今は、苦手なことそのものを何とかしよう!と苦手なことから手をつけなくても大丈夫です。
なぜなら、子どもが興味のあること・好きなこと・得意なことから自信をつけると、苦手なことにも自分からチャレンジできる力がつくからです。
話すのが苦手だったら、話すことそのものに注目すると、 お母さんも否定的な注目が多くなってしまい、子どもは自信をなくしてしまいます。
別の興味のあること・好きなこと・得意なことに注目してあげると、 お母さんは自然と肯定的な注目をしやすいので、 子どもも自信がつきます。

つまり、苦手なことから無理に取り組ませても、効果が出るどころか逆効果になってしまいます。
興味のあること・好きなこと・得意なことで自信がつくと、ますます行動量が増えます。
すると、脳がどんどん成長しやすくなります。
3.会話するチャレンジができるようになった!
ー苦手なことじゃなくて、得意なことで自分を表現すればいいー
我が家の小学生の娘は、繊細傾向が強めで、話すことに苦手さがありました。
集団生活は、楽しいこともあるけれど、負担も多いものでした。
いろんなタイプの子がいて何が起こるかわからない教室、先生が他の子を怒る声など不安を強く感じても伝えられないし、わかってもらえない不安がたくさんありました。
不登校になり、あまり家から出たくない、人と関わりたくないという状況になりました。
そんなとき、ふと、私が学生時代に絵の先生に言われたことを思い出しました。
「描いていて楽しい?」
「言葉、音楽、絵、身体とか、みんなそれぞれ、できること好きなことで表現している。
言葉は得意? 歌は好き? 運動は得意?
もしそうじゃなかったら、絵で表現すればいいんだよ。」
そうだ!苦手な言葉のコミュニケーションじゃなくても、楽しくできることで自分を表現していけばいいと思えると、私自身も気が楽になりました。
娘が好きな工作・絵・料理などで自分を表現していることに、私がポジティブな反応をすることを意識しました。
すると、自分のことを伝える自信がついて、自分から外に出るようになり、看護師さんやお店の人とも自分から話すチャレンジをするようになったのです!
4.自分から話す自信をつけるママの簡単対応
大切なことは、家での親子の関わりのなかで子どもの自信をつけることです。
家で自信がつくと、家の外でもチャレンジができるようになります。
興味のあること・好きなことからコミュニケーションの自信をつけられる、ママのカンタン対応をお伝えします。
言葉でなくても、自分を表現(アウトプット)しようとしていることにポジティブな反応をする、これだけです!
工作、お絵描き、歌、料理、お菓子作り、ブロック遊び、マイクラ、ダンス、ごっこ遊び…
子どもが自分オリジナルの表現をしていることって、実は日常にたくさんあるんです!
「楽しそうに作っているね!」
「これ面白い形だね!」
「その動きいいね!」
このような簡単な声かけで大丈夫です。
お母さんが笑顔でポジティブな反応をしていることが伝わればOKです。

子どもが表現しようとしていることにお母さんがポジティブな反応をしていると、それが「好きなこと」になるかもしれません。
「好きなこと」にポジティブな反応をしていると、またそれが「得意なこと」になっていくかもしれません。
積み重なって、できることが得意なことへとなり、さらに自信になっていきます。
「自分を表現して伝えること=楽しいこと」だと思えると、苦手だった言葉でも伝えてみようかな、コミュニケーションしてみようかな、とチャレンジすることができます。
お母さんとのコミュニケーションから、話すのが苦手な子どもでもコミュニケーションする自信をつけて、子どもの成長のチャンスを広げていきませんか。
子どもの力を伸ばせる関わり方をお届けしています!
執筆者:中村友香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)