自閉スペクトラム症の子どもの不安を放置してはいけない理由

 

メリークリスマス!

 

みなさんのおうちには
サンタさんが来ましたか?(^^)

 

我が家のサンタさんは、
最近音楽を聴くことに凝っている娘に
音楽プレイヤーを持ってきてくれました!
 
 
実は
今年はサンタさんが来てくれないかも

不安を持っていた娘です。

 

何度も何度も

「サンタさんくるかな。
私、反抗したから来ないんじゃない?」

と、聞いてきていたんです。
 
こんなふうに
何度も同じことを聞いてくる子

不安が強い子です。

 

お子さんは
不安が強い子ではありませんか?

もしお子さんが不安が強い子なら
この後の文章を
最後までよくお読みになってくださいね!

 
 
「不安」「恐怖」の違いを
ご存知ですか?
 
 
医学的には、
「不安症」もあれば
「恐怖症」もあります。
 
 
似ているようで、
ちょっと違うものなのです。
 
 
恐怖とは、
対象が明確なものに対する
恐れの感情です。
 
 
狭いところが嫌いな閉所恐怖症とか、
高いところが嫌いな高所恐怖症とか。
 
 
一方、医学的には
不安とは、
ばく然とした対象に対する
怖さや不快感を指します。
 
 

「なんか分からないけど怖い」

「なんか分からないけど嫌だ」
 
 
こんな風に、
理由をはっきりと言えない恐怖心は、
「不安」のあらわれです。
 
 
自閉症スペクトラム傾向があるお子さんは
不安が合併しやすく
不登校などの原因の1つになっている
ように思います。
 
 
冬休み明けは
不安が高まりやすい時期なのですが
 
「不安」の特性は
後々、メンタル症状へ進みやすい
ありますので
 
 

不安は放置しない方がいい!

 

早めの対応が鉄則!

なんです。

 
 
なぜ不安を放っておいては
いけないのか?
というと、
 
 
それは
不安と恐怖の違い
関係しています。
 
 
恐怖は、
動物として
危険なものから遠ざかるための
防衛システムの一種です。
 
 
つまり、恐怖というのは
私たちに必要なメカニズムです。
 
 
ところが、不安は
簡単にいうと
間違って誇張されてしまった恐怖感
と言い換えることができます。
 
 
つまり、不安を感じることは
悪いことではないのですが、
 
 
不安は
誇張されてしまう性質があるので、
 
 
現実には恐怖はないのに、
大きな不安感に襲われてしまう
ことがあるのです。
 
 
例えば、
広いところに出るのが不安だから
外出ができないとか、
パニックが起きるなど、
実際の行動が制限されてしまうことが
あります。
 
 
このとき、
広いところが本当に危険か?
というと、
実際は大丈夫なこともありますよね。
 
 
つまり、事実とは関係なく
不安がどんどん膨らんでしまう
可能性があるので、
 
 
パニックや外出不安に
つながりやすくなってしまうのです。
 
 
しかし、
不安がどのくらい大きいのか?は、
他の人には伝わりにくい!
 
 
ここが難しいのです。
 
 

全然こわくなんてないよ!

何がそんなに不安なの?

 

ママがそんな風に感じても
不思議ではありません。
 
 
ですから、
つい荒療治をして
「慣れれば大丈夫」
と思ってしまうことがよくあります。
 
 
しかし、
こういったお子さんに
 
 
外出するように言えば言うほど
不安が高まってしまうかもしれません。
 
 
「そんなんじゃ、
 社会ではやっていけないよ!」
 
 
と、言えば言うほど
社会に対する不安がさらに高まってしまう
かもしれません。
 
 
つまり、
不安が高いお子さん
孤立したり、
引きこもったり、
不登校になるリスクが高いのです。
 
 
だからこそ、
自閉傾向があるお子さんに対して、
不安が膨らまない
お子さんへの話し方
とっても大切です!
 
  
不登校になってから、ではなく
予防するために
親子のコミュニケーションを
見直すことがポイントなのです!
 
 

お子さんとのコミュニケーションを
どのように見直したらいいかというと
感情を共感し合う会話をすることです。

忙しいワーママは口を開けば
あれした?
これした?
とやってるかどうかの確認だったり

あれして!これして!
といった指示だしや
日々の業務連絡ばかり
になっていませんか?

これでは感情を共感し合う会話にはならないんです。

自分ができないと信用してくれず
確認ばかりしてる人や

自分にに命令ばかりする人と
話したいとは思わないですよね。

お子さんがお母さんに話したいな!
という気持ちになるには
お子さんが話してきたことに

「いいね!お母さんもおんなじ!」
同意共感してあげること

気持ちをわかってもらえたら
また話したい!って思いますね。

お母さんとのコミュニケーションが
外にも広がることになります。

まずはお子さんとお母さんとのコミュニケーションを
豊かにすることをやってみてくださいね!

 
 
タイトルとURLをコピーしました