小学校入学準備に勉強は必要?発達障害の子どもの教育で大切なたった1つのポイント

 

小学校入学前になると、発達障害のお子さんを持つお母さんは勉強の準備は必要かな?と悩む方が多いようです。特性から他の子よりできないことがあり、焦ってプリント学習など詰め込んだ学習をしていませんか?実は幼児期に大切なポイントはたった1つなんです!
 

【目次】

1.小学校入学前、発達障害の子どもに勉強は必要?
2.幼児期に必要な学びの視点とは
3.楽しみながら遊ぶだけで小学校入学前の勉強の準備はOK

 
 

1.小学校入学前、発達障害の子どもに勉強は必要?

 
 
発達障害の子どもの小学校に入学準備として勉強をしておくべき?と不安なお母さんは多いと思います。
 
 
もしかしたら、幼児期からお家でのプリント学習、習い事など、小学校に向けてたくさん学ぶ機会を与えているお母さんもいるかもしれません。
 
 
発達障害のお子さんは、特性から無理やり強要するような学習は向いていません。
 
 
特性のあるお子さんをお持ちのお母さんは、子育てがうまくいかないと、焦ってしまい、より一層詰めんだ教育をしてしまいがちです。
 
 
 
 
みんなと同じようにできないことや、小学校に入ってから心配なこともたくさんあり、焦る気持ちはとてもよく理解できます。
 
 
お子さんにとって大切なことを見失わずに、入学前の準備ができるといいですね。
 
 
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2.幼児期に必要な学びの視点とは

 
 
発達障害のお子さんとって幼児期に見失ってはいけない学びの準備とはどんなことでしょうか。
 
 
それは、幼児には遊びの要素があるかどうかとうことです。
 
 
お子さんが遊んでいるときの様子はどうですか?
 
 
机の上でプリントをしているときよりも、遊んでいるときは楽しく学んでいませんか?
 
 
「楽しい!」ということがここでのポイントになります。
 
 
 
 
✓発達障害で小学校からの勉強が不安!
 
 
✓幼児期から学習に取り組むけれど、思うようにできない!
 
 
✓焦ってさらにやらせようと熱心に教育してしまう!
 
 
すると、子どもは「学ぶことが楽しい!」と思わなくなります。
 
 
幼児期に学ぶことが楽しいと思わないと、小学校になり本格的に勉強が始まると、勉強嫌いになってしまうことがあります。
 
 
遊びを通して学ぶことで、「学ぶことが楽しい!」と思うことが幼児期には必要なことです。
 
 
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3.楽しみながら遊ぶだけで小学校入学前の勉強の準備はOK

 
 
遊びながら学びの要素を取り入れる方法についてお伝えしていきますね。
 
 
幼児期というのは、初めての体験や興味のあることが日常生活に溢れています。
 
 
遊びの中で「楽しい」という感情自体が脳を発達させます。
 
 
「楽しい」と思って遊んでいるときは、勉強土台となる知識をグングンと吸収しています。
 
 
例えば、積み木で遊んでいるときには、
 
 
「何個積めたかな?」
 
 
「どんな形ができたかな?」など
 
 
このように質問しながら、遊びの中に数や図形の要素を取り入れます。
 
 
これらは子どもにとって遊んでいるだけで、勉強をしているという感覚はありません。
 
 
遊んでいるだけで、小学校に向けた勉強の土台になっているのです。
 
 
 
 
小学校に入学する前の幼児期は
 
・遊びの中に学びを要素を取り入れること
・前提として「楽しい」と感じること
 
 
が大切です。
 
 
入学前のこの時期、発達障害のお子さんは詰め込み教育ではなく「楽しく遊びながら学ぶ」ことを意識してみてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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