赤ちゃんが泣き止まない!育てにくいな、と感じているお母さんはいませんか?どうしたらいいのかわからず、イライラしたり、自分はダメな母親だと感じているお母さんは少なくありません。自分を責めなくて大丈夫です。今回は泣き悩まない赤ちゃんに効く対応をお話します。
【目次】
1.赤ちゃんが泣き止まない…育てにくいと悩んでいませんか?
2.赤ちゃんが泣き悩まない原因
3.赤ちゃんもお母さんも笑顔になる効果的な2つの対応
①ゆっくり赤ちゃんのペースにそってゆすってあげる
②たっぷりスキンシップを取る
1.赤ちゃんが泣き止まない…育てにくいと悩んでいませんか?
乳児の子育て中のお母さん、毎日お疲れ様です。
そろそろ寝かそうかなと思っていても、なかなか寝てくれず泣き止まない我が子。
赤ちゃんが泣き止まないと、
・イライラしてしまう
・自分がダメは母親だと思ってしまう
・いつまで続くんだろう
こんなふうに感じていませんか?
お母さんもつらくなりますよね。
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私もなかなか泣き止まない、なんだか育てにくいなと感じる我が子に、同じように悩んでいました。
どうして泣き止まないんだろうとおむつを替えたり、授乳をしたり、抱っこをしたり…
それでも泣き止まないと、だんだんと我が子の泣き声にイライラし、なぜ泣いているのかがわからない、そんな私はダメな母親だと自分を責めることもありました。
2.赤ちゃんが泣き悩まない原因
赤ちゃんが泣き止まない原因はいくつかあります。
・お腹が空いている
・眠い
・不安
・暑い、寒いなど
このように理由があって泣いていれば、解消されると泣き止むことがほとんどです。
ところが、「何をしても泣き止まない…」ということがありますよね。
赤ちゃんは、特別な原因がなくても泣き止まないことも多く、その理由ははっきりわかっていません。
また、もともと持っている特性(人一倍敏感に反応する、感覚過敏がある、発達障害など)から、泣き止まずに育てにくい赤ちゃんもいます。
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不快の原因が見つからずにお母さんはイライラしたり、気持ちがやられてしまうこともありますが、赤ちゃんがお母さんを責めているわけではありません。
ですから、自分を責める必要はありませんよ。
3.赤ちゃんもお母さんも笑顔になる効果的な2つの対応
赤ちゃんが泣き止まずにイライラしてしまった時の対応2選をお伝えしますね。
◆①ゆっくり赤ちゃんのペースにそってゆすってあげる
乳児期は情動(喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安など)をなぞってあげることが大事になります。
赤ちゃんが泣いたら、お母さんはなだめながら体をゆすってあげていると思います。お母さんが意識的に静まるようにトントンしてあげていますよね。
泣きが激しい時は少し大きくゆすり、落ち着いてくれば穏やかに声をかけながらゆっくりゆする。
このようにお母さんは自然と子どもの泣き方のペースに合わせて体をゆすっていると思います。
これが、情緒をなぞってあげているということです。
お母さんは普段から赤ちゃんの情動をうまくなぞっていっているんですね。
赤ちゃんは今自分に起きている気持ちに、お母さんが合わせてくれているので落ち着いてきます。
この調律がうまくいくと、赤ちゃんは将来、感情のコントロールがうまくできるようになってきます。
泣いているわが子の「情動をなぞっているんだ」ということを意識してみてください。
そして、「将来子どもの感情のコントロールがうまくできるための練習なんだ」と思うと、泣いているわが子の見え方が少し変わるのではないでしょうか。
泣き止まずに困った時は、目の前のわが子だけを見るのではなく、ちょっと先の未来を意識してみてくださいね。
◆②たっぷりスキンシップを取る
赤ちゃんとお母さんが触れるスキンシップを取ることは、お母さんのイライラを和らげる効果があります。
赤ちゃんもお母さんに触れてもらうことで、落ち着く効果が期待できます。
赤ちゃんのお腹や背中に触れたり、ほっぺをツンツンしたり、手や足をさすってあげましょう。
余裕があれば、笑顔でお母さんが「泣いてるんだね」「眠いんだね」と声を掛けてあげましょう。
お母さんの表情や声掛けは赤ちゃんの安心につながります。
赤ちゃんが泣き止まない時に効果的なのは
①ゆっくり赤ちゃんのペースにそってゆすってあげる
②たっぷりスキンシップを取る
泣き止まない時だけでなく、機嫌のいい時にやっておくことがおススメです!
赤ちゃんはことばが話せなくても、このようにお母さんに気持ちを寄り添ってもらうことで、感情の発達につながってきます。
赤ちゃんが泣き止まずに大変な思いをすることもありますが、お母さんが全身で寄り添うことが子どもの感情の発達の支えになります。
乳児の時期はあっという間ですので、たっぷり抱っこし、スキンシップを取ってくださいね。
育てにくい子どもに悩んでも大丈夫!解決方法をたくさんご紹介しています!
執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)