不器用さだけが原因じゃない!発達障害の幼児がスプーンを上手に使えるようになった食事中のコミュニケーションの工夫とは

 

子どもが2~3歳になっても上手くスプーンが使えないと、悩んだり焦ったりする事はありませんか?練習に行き詰ってしまう発達障害の子のママに、お伝えしたい効果的なコミュニケーション方法があります。幼児期の発達をグンと加速させましょう!
 

【目次】

1.ママがいろいろ試しても上手く行かないスプーン練習
2.なぜ、発達障害の子どもはスプーンの練習をしても上達しないのか?
3.効果的なコミュニケーションを使って幼児期のスプーンを上手に発達させる方法!

 
 

1.ママがいろいろ試しても上手く行かないスプーン練習

 
 
発達障害の子の食事での困りごとを抱えているお母さんは、意外と多いのではないでしょうか?
 
 
偏食や食べムラ遊び食べスプーンや箸を上手に使えない。食事の悩みは尽きないと言っても過言ではありません。
 
 
特に、発達障害を抱えたお子さんだと、コミュニケーションが上手く取りづらい事も、より困りごとになりやすいですよね。
 
 
幼児ですと何がイヤなのかが分からず、お母さんも途方に暮れて疲弊する。 そのような事も、これまでにあったのではないでしょうか。
 
 
かくいう私も、子どもがスプーンを上手に使えなくて悩むお母さんの一人でした。
 
 
スプーンやお箸の種類を変えてみたり、お母さんがスプーンのお手本を見せてあげたり、一緒に手を添えたりなど、色々試しても上手く行かなかったのです。
 
 
 
 
それどころか、練習するほど不機嫌になったり、癇癪を起こし、手を振りほどかれたりで、心折れてきたことも数知れず…。親も子も、やる気がどんどん無くなっていきました。
 
 
なぜ発達障害の子は、スプーンやお箸を上手く使えない子が多いのでしょう?
 
 
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2.なぜ、発達障害の子どもはスプーンの練習をしても上達しないのか?

 
 
実は、発達障害の子には、感覚過敏を持っている子が多いのです。
 
 
感覚過敏は、主に「聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚」の五感があるのですが、これらが過度に刺激を感じて、苦痛や不快感が生じてしまうのです。
 
 
幼児期は特に脳の成長期。まだまだ発達が未熟なので、脳の「感覚」の部分の発達が充分ではないと感覚過敏になりやすいのです。
 
 
我が子の場合、触覚の過敏さからとても不快感を抱えるタイプの子どもだったのです!
 
 
この苦痛や不快感には、実は脳の発達にもデメリットがあります。
 
 
まず、苦痛や不快感が原因で、本人も脳でイライラや興奮状態が生じやすくなります。
 
 
そして、興奮状態になると「脳で考えがあまり働かない」と言う状況が引き起こされます。
 
 
「考える」と言う行為は、脳が活発に働いている状態です。
 
 
この脳を活発に働かせるためにとても重要と言われているのが「酸素」です。
 
 
脳がとてもよく働いて活性化している時、酸素もよく使われている事になります。
 
 
この「酸素」は、毛細血管から各細胞へ送り込まれます。
 
 
酸素があまり消費されない時、毛細血管から脳細胞へ酸素が送られる事も少ないので、「脳血流」ばかりが増えます。
 
 
そして、血流が上がると、興奮しやすくなったり、さらなるパニック状態へと繋がりやすくなります。
 
 
これは、
 
 
興奮状態
脳が働かない
脳の酸素が消費されない
血流があがる
興奮状態
 
 
の無限ループです。
 
 
 
 
つまり、感覚過敏で興奮状態になると、「脳の働き」も下がってしまうのです。
 
 
これだと、子どもの大きな成長の伸びには繋がりません。
 
 
 
 
逆を言えば、子どもの気持ちがいつも落ち着いていればいるほど、日常で脳への刺激をしっかり受け取り、脳をよく働かせる状況が整っていると言えます。
 
 
いかに、癇癪や興奮状態を避けて、脳に働きかけるかが、重要になっていきます。
 
 
今回は、ママとのコミュニケーションを上手に活用して、幼児期のスプーンを発達させる方法があるので、ご紹介したいと思います!
 
 
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3.効果的なコミュニケーションを使って幼児期のスプーンを上手に発達させる方法!

 
 
発達障害の子でスプーンやお箸を上手く使えない時の練習に最適なのは、ズバリ、笑顔とジェスチャーでのコミュニケーション方法です!
 
 
具体的にお伝えすると、
 
 
・子どもに笑顔で接する
 
 
・ジェスチャーを入れながら、子どもを褒める
 
 
この2つの方法です。
 
 
お家の食事風景を思い返して見てほしいのですが、子どもにご飯を食べさせている時、お母さんの顔は笑顔でしょうか?
 
 
夕方の慌ただしい時間帯、意外とイライラしながら、食事時間を過ごす事は多くないでしょうか。
 
 
幼児期の発達段階は、視覚優位という「目から入る情報を理解しやすい」特徴があります。
 
 
子どもは、笑顔ジェスチャーを使ったコミュニケーションが大好きなのです!
 
 
 
 
子どもに顔を近づけてニッコリ笑顔
 
 
「お座りできてエライね。どれから食べるのかなー」
 
 
と楽しそうに話しかけてみてください。
 
 
「野菜たべられたー!上手!」
 
 
グッドサイン拍手をしたり、できた事を褒めてあげれば良いのです。
 
 
発達障害のある我が子に、このコミュニケーションを試してみました。
 
 
すると、10日ぐらいすると自分で食べる量が増えて、スプーンの困りごとがグッと減ったのです!
 
 
もしよかったら、10日間騙されたと思って、試してみませんか?
 
 
そんな事で?と思われるかもしれませんが、徹底的にやってみると、我が家では変化が起きました!
 
 
笑顔とジェスチャーで、子どもの発達を、グーンと促しましょう!
 
 
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♡小冊子のご感想
初級・中級・上級と分かれているだけでなく、基礎と発展バージョンもあり、色々な問題があって面白かったです。難しい問題もありましたが、ヒントを出しながら進めることで、子どもが嫌がることなくトレーニングできました。簡単な問題は、タイムレースで競いながらやると盛り上がりました!気軽にトレーニングできるのでオススメです!
 
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執筆者:さとうゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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