしてしまうのでしょうか?それには脳の特性が関係しています。
 
 

見通しが立ちにくい

 
 
発達障害の子どもは見通しが立ちにくいという特徴があります。
 
 
時間感覚も弱いために寝るまでに残っている時間とやるべきことにかかる時間についても予測が付きにくいのです。
 
 
そのため、何から先にやったらいいのか優先順位も分からないまま長い時間がたってしまうことが多いのです。
 
 
 
 

やりたいことがあると気持ちを抑えられない

 
 
発達障害、特に注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもは、脳の特性で衝動性があり、今やりたいとおもってしまうとどうしても我慢ができないときがあります。
 
 
やりたい!と思ったら、やるまでは気が済まないのです。
 
 
これはわがままという訳ではなく、脳の特性なので、本人も気持ちを抑えられないのです。
 
 
発達障害の子どもはこのように脳の特性があるので、なかなか先に宿題を済ませるということができないのです。
 
 
そこで、宿題を後回しにしてしまう子どもへの対応でうまくいった方法をお伝えします。
 
 

宿題を後回しにしない対応3ステップ

 
 
宿題を後回しにしないで先にやるようになった対応とはどんな方法なのかお伝えしますね!
 
 

帰宅時に笑顔で迎え話を聞く

 
 
子どもが学校から帰って一番最初にすることは笑顔で「お帰り」と迎え、お菓子でも食べながら子どもの話をゆっくり聞くことです。
 
 
まずは子どもの話をしっかり聞くことで子どもにとってはしっかりお母さんが認めてくれた気持ちになり心が満たされます
 
 
子どもの心が満たされると、お母さんの話を聞ける準備ができるのです。
 
 

先に宿題ができた時のメリットを提示する

 
 
一緒にお菓子でも食べゆっくり子どもの話を聞きながら、先に宿題をしたときのご褒美を設定してあげます。
 
 
例えば、娘はある習い事に通っていますが、習い事に行く前に学校の宿題を終わらせたいときなどは
 
「4時まで学校の宿題が終わったら、まだ外が明るいから歩きじゃなく自転車で習い事にいけるよ」
 
と声かけします。
 
 
娘は自転車に乗るのが大好きなので、出かける前に宿題を終えれば自転車で習い事に行けるというのがご褒美になります。
 
 
これで早く宿題を終わらせる意識がでて、やる気を出して宿題に取り組むようになります。
 
 
終わったら
 
「さすが!先に宿題終わらせることができるなんてえらいね!夜もゆっくりできるね!」
 
と褒めます。
 
 
こんな風に子どもにこれができたらメリットがあると提示することが行動を促します。
 
 

行動を選ばせる

 
 
もし、それでも宿題をはじめられないようなら
 
 
「今すぐに宿題ができたら、帰りにお買い物に行けるよ。」
 
「それとも、先に10分だけゲームをやってから宿題やる?」
 
 
このように本人に2択で行動を選ばせます
 
 
宿題は、「今やる」または「10分後にやる」のどちらかです。
 
 
このどちらかを選んでも、結局早めに宿題は終わらせられます
 
 
これはいずれを選んでも宿題を早めに終わらせることができますし、子ども自身が選んだことなのでうまく進むことが多いです。
 
 
そして、子どもが自分で選んだ行動で宿題を早めに終わらせられたら、しっかり褒めてあげましょうね!
 
 
子どもがこの成功体験を積み重ねると行動が自然に促され、段々と自分から先に宿題をやることができるようになるのです。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
宿題を後回しにしていたのが、夜のうちに宿題ができるようになった私の経験をお話しました。
 
 
子どもへの対応はその時々で毎回はうまくいかないかもしれません。しかし、その子にあったやり方がきっとあると思います。
 
 
いろいろ試してお子さんにあった対応を見つけてみてくださいね。
 
 
私の経験が少しでも皆さんの楽しい子育ての参考になると嬉しいです。
 
 
 
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