自信が欲しいママと子どもの気持ちが一気に爆上げするダイアリー活用術!

 

癇癪持ちの子どもがいると子どももママもそれに振り回されてしまって、自己嫌悪に陥ってしまいますよね。暴言が暴言を呼び、子どももママも同じように傷つき自信がなくなります。今回はダイアリーを活用することでその気持ちに歯止めをかけてみませんか?
 

【目次】

1.傷つけあいすれ違う親子関係を断ちたい!

 
 
癇癪・グズリは、わが子は「可愛くて大好きで絶対的な存在である」という揺るがないママの気持ちを真っ黒な感情で塗りつぶしてしまいます。
 
 
かつて私も、娘の癇癪に悩まされた暗黒時代がありました。
 
 
子どもの癇癪に巻き込まれ、イライラし、全然堪えられずに一緒に癇癪を起こしてしまい、そして後から反省する、ということがよくありました。
 
 
小さい頃は、ただただ「やだ!」と泣き叫ぶだけだった癇癪も、5歳を過ぎれば言葉が達者になり、ママのメンタルをえぐるような言葉遣いをすることも…
 
 
ママはもちろん、子どもだって自分の言葉を聴いてる。
 
 
子どもだって、嫌なことを言いながら傷ついている。
 
 
 
 
だけれども、やめられない、止まらない。
 
 
自分ではどうすることもできない。
 
 
そうしたら、子どももママも一緒にネガティブな暗い感情に飲み込まれてしまいます。
 
 
子どもにもママにも、その根っこに自信のなさがあると、ちょっとした行き違いや歯車がかみ合わないことがきっかけで、すぐに苦しい負のループに陥ってしまいます。
 
 
その負のループを断ち切るためにはやはり脳の発達を加速させることが必要になってくるのです。
 
 
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2.良い記憶はお母さんが留めることができる!

 
 
癇癪持ちで発達障害・グレーゾーンや繊細さを併せ持ったお子さんは、普通に生活をしているだけでは良い記憶が脳内には残りません。
 
 
全く残らないわけではありませんが残りにくい特性があります。
 
 
むしろそれよりも悪い記憶がバンバン残ってしまうという特性が強くあります。
 
 
ママは
 
 
「いいね!」
 
「できてるね!」
 
「すごいじゃん!」
 
 
と褒めているのに、あまりその褒めが伝わっていないと感じることはありませんか?
 
 
または、
 
 
「大丈夫だよ!」
 
「やればできるよ!」
 
「練習してみよう!」
 
 
と何度励ましても自信に繋がらないということはありませんか?
 
 
情報処理の仕方に偏りがある発達障害・グレーゾーンや繊細な特性をお持ちのお子さんの脳内のネガティブな感情は、一筋縄ではいかないのです。
 
 
しかし、ネガティブ感情に翻弄されないためには、良い行いを体感したその時に記憶に残していくことがとても重要になってきます。
 
 
良い行いをして褒められて、その記憶が脳内に残るというプロセスを何度も繰り返すことで、「やればできる!」という成功体験の思考回路を育ててあげることができるんです。
 
 
 
 
その成功体験を、エピソードの形で記憶すると、ただ「できた」という事実だけではなく、その時の感情や状況を一緒に記憶しておくことができるので、忘れずに自信貯金をしていくことができます。
 
 
そうすることでやればできるの思考回路が太くなっていき、他の場面でもその思考が働きやすくなるというメカニズムです。
 
 
毎日1つでも成功体験を積むと年間で365回分の自信貯金が出来ます。
 
 
それだけの数を貯金出来るのはいつも一緒にいるママです。
 
 
しかもお家でできるという手軽さ。
 
 
今日も怒ってばかりだった…、1つも褒めてあげられなかった…、と嘆くママに是非やってみて欲しいと思います!
 
 
その記録の方法が「ヒーローズダイアリー」です。使い方については次で説明していきますね。
 
 
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3.ヒーローズダイアリーが親子の自信を回復する!

 
 
癇癪を起こすお子さんの根っこには元々の自信のなさがあります。
 
 
その状態では不安や心配な気持ちの方が強いので、無理はさせず、
 
 
「無理!って思うんだね」
 
「心配なんだね」
 
 
とその時の気持ちを一旦受け取っていきます。
 
 
その上で、他の場面で少しずつ
 
 
「できた!」
 
「うまくいった!」
 
「楽しかった!」
 
 
という成功体験を積んであげるようにしましょう。
 
 
その方がやればできた!という思考回路が上手くつくれるようになります。
 
 
そして、その成功体験を子どもに最も伝わる形で、子どもの褒めポイントである行動の”良き”を記録に残していくのに活用するのが「ヒーローズダイアリー」です!
 
 
大まかに言うと、
 
 
・できたこと
 
・できた理由
 
・その行動についてママの感想
 
 
の3つを柱に記録に残していきます。
 
 
 
 
1日3行の記録を毎日残すことで、ママがお子さんの良いところ探しをできるようになります。
 
 
また、なぜそれができたかの理由を書くことで子どもがなぜ褒められたかがハッキリと分かります。
 
 
わたしやぼくの行動でママがこんなに、
 
 
喜んでくれた!
 
褒めてくれた!
 
 
という経験があると、子どもの自己効力感がグンと上がるんです!
 
 
これを続けていくと、子どもが自分で自分を褒められるようになったり、ママも自分の良いところ探しをするようになります。
 
 
物事をポジティブに捉えられるような目線に親子で変わっていくことができるのです。
 
 
結果、子どもの困りごとを解決したいと思って取り組んでいたのに、子どももママもポジティブ思考になり自信いっぱいの親子になれるというたくさんのおまけつきです!
 
 
早速、試してみてくださいね!
 
 
 
 
 
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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