一方的に自分の好きなことを話し続ける、聞かないと癇癪をおこす、そんな発達障害グレーゾーンのお子さんの様子はみられませんか?簡単に言葉のキャッチボールができる方法をお伝えします。
【目次】
1.子どもの一方的な会話に振り回されていませんか?
お子さんが、
・一方的に自分の好きなことだけを話す
・「待って」と言ってもお構いなしに永遠と話し続ける
・聞かないと怒り出す
こんな様子はありませんか?
毎日忙しいママは、大好きな子どもとの会話の時間も大事だけれど、こんな一歩通行な関わりを繰り返されると参ってしまいますよね。

特に発達障害グレーゾーンの子どもはママ見て!分かって!という気持ちを言葉で適切に表現することが上手ではないのでとにかく自分を理解してほしい!とどんどん話を止められなくなっていきます。
自分から関わりたい、自分のコトを知って欲しい、と思うのは子どもの成長なので喜ばしいけれどあまりにも一方的だと心配になりますよね。
そこで、発達障害グレーゾーンの子どもが一方的なコミュニケーションをとってしまう原因と対応をお伝えしますね。
2.発達障害グレーゾーンの子どもが一方的に話してしまうワケ。
『過集中』という言葉を聞いたことはありますか?
集中しすぎて周りの状況が見えず極端な場合寝食すら忘れてしまうほど集中することを言います。
一般的に過集中は物事に集中するというイメージですが周りにお構いなくずっと喋り続けるのも過集中の一種です。
脳のエンジンをずっとふかし続けているため、ふっと集中が切れるとぐったりと動けなくなったり、幼い子だと夜泣きの原因にもなることがあります。

過集中になってしまうと次の行動に切り替えられずにやり続けるため、特に時間のない時などは予防するサポートが必要になります。
ただ、この過集中はうまくコントロールできるようになるとものすごい集中力を発揮するので、何か創作をするお仕事などにはとても向いています。
上手に使いこなせるようになると弱みではなく強みに変わるんですよ!
3.親子の言葉のキャッチボールは「○○とり」
じゃあママは何ができるか。
特に今回は「一方的に話す」という部分について解決策をお伝えしますね。
それは「しりとり」です。
ただ、そこで大切なのは、大前提として肯定の量を増やし「ママは僕のことをわかってくれる」と安心させてあげることが大事になります。
会話のキャッチボールの回数を積めると徐々に『相手の言葉に耳を傾ける』つまり『聞く力』が備わっていきます。
実はしりとりはその肯定も会話のキャッチボールも両方できちゃう優れものなんです。

最初はルールを守れず思いついた単語を言うかもしれません。
それでもOK!
「よくそんな言葉知ってるね!」
「それどこで知ったの?」
など、できていることに注目し少しオーバーにでも肯定の声かけを交えながら「じゃあ次はママの番ね」としりとりにまた戻していきます。
早口になったり、感情が昂っている様子が見られたら敢えてこちらがゆっくりと話すことを意識して可能な限りしりとりを続けてみてください。
ポイントは「過集中が起こっていない本人が落ち着いている時に行うこと」です。
だんだんとキャッチボールが上手になり相手の言葉に耳を傾けながら話すとことができるようになりますよ!
ぜひ「しりとり」で親子の言葉のコミュニケーションを楽しんでみてくださいね。
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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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