叱らない育児の末路は?子育てで失敗しない親の対応2選

 

子どもを叱りたいなんてお母さんはいませんよね。叱らない育児ってすごく魅力的に感じます。しかし、自己流でやってしまうと親子ともに悲しい末路に…叱らない行動を分類することと、スルーしがちな良い行動をほめることで、叱らなくていい育児が叶いますよ。
 

【目次】

 
 

1.間違った「叱らない育児」の末路は…

 
 
叱らない育児って聞いたことありますか?
 
 
叱るのは子どもがかわいそうだし、なによりよくないって聞くし…と、私も「叱らない親」にあこがれてやってみたことがありました。
 
 
子どもがよくないことをした場面で、「何でそんなことしたのかな?よくないよね」と優しく諭していました。
 
 
家の中では、繰り返し言ってもやめなかったとしても、何とかなっていました。
 
 
しかし公園に行ったり、買い物に行ったりしたときに困りました。
 
 
・遊具の順番を抜かして横入りした
 
・友達のおもちゃをうばい取った
 
・売り物を何でもさわってしまう
 
・スーパーを走り回る
 
 
このようなことを注意しないで見守ることは私にはできませんでした。
 
 
周りの目が気になってそういう時は怒ってしまいました。
 
 
 
 
そうするとだんだん、自分の軸がぶれてきて叱ってしまう。
 
 
いったん叱り始めるとだんだん叱らない育児はどこかに行ってしまい、叱らなくてもいい場面でも叱ってしまうようになってしまいました。
 
 
私は「叱らない育児」をちょっと聞きかじって自己流でやってしまったんです。
 
 
叱らない親どころか、自分の都合で怒ってしまう親になってしまいました。
 
 
叱らない育児は「叱らないだけ」と勘違いして実践した末路です。
 
 
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2.「叱らない=好き放題させる」ではない

 
 
叱らない育児と聞くと、自由にのびのび育てられそうな気がします。
 
 
その反面、何でもかんでも許さなきゃいけないの?
 
子どもに好き放題させたら、わがままになってしまうのでは?
 
 
と思うかもしれません。
 
 
例えば、お友だちを叩いてしまったときや、周りの人に迷惑がかかっているとき。
 
 
やってはいけないことを教えるのは、親の役目ですよね。
 
 
叱らない育児だからと言って、このようなことをスルーするのはモラルに反しています。
 
 
 
 
反対に、自分の子どもが叩かれてけがをしてしまったとき、「仲良く遊ぼうね」なんて一言で済まされたらちょっとひっかかってしまいます。
 
 
他にも、ただ叱らないだけでは
 
 
・わがままになる
 
・ルールを守れない
 
・がまんができない
 
・衝動的に暴力行動が出てしまう
 
 
このような弊害が出てしまいます。
 
 
叱らないということは、やっていいことと悪いことの区別を教えないということではありません。
 
 
きちんと叱るべき時は叱る、叱る必要のない時まで叱らないということがポイントです。
 
 
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3.お母さんが子どもの行動を分類しましょう

 
 
叱らない育児で重要なのは、叱らないことではなくお母さんの軸です。
 
 
叱らなくてもいいことを叱らない。
 
叱るべきときも感情的に怒らない。
 
 
そのために子どもの行動を、次のように分類しておきましょう。
 
 
1.まだできない行動
 
2.やめさせたい行動
 
3.やってはいけない行動
 
 
たとえば、1なら、「ちゃんと挨拶しなさい!」。2なら、「脱いだ服を脱ぎっぱなしにしないで!」などです。
 
 
これらは、「親が」やらせたいことであり、やめさせたいことですね。
 
 
つまり、「叱らなくてもいいこと」です。
 
 
 
 
 
対して3は、公序良俗に反すること、法律違反、子ども自身や他の人に危険が及ぶことです。
 
 
これが、唯一「叱る必要があること」です。
 
 
分類してみるとわかりますが、この「やってはいけない行動」というのは、ほとんどありません。
 
 
叱るときも、短くわかりやすく言いましょう。
 
 
長々とした説教や、感情的に「ほらね、だから言ったじゃない!」と怒りをぶつけることはNGです。
 
 

4.叱らなくてもよくなる理由は、良い行動をほめるから

 
 
もうひとつ、「叱らない育児」に絶対に欠かせないのが、下地作りです。
 
 
これを行わずに「叱らない」だけに注力すると、破綻します。
 
 
お母さんがお子さんに教えたいのは「お友だちと仲良くすること」「公共の場でのマナー」のはず。
 
 
お友だちに意地悪したり、スーパーを走り回ったりしている時は、すぐに注意しますよね。
 
 
では反対に、仲良く遊んでいたり、楽しくお買い物している時は、ほめていますか?
 
 
良い行動は当たり前に感じるのでスルーしがちです。
 
 
 
 
日ごろから、「仲良く遊んでるね」「ゆっくりお買い物できて楽しいね」と言ったポジティブな声かけをしましょう。
 
 
良い行動をしているときにほめることで、子どもはその行動をしたらうれしい→この行動を続けよう!という心理が働きます。
 
 
叱らない育児は、叱る状況を作らないように子どもを良い行動に導くものです。
 
 
ただ叱らないだけではないんです。
 
 
子どもの良い行動を見逃さず「いいね」をあげてみてくださいね。
 
 
 
 
自己流の子育ては子供を苦しめるだけ!子育ては学ぶ時代です。

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執筆者:いぐち ゆか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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