グレーゾーン 発達障害 親野智可等先生

子どもの算数嫌いにどう対応?親野智可等先生の「算数ができる子になる魔法のことば」

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漫画「ドラゴン桜」の指南役として有名な親野智可等先生。今回は書籍「算数ができる子になる魔法のことば」を取り上げ、苦手なことが多い発達凹凸の子どもへの対応を考えていきます。
 

【目次】

 

1.お母さんの声かけが子どもを算数好きにする!?

 
 
漫画「ドラゴン桜」の指南役として有名な親野智可等先生。親野先生は子どもを伸ばす親の対応から楽しく勉強する方法まで様々なテーマで書籍を書かれています。
 
 
その中でも今回は書籍「算数ができる子になる魔法のことば」を取り上げ、発達凹凸の子育てで大事にしたいことを考えていきたいと思います。
 
 
算数は「嫌い」「苦手」と答える子どもが一番多い教科です。そこで親野先生は子どもの算数嫌い対策には、家庭での2つの対応が大切であると考えていらっしゃいます。
 
 
1つ目は子どもからやる気を引き出す「ことばの工夫」、2つ目は子どもに算数の力をつけていくための「方法の工夫」です。
 
 
ここでは、「ことばの工夫」について取り上げていきます。
 
 
皆さんは算数の学習に取り組んでいる子どもに
 
 
「前に教えたでしょ?なんで分からないの?」
 
「丁寧に数えなきゃダメでしょう!」
 
「よく問題を読みなさい!」
 
「もっとちゃんと数えなさい!」
 
 
なんて声かけはしていませんか?
 
 
実はこれ、すべて子どもの行動を否定していることばなんです。
 
 
子どもは否定的なことばを言われると当然嫌な気持ちになります。すると子どもの中で「算数=嫌なもの」というネガティブなイメージが定着してしまいます。
 
 
つまりお母さんの否定的なことばかけが算数嫌いを作ってしまうことになるんです。
 
 
じゃあ子どもを算数好きにするにはどうすればいいのか?
 
 
それは子どもが算数の学習に取り組んでいる時に「とりあえず褒める」ことを意識すればいいんです。
 
 
と言っても、「うちの子算数が本当に苦手で褒めるところなんてない!」なんてお母さんも多いかもしれませんね。
 
 
実はどんなに算数が苦手な子どもにも、褒めるところはちゃんとあるんです。
 
 
例えば
 
 
「筆算がきれいに見やすく書けているね」
 
「正三角形と二等辺三角形がしっかり書き分けられているね」
 
「問題番号をきちんと書けたね」
 
 
などです。
 
 
「こんな小さなことでいいの!?」と驚かれるかもしれませんが、この褒めが子どもを「勉強って楽しい!算数って楽しい!」というポジティブな気持ちにさせてくれるんです。
 
 
また、間違いを指摘する時も、まずは「よく式を書けたね」などとできている部分を最初に褒めてあげることで、子どものやる気を引き出すことができますよ。
 
 
 
 

2.発達凹凸必見!算数へのモチベーションアップの方法

 
 
書籍「算数ができる子になる魔法のことば」の中では、子どもがスムーズに算数の学習に取り組むための様々な「方法の工夫」が紹介されています。今回はその中でも特に発達凹凸の子どもにオススメの方法を3つ紹介します。
 
 

◆勉強する道具を出してあげる

 
 
まず1つ目は学校から帰ってきたら、宿題と道具を机に出しておいてあげることです。
 
 
学校から帰ってくると宿題の存在を忘れてずっと遊んでいる…こんなことはありませんか?
 
 
発達障害の子どもは、ワーキングメモリと言う脳の作業記憶の容量が少ないことから見通しを立てて行動することが苦手です。そのため「宿題をやらないといけない」と意識させるためには、目につくところに宿題と道具を出しておくことが必要なのです。
 
 
 
 

◆とりあえず1問方式

 
 
何回も「宿題をやりなさい!」と言っているのになかなか取り組まない…これは多くのお母さんが持つ悩みですよね。
 
 
実は発達障害の子どもは脳の発達が未熟なため、苦手なことに取り組む時には大人の何倍ものエネルギーを必要とします。つまり、苦手なことに取り組ませる時にはエンジンがかかりやすいように工夫してあげることが大事なんです。
 
 
そこでぐっとハードルを下げて「とりあえず1問だけやってみようか」と声かけをすると、子どもは「これくらいならできそう」と宿題に取り掛かりやすくなります。さらに1問だけでもやると全体の見通しがつくため、本格的にやるときにスムーズに進みやすいと言う効果もあります。
 
 

◆カラフル花マルで褒める

 
 
これはお家で丸つけが必要な場合に使える方法です。
 
 
発達障害の子どもは視覚優位と言って、目から情報を取り入れるのが得意な傾向があります。そのため、パッと見てわかるようにカラフルに花マルをつけてあげることでポジティブな印象を強く残してあげることができるんです。
 
 
算数が苦手な子どもからやる気を引き出す方法はたくさんあるんですね!
 
 
 
 

3.苦手なことが多い発達凹凸の対応法

 
 
この書籍では算数に焦点を当てた対応が書かれていますが、実は色々なことに応用ができます。
 
 
 
発達障害の子どもは脳の発達が未熟なため、苦手なことやできないことがたくさんあります。
 
 
不器用で字や絵がきれいに書けない、じっとしているのが苦手ですぐにそわそわしてしまう…これらは本人にもコントロールが難しいものです。そのためどれだけ叱ってもできるようにはなりません。
 
 
じゃあどうすればいいのか?それは親野先生がおっしゃる「ことばの工夫」でもお話しした様に「できていないところに注目しないで、できているところを褒めてあげる」ことが必要なんです。
 
 
どれだけノートの字が汚くても「ちゃんとノート書いてえらいじゃん!」「この漢字、難しいのによく書けたね!」と褒めてあげる。
 
 
授業参観中そわそわしていても「ちゃんと椅子に座れてたね」「ちゃんと静かにできてたね」とお家で褒めてあげる。
 
 
こんな風にできて当たり前だと思われがちな部分をきちんと褒めてあげてほしいんです。
 
 
こうやって褒めていると、子どもに自信がつきやる気が出てくるため、できることがどんどん増えていきます。
 
 
発達凹凸の子どもの苦手には「できているところをきちんと褒めてあげる」ことが一番必要なんですよ。
 
 
 
 

4.聞くだけで、発達凸凹キッズの子育て上手になる!親野智可等先生の講演会

 
 
パステル総研では、そんな親野先生をお招きして講演会を開催することになりました!
 
 
親野先生のお話には発達凹凸の子どもを伸ばすヒントがたくさんです。書籍を読むのももちろんいいですが、実際に話を聞くと何倍もの学びを得ることができますよ。ぜひ、講演会にも参加してくださいね。
 
 
残席わずかとなっております。お早めにお申し込みください!
 
 
「親の気持ちが楽になれば子どもが幸せになる親力講座」
 
 
▶︎日時
9月14日(土)13:30〜15:30
 
▶︎場所
アルカディア市ケ谷 私学会館
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目2−25
https://www.arcadia-jp.org/access/
 
▶︎費用:無料
 
 
今回の講演会では、あの人気トレーナーや総研記事でお馴染みのあのリサーチャーも参加予定です。ぜひ、交流してみてくださいね。
 
 
ぜひワクワクを体感しにきてください!みなさんにお会いできることを楽しみにしております。
 
 
▼▼お申し込みはこちらから▼▼
 
 
 
 
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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