障害を受け入れられない私がそれでも前に進み続けた想い

 

我が家の娘は小学校1年生の時に
勉強について行けないことが発覚し

発達検査を受けて
軽度知的障害のIQだとわかったので

特別支援学級に2年生から
転籍しています。

転籍の判断は
私にとって決して
簡単なものではありませんでした。

支援級に転籍する、というと
「世間体」というものが
私の思考に出てくるのですね。

 

普通級にいられるならそのままの方が
障害があることを
世間にさらさなくていい
隠していられる

普通でいたい

普通が良かった

これまでいた世界が
遠のいていく疎外感

自分たちだけ
人の輪から離れていくような

何ともいえない孤独感

私の何が悪かったのか
何でうちの娘なのか


たくさん泣いた

ドン底の気持ちを味わったし

自分の心の奥に
見ないふりして隠し持っていた

 
障害に対する偏見にも
向き合うことになり

自分で自分にゲンナリしたし

「自分の子どもに知的障害がある」
と、いう事実は
到底受け入れられないものでした。

一つだけ強い想いは

障害があろうがなかろうが
目の前にいる娘は

かわいい娘に違いない。

娘に幸せになってほしいということ。

この願いは
親であれば皆一緒かと思います。

どうなれば娘は幸せになるのか
そのことを考えました。

そして、
その軸に沿って行動したんです。

結果、娘が成長する様子を見て
障害があっても


きっと幸せになれる

私も子育てを楽しめる

少しづつ前向きな気持ちになり
自分の選択に対する自信も
感じられるようになりました。

こんな思いは
当事者にならないとわからないものです。

私と同じように
苦しい気持ちでいる方へ

何かヒントになれば、と
発信する決意を固めたんです。

今日、最後にご紹介する記事は、
娘の障害がわかってから
なにもわからない状態から行動して

2年生の時に支援級に転籍させた
私の経験を書いたものです。

支援級に転籍させる決意をし
発コミュを習い
時を経て、

娘に成長を感じられてから
ようやく書けたものです。

これを書くまでに、
自分の気持ちを表に
出せるようになるには時間が必要でした。

転籍の判断を後押しした、
児童精神科医の杉山登志郎先生の本から
どんなことが響いたかを書いています。

支援級転籍に悩む方に
何かヒントがあるかもしれません。


記事リンクを貼りました。
よかったら読んでみてくださいね!

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