もうこだわりが強い子に悩まない!こだわりを強みに変える親の関わり方

 

こだわりが強く融通が利かない子どもに振りまわされていませんか?思い通りにならないとすぐに癇癪を起こす子には疲れてしまいますよね。そこで今回、こだわりを強みに変え、子どものやる気と自信を引き出し得意をどんどん伸ばす親の関わり方をお伝えします。
 

【目次】

1.「こだわり」なんてなければ良かったのにと思っていませんか?
2.こだわりが強い子にやってはいけない対応
3.こだわりを強みに変える2つのポイント

 
 

1.「こだわり」なんてなければ良かったのにと思っていませんか?

 
 
「こだわりなんて、なければ良かったのに!」  
 
「どうすれば、こだわりを薄められるのかな?」 

 

 
と思っていませんか?  世間では、 
 
 
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などと「こだわり」が注目を浴びる一方、 発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)タイプの子のこだわりには本当に悩まされますよね。 
 
 
・一番でないと気が済まない  
 
理解しがたい物への興味関心が強く、執着する  
 
・興味のないことはしない
 
・マイルールがある  
 
・集中し過ぎてまわりが見えない 
 
・自分のペースを優先する  
 
 
このようにこだわりが強い子は、融通が利かず一度言い出したら誰が何を言おうと譲らない、また思い通りにならないと癇癪やパニックを起こす子も多いです。 
 
 
特に興味関心の範囲が狭く、親が理解しがたいこだわりには、
 
 
「なんで?」 「そんなのどっちでもいいじゃん!」
 
 
とついイライラして子どもに対応してしまうこともあるのではないでしょうか。  
 
 
そんな子にいくら親の意見や理屈を伝えたり、無理矢理言うことを聞かせようとしても、どんどん機嫌が悪くなり、癇癪やパニックを起こすだけですよね。  
 
 

 
 
実はASDの子のこだわりは、子どもによって現れ方や強さも違います。成長とともに変化しますが、脳の特性なので完全になくすことは困難です。 
 
 
そして決してわがままではなく、子ども自身も困っている場合も多いのです。  
 
 
こだわりが生活に支障をきたせば自閉症と診断されます。
 
 
しかし支障をきたしていなければ診断されず個性として捉えられる場合もあるので、特性によるものか単なるわがままなのか、周りの人からは理解が得られにくいのが現状です。
 
 
ですから親はつい厳しくしつけたり、対応に一貫性がなくなる場合が多くなってしまうのです²。  
 
 
しかし、よく考えてみてください!  
 
 
「こだわりが強い」を裏返すと、そこには長所がいっぱいです!  
 
 
診断の有無に関わらず、こだわりを強み、長所に変えると子どもはどんどん成長します!  
 
 
そこで今回は、どうすればこだわりを強みに変えられるのかをお伝えしますね。 
 
 
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2.こだわりが強い子にやってはいけない対応

 
 
 その前に、まずこだわりが強い子にやってはいけない対応をお伝えます。  
 
 
それは1つ!
 
 
こだわりをやめさせること、つまりこだわりを否定することです。  
 
 
実は私の娘もこだわりが強く、思い通りにならないとすぐに癇癪を起こしていました。  
 
 
癇癪に悩み病院で相談をしたところ、こだわりが強いので軽度ASDと診断を受けました。 
 
 
そして、「こだわりは形を変えて残ります。多少薄まっても消えることはありません。」  
 
 
そう言われて、絶望感を感じたのを今でもはっきりと覚えています。 
 
 
なんでこだわりが強いのかな、どうしたら薄まるのかな、この子の将来はどうなるのかな… 
 
 
そう悩み、少しでもこだわりを薄めたいと思っていました。  
 
 
生き物に詳しい娘のことを、「将来研究者かな!楽しみだね!」と言ってくれる人もいましたが、私には全然嬉しくありませんでした。 
 
 
そんなことよりも少しでもいいから普通になって欲しいと願うばかりでした。  
 
 
そして、 娘のこだわりや好きな物を遠回しに否定したり、敢えて別の事に興味を示すように声かけをし続けてしまいました。  
 
 
もちろん、こだわりは薄まるどころかどんどん強くなり、気に入らないと些細な事でも癇癪を起こし手に負えない状態にまで悪化しました。  
 
 

 
 
このように、 こだわりが強い子にこだわりを否定し無理にやめさせようとすると、暴言暴力、不登校と大変な状態になってしまいます。  
 
 
私たち親子のように苦しい思いをする親子が一人でも減って欲しいと思い、 今回お子さんのこだわりに振りまわされ悩まれているママにぜひやって欲しい、 こだわりを強みに変える親の関わり方をお伝えしたいと思います。 
 
 
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3.こだわりを強みに変える2つのポイント

 
 

こだわりを強みに変えるためには、安心感を与える事と、こだわりを一緒に楽しむ事です。 

 
 
安心感を与えるためには、まず今あるこだわりを認めることから始めましょう。  
 
 
どんなこだわりもまずは認め、共感的に関わることです。 
 
 
特に理解しがたいこだわりこそ、向き合い共感してくださいね。 
 
 
共感することで、お子さんは安心して気持ちも話してくれるようになります。 
 
 
もしかしたら、自分でもやめたいけどやめられないこだわりに気付けるかも知れません。  
 
 
共感は同意とは違うので、ママが無理に同じ気持ちにならなくても大丈夫ですよ。  
 
 
「そっか~(あなたは)そう思うんだね」と相槌を打つ感じで大丈夫です。  
 
 
決して、「意味わからない!なんで?」など、イライラしたり不機嫌な顔を見せないように気をつけてくださいね。 
 
 
子どもは敏感に察知しています。
 
 
特に人に迷惑とならないこだわりには、ママが興味のないことであっても、興味を示し可能であれば質問をしてあげてくださいね。 
 
 
例えば、電車が好きであれば電車に興味がなくても、電車について質問したり、電車で一緒に遊んだり、電車にまつわる事をどんどん一緒に楽しんで欲しいと思います。  
 
 
好きな事は一人でも喜んでしていると思い、つい放置しがちになります。 
 
 
好きな事をして満足気に見えるかも知れませんが、実は好きを共感できる人がおらず、孤独を感じている可能性もあります。 
 
 
好きなことだからこそ、ママが一緒に楽しむことが大切です。  
 
 
電車以外にも興味を持って視野を広げて欲しいと思うかも知れませんが、 好きな事以外はやりたがらないのがこだわりの強い子。  
 
 
提案してもやろうとしない時は、無理強いしないでくださいね。  
 
 
心配しなくても、好きなことをしている中で、嫌でも他の事に挑戦せざるを得ないことが出てきます。  
 
 
例えば、
 
 
・電車のイベントに行くためには、自転車に乗らなければいけない  
 
・電車のイベントでプレゼントを貰うためには、手を挙げてクイズに正解しなければならない
 
・電車の写真を撮りたいからカメラに興味を持つ  
 
・電車の種類を知りたいから、本を読む  
 
 
こだわりをとことんを楽しんでやり切れる環境を手渡し、さらにママが一緒に楽しむことで、子どもの行動力はどんどんアップし、子どもはどんどん自信を育みます。  
 
 
好きなこと、こだわりを通して、どんどん成長します。 
 
 
持ち前の記憶力を発揮し、大人顔負けの知識をつけていきます。 
 
 
好きな事を極めて突き進める充実した毎日を送れるようになります。  
 
 
現在小5になった娘は「当時は自分の好きな物を誰も分かってくれなくてしんどかった」と言っています。
 
 
 
 
そんな娘も今では大きな夢を持ち、目標達成のために苦手な勉強も頑張るようになりました。  
 
 
こだわりを武器に、夢の実現への強い思いを持ち、やり切るために一生懸命突き進んでいます。 
 
 
その過程で出てくる苦手にも、強い思いがあるので、挑戦できるようになりました。  
 
 
この強い思いが持てることも強みの一つです。
 
 
もちろん癇癪も落ち着きました。  
 
 
こだわりは強みに変わります。  
 
 
今悩まれているママの奇跡の一手となることを願います。
 
 
 
 
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執筆者:優木はるこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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