学校行事が1年で一番多い2学期。ちゃんと参加できるの?という心配事はありませんか?我が子に自信をつけて学校行事へのがんばり度がアップする家族みんなでほめ作戦が効果的です!
【目次】
1.2学期の学校行事は自信をつける絶好のチャンス
秋めいてきて過ごしやすい時期になってきました。
2学期が始まり、お子さんの様子はいかがでしょうか?
1年で一番長い学期ですし、行事も多いですよね。
運動会やマラソン大会、音楽会に向けての練習などで、お子さんは少しお疲れがたまる時期でもあります。
発達障害やグレーゾーンの子どもは、もともと運動が得意ではなかったり、 身体を動かすことは苦手だったりする子もいます。
今の時期、こんなタイプのお子さんは、いつも以上に頑張りが必要になります。
なぜかというと、
・運動会練習などで集団に合わせて行動することが増える
・タイミングよく指示された場所へ移動するなど、考えて行動しなければいけないことが増える
からです。
いつも頑張っている子どもたち、ぜひママから「ごほうび」をあげてほしい!と思い、ひとつご提案します。
2.脳が成長するポジティブな声掛けで行動力がアップ
ごほうびってものやお金だって思っている方、いませんか?
実は、「ほめる」とか「子どもと一緒の時間を過ごす」といった行動も、子どもにとってはごほうびの1つなんです!
褒めることで親子の信頼関係が強くなります。
ママやパパが自分のことを認めてくれている、ママが笑顔で褒めてくれている、そんな安心感を得ることが 子どもにとっては何よりも幸せながんばる力になります。
その力が学校でも発揮されれば、運動会や行事を頑張ろうという気持ちにつながります。
運動することや活動すること自体は脳の発達にもとても良いのです。
褒められて自信をつけ行動力が増したお子さんの学校行事での活躍がさらに楽しみになりますね。
3.ママにも特典あり!家族みんなの笑顔を引き出す簡単ほめテク
褒めるのはわかったけど、いざ褒めようとするとどんな風に?とわからなくなったり、わざとらしくなりそうでできない、 という気持ちもあると思います。
そんな時には「ほめほめゲーム」! ゲームスタイルにして、取り入れやすくしてみました。
先日、子どもたちとドライブしていた時に思いついた私のオリジナルのゲームです。
やり方は簡単。
まずママが、子どもたちにクイズをだします。
「ママが一番言われて嬉しいほめ言葉ってなんでしょう〜?」
すると子どもたちが口々に
「ママかわいいね!」
「ママ大好きだよ〜」
「ママいつもご飯作ってくれてありがとう」
な〜んて言ってくれるわけです。
正解を決めるのはママなので、「うーん、おしい!」とか「あと一息!」とか言いながら、 ほめられる時間を引き延ばしちゃってください笑
もう、心置きなくほめられたわ〜、って思ったら「は〜い、正解♪」とゲーム終了です。
え?これってママが得してるじゃないかって?
はい、その通りです!(笑)
まずはママが満たしてもらうのが大事。ママがお手本になるんです。
そのあと「じゃあ、〇〇くんの番ね」と言って、今度はお子さんにほめほめしてください。
パパが参戦してくれてもOK!
ゲームとはいえ、パパにほめられるって、なんだかくすぐったくてうれしいんですよね。
これを家族全員で満喫したわが家。なんかね、もうめちゃめちゃ しあわせ〜〜〜でしたよ。
実際にやってみてくださったママからは「ほめ言葉のバリエーションがあまりにもないことに気がつきました!」 という声もいただいています。
家族の「ほめ力」をUPさせるのにもいいゲームですね。
家事の合間に読める!育児の困りごとを解決してママがラクになる秘訣
執筆者:森博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)