掃除道具の使い方をマスターして、楽しい学校生活を送りましょう!
発達科学コミュニケーション リサーチャーの渡辺みゆきです。
発達凸凹年長さんの就学準備〜掃除道具の使いかた〜
レッスンスクリプト
今回は
・ほうきとちりとり
・雑巾しぼり
の使い方を説明します。
学校では毎日使うものばかりです。使い方をマスターすると、学校生活での困りごとが減って、楽しく過ごせますよ。
まずは、ほうきとちりとりです。おうちでの掃除は掃除機がメインで、ほうきやちりとりはあまり使わない、という方もいらっしゃいますよね。
この機会に、ほうきとちりとりをお子さんに見せて、使っているところも見本で見せてあげましょう。
お子さんが、ほうきやちりとりの使い方を理解できたら、練習に移ります。使う道具は5つ、ほうき・ちりとり・不要な紙・ゴミ箱・目印のテープまたはシールです。
まず、お子さんとで、ほうき係とちりとり係を決めます。お子さんのやりたい方で構いませんよ。
では、掃除を始めます。不要な紙を細かくちぎったものを、ゴミにみたてて床にまきます。
最初は床にシールかテープで印をつけて、印に向かってゴミをほうきで掃きます。慣れたら印なしでやってみてもいいですよ。
ゴミを集められたら、ちりとり係さんは「ちりとりにゴミを入れてね」と声をかけます。
ほうき係さんには、ほうきで掃きながら、ちりとりにゴミを集めてもらいます。ちりとり係さんは、ちりとりにゴミが入ったら、ゴミ箱に捨てます。
もし、同じ場所ばかり掃いていたり、ほうきを振り回して遊んでしまう場合は、お母さんが手を添えて一緒に掃く練習をしましょう。
上手にできたら、褒めてあげてくださいね。慣れたら、ほうき係とちりとり係を交代して練習してみましょう。
次は、雑巾しぼりです。バケツに水を入れて、ぞうきんを濡らします。そして、ぞうきんを縦長になるように折り、下からにぎってしぼります。
両手を内側にひねり、水が出なくなるまで、ぎゅっとしぼりましょう。このとき、脇をしめていると力が入りやすいですよ。
1回で絞りきれなかったら、手を持ち替えて、もう一度しぼります。
しぼり方が間違っていると、ぞうきんはびちゃびちゃのまま。無理にひねって手首を痛めたりすることもあります。正しいしぼり方をお子さんにしっかりマスターさせましょう!
また、玄関やベランダの掃き掃除や、テーブル拭きなどのお手伝いを通じて練習をしてもいいですね。ごほうびがあると、お子さんもノリノリでやってくれますよ。
いかがでしたか?次の動画は、和式トイレの使い方についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
講師:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)