勉強やりたくないADHDっ子へ!勉強が苦手な子が行く塾の目的は「成績アップ」じゃなくて「居場所づくり」だった

 

「うちの子、勉強やりたがらない…」「受験生なのに大丈夫かな?」そんな悩みを抱えるママへ。成績アップだけじゃない、ADHDの子どもが塾で見つけた安心できる“居場所”の大切さを実体験でお伝えします。
 
 

【目次】

1.「勉強やりたくない!」勉強が苦手な中学生が塾へ行く
2.勉強やりたくないのに勉強が苦手な中学生が塾に通う理由
3.ADHDっ子の塾選び、おすすめの3つのポイント
①まずは「好きな教科」だけでスタート!
②「宿題やったの?」ではなく、気づかせる声かけ
③遅刻も休みも“たまにはOK”という余白を

 
 

1.「勉強やりたくない!」勉強が苦手な中学生が塾へ行く

 
 
子どもが中学生になると高校受験に向けて「塾に行かせたほうがいいのかな…」「うちの子は勉強嫌いだし、ついていけるのかな?」と悩んでいませんか?
 
 
  我が家の長男は、ADHD傾向のある中学生。勉強はやりたくないで、宿題も自主学習もおろそか。そんな息子も塾に通ったのですが、高校生になって、実は成績を上げるためだけじゃない「塾の意味」に気づくことができました。
 
 
塾は、「やらされる場所」じゃなくて「自分を受け入れてもらえる場所」にすることが大切なんです。
 
 
うちの長男も、いくつもの塾を試しました。その中でも、集団塾はついていけず脱落…。個別塾でも先生との相性が悪いと「もう行きたくない!」と文句のオンパレード!
 
 
そんな長男が、今では自信をもって勉強するようになりました。きっかけは、「長男に合った塾と先生に出会えたこと」でした。具体的にお話しますね。
 
 

◆①集団塾(教師1人:生徒15人) 1日3時間 週2回

 
 
長男が小学6年の冬休みに学習習慣をつけようと集団塾に入りました。(塾で英検受験できるため)小学校在学中は楽しく通塾していました。
 
 
しかし、中学生活が始まると塾へ遅刻したり、「塾にいきたくない!」と言い出すようになってしまいました。
 
 
中学生になると小学生とは生活パターンが変わり、部活、塾、友達つきあいなど不安と緊張を抱えやすいです。
 
 
また集団塾は、週2回で1回3時間授業だったので、部活の後の塾は長男にとってかなり負担だったようです。次第に登校しぶりまでみられるようになってしまいました。
 
 
登校しぶりになってしまうと学校の勉強についていけないのではないかと思い、ますます塾へ行くしかないと思ってしまいませんか?
 
 
私も長男もそう思っていました。
 
 
なぜなら、学校の授業は大人数。塾の方が丁寧に教えてもらえると思っていたからです。
 
 
しかも自宅では勉強は全くしなかったので、余計に塾へ通わせるしかないと思い込んでいました。
 
 
「塾が嫌だったら、まだ1年生だしやめてもいいんだよ。そのかわり部活はちゃんとやろうね。」と天秤にかけ知らず知らず長男を追い詰め私は毒親になっていたのです。
 
 
長男は、「塾をやめたらもっと成績が下がるから。塾には行きたい。」と返答しました。
 
 

◆②個別指導型(教師1人:子ども2人)1回80分 週1回

 
 
実は集団塾に通っていた長男の塾のノートを確認したら空欄ばかりでした。
 
 
静かに塾で過ごせていても上の空で、息子はただただ3時間過ぎるのを待っていただけだったのです。
 
 
ADHD傾向の長男は負けず嫌いというプライドがあって、人前でわからないことを聞けない状況だったのです。
 
 
そこで今度は個別指導の塾を探すことにしました。生徒2人に対し先生1人で1教科80分、褒めて伸ばすタイプの塾を見つけました。
 
 
1ヶ月体験授業を受け、本人に確認する「前の塾よりいい!楽しい。やりたい。」といい、通うことにしました。
 
 
 
 
しかし、慣れてくると30分以上の遅刻は当たり前。ときには「塾の宿題をやっていないから休みたい。」ということもありました。
 
 
「お金がかかっているんだからね!行かないならやめてよ!」と強く叱責してしまったこともありました。
 
 
けれど、ちょうどそのころに発達科学コミュニケーションの上級講座を学びはじめ、私の常識が変わり声かけを変えたら、息子の行動も変わってきたのです。
 
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2.勉強やりたくないのに勉強が苦手な中学生が塾に通う理由

 
 
中学生が塾に通う理由として我が家のように成績が不安だというきっかけが多いようです。
 
 
 
 
割合として、中学生の2人に1人は塾に通っているといっても過言ではありません。
 
 
中学校では、小学校と異なり定期テストの結果が成績を大きく左右ことから、学習面で不安を感じる子どもが多いことがうかがえます。
 
 
これは、日本の集団教育方針が影響しています。
 
 
わからない子はそのまま置き去りの状況で、学習が進んでしまうからです。
 
 
塾に通う理由として、学校の授業についていくことが目的となってしまっているのです。
 
 
塾に通うメリットとして
 
●高校受験に向けて対策をおこなえる
●内申点アップにつながる
●塾講師に進路の相談ができる
●勉強に集中できる環境が手に入る
●学習習慣を身につけられる
 
 
デメリットとして
 
●塾に通うための費用がかかる
●通塾に時間がかかる
●塾に行くことが目的となってしまう可能性がある
 
 
がありますね。
 
 
もちろん自分で勉強できる子なら通わせる必要はないのですが、発達の特性から親のサポートも必要になりますよね?
 
 
勉強やりたくない=勉強についていけない=学校にいきたくないとなってしまうのではないか?という不安もあります。
 
 
ただ、塾と言ってもいろんなタイプのものがあるので、その子に適した勉強方法を探すのが一番です。
 
 
 
 
我が家が選んだ塾は次の通りです。
 
 
 
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3.ADHDっ子の塾選び、おすすめの3つのポイント

 
 
実は発達に問題がなくても中学生は勉強に部活動に忙しいですし、ホルモンのバランスも乱れから疲れやすいのです。
 
 
学校から帰ったら、ゆっくりする時間も必要ですよね。私たちも仕事から帰ったら一息つきたいときがありませんか?
 
 
まずは、長男の学校の時間割からの帰宅時間と1週間のスケジュールを見直しました。そして、塾へ行くか行かないかは本人の意思を尊重しました。
 
 
うちの長男は塾へ通うと決めましたが、塾へ通うポイントとして3つのポイントをお伝えしますね。
 
 

◆①まずは「好きな教科」だけでスタート!

 
 
 苦手な教科から始めると、ますます勉強嫌いになってしまいます。だからこそ、得意な教科で成功体験を積むことが、自信とやる気につながります。
 
 
 長男も最初は英語だけ。「テストで高得点をとれた!」という体験が嬉しくて、英検受験にチャレンジして、次第に他教科も勉強するようになりました。
 
 

◆②「宿題やったの?」ではなく、気づかせる声かけ

 
 
「宿題やりなさい!」叱るのではなく、「塾は明日だけど、宿題どう?」と気づかせる声かけをしました。うちの塾は、宿題忘れが2回続くと居残りでした。
 
 
 長男は次第に自分で「やらなきゃ」と思うようになり、宿題に取り組むようになりました。
 
 
 もちろんADHD傾向の子どもは、目先のことに注意が向いてしまうので忘れがちですからね!宿題を忘れても必要以上に自分を責めずにいられるのが、長男には良かったようです。
 
 
個人塾であれば、融通が利きますので宿題をやらなかったとしても責めないでほしいとママが頼んでおくのがポイントですね
 
 

◆③遅刻も休みも“たまにはOK”という余白を

 
 
「塾、今日は行きたくない…」という日もありました。
 
 
 そんな日は、「行きたくないんだね。どうしたい?」本人に決めさせるようにしました。
 
 
 1回だけなら休ませて、連続して2回以上休む時は「塾をやめる」ことにしました。
 
 
 責任は長男にあることを伝えると、本人も意識が変わってきました。
 
 
 そして、塾に通うようになった長男に、こんな変化がありました。
 
 ●コミュニケーション力が上がった(塾の先生と“友達感覚”で話せる)
 
 ●遅刻せず行ける日が増えた
 
 ●勉強が「わかる」「できる」「楽しい」に変わった
 
 ●勉強の仕方が身についた(高校で役立った!)
 
 ●15分しか集中できなかった子が、6~7時間の勉強が可能になった
 
 
高校生になった長男は、今では自分で参考書を買い、友達と一緒に勉強するようになりました。苦手だった教科にも自分から取り組んでいます。
 
 
 あの頃、「高い授業料を払っているんだから、もっといい高校へ行ってくれたら…」と一瞬思ってしまったこともあります。
 
 
しかし、受験が近づくにつれ、子どもが「行きたい」と思える高校に進み、楽しい3年間を送れることが何より大事だと心から思えるようになりました。
 
 
 塾を「成績を上げる場所」としてではなく、「自分を知る場所」「可能性を広げる場所」として見られると、子どもの世界は変わります。
 
 
 
 大切なのは、「やるかやらないか」は子ども自身が決めること。私たち親は、その選択を応援するだけでいいのかもしれません。
 
 
 
 
 
このような斬新な選択ができたのは発コミュのおかげです。
 
 
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癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。

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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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