発達障害かも?人の話を聞けない子のための「聞く耳」ができる絵本活用法

 

人の話を聞いていない我が子にイライラしていませんか?発達障害なのかも?と不安にもなりますが、それは実は「聞く力」が育っていないからかもしれません。絵本の読み聞かせで聞く力を伸ばす方法をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.発達障害かも?わが子の人の話を聞けない姿にイライラしていませんか?

 
 

・ママが話していても一方的になっていて、まったく話を聞いていない。

 
・聞いていると思ったのに全く伝わっていなかった。
 
 
子どもを育てていると良く遭遇するこんな場面、皆さんも経験がありますか?
 
 
何度も同じことを説明するのは面倒だし、返事してたのに何で伝わっていないの?とがっかりするのも当然のこと。
 
 
 
極めつけは「何度同じこと言わせるの?」とそのイライラをお子さんにぶつけていませんか?もしかしたらお子さんは「聞く耳」が育っていないだけかもしれません。
 
 
この記事では楽しくお子さんの聞く力をUPさせる秘策を皆さんにお伝えします。
 
 
 
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2.発達障害の子どもはなぜ人の話を聞けないのか?

 
 
人間の脳の発達は脳の後ろ側にある視覚系と聴覚系から発達していきます。
 
 
しかし発達障害の子どもはその発達の順番が通常通りに進んでおらず、それが苦手として表れている場合がほとんどです。
 
 
そしてそれぞれにどちらから情報を取るのが得意なのか個人差がありますが、それは発達障害があってもなくても同じなんです。
 
 
 
 
・視覚で見る方が一目で情報を得ることができる方は視覚優位
 
 
・聴覚から情報を得る方が理解しやすい方は聴覚優位
 
 
そして発達障害の子どもはどちらかというと視覚優位の方が多く、耳で聞いて情報を得ることが苦手な場合が多いのです。
 
 
しかし皆さんもお分かりの通り、 保育園や学校では主に先生の声掛けで指示が行われますよね。
 
 
もちろん家でもママからの指示は声での方が圧倒的に多いと思います。
 
 
「手洗った?」
 
「ご飯の時間だよ。」
 
 
などなど。
 
 
しかし子どもたちはそれよりも、ほかの目から入ってくる情報が気になって、そちらに意識を持っていかれている場合も多いです。
 
 
その場合、全く耳からの情報が入っていません。
 
 
例えば学校で先生が 「朝の会が終わったら○○しましょう!」という風に伝えているとき。
 
 
前の席の子の持ち物が気になれば、そればかり気になって頭の中はそのことばっかり考えてしまいます。
 
 
そして「そういえばなんか言ってたけどなんだったっけ?」という風に全く覚えていないという展開になるのです。
 
 
私達だって家事をしている時に子どもに話しかけられても話が入ってきませんよね?
 
 
この状況では先生の言っていることが頭に入ってくるわけないのです。
 
 

3.絵本の読み聞かせで「聞く耳」を育てられる理由

 
 
それでは聞く力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。
 
 
それは脳の注意しながら聞くという回路を育てていけばいいのです。
 
 
そしてそれにとっても有効なのが絵本の読み聞かせです。その理由について説明しますね。
 
 

◆楽しいことから脳は伸びる

 
 
脳は楽しいことをしている時にぐんぐん発達していく特性を持っています。
 
 
「話をよく聞いてね!」とママが怖い顔で何度も言っても全く内容を覚えられないのに、楽しい絵本の内容であれば一度聞いただけで覚えているということありませんか?
 
 
これこそ絵本を読み聞かせしてもらうという楽しい行為から、お話を聞くという聴覚を使う体験。
 
 
特に絵本はストーリーがありますので聞いた情報を保持すること、 集中してお話を聞くこと、この2つの聞く力の土台を伸ばすことができるのです!
 
 
 

◆選択的注目が身につく

 
 
いつも先生のお話をきちんと聞けていたらそれに越したことはありませんが、集団の中でざわざわした状況でもせめて大事なことを言っているときだけは聞いていてほしいですよね。
 
 
たくさんの情報があふれているとき、その中から選択的に注意を向けることを選択的注意と呼びます。
 
 
集団の中でざわざわしている状況で、常に注意を払っていなさいと言われると大人だって疲れてしまいます。
 
 
だから、注意を向けるべき時を理解し、そのキーとなる内容さえ理解できればOKなのです!
 
 
絵本は場面の転換があります。 そのときに注意を引き付けるように読んでお子さんの興味を引くということがまさに選択的注意の力を育みます。
 
 

◆聴覚と視覚の連携が強くなる

 
 
絵本は話を読んでもらって聞くという聴覚を使う部分と、絵を見てストーリーを理解するという視覚を使う部分二つの連携が深まります。
 
 
たとえばウサギくんがクマくんを探している場面があるとします。
 
 
登場人物(ウサギくんやクマくん)の様子を話を聞きつつ、絵を見て視覚からも情報を得て自分なりに理解する。
 
 
そうすればママが「クマくんどこにいる?」と聞いたときにすぐに返事が返ってきたり、自分なりに理解して話してくれると思います。
 
 
視覚と聴覚を連携させることで理解力がぐっと高まるのです。
 
 
「聞く力」はただ話を聞く力ではなく、自分の中でしっかり理解する力が大事なのでその脳部位の連携が深まります。
 
 
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4.人の話を聞く力がつく読み聞かせのポイントはたった1つ!

 
 
ここまで読み聞かせが「聞く力」を育てる理由を伝えてきました。
 
 
「読み聞かせってちょっと難しそう。私うまく読めない。」 と思ってはいませんか?
 
 
読み聞かせに必要なことは実はたった一つです!
 
 
ママ自身が楽しむこと。
 
 
完璧に、書いている文字を間違いなく音読する必要は全くありません!
 
 
読み間違ったっていいし、子どもがページを先に先にとめくって全部読めなくたっていいんです。
 
 
それよりもママが楽しんで、絵本を見ながら会話したり、内容に沿った質問をしたりしながら注意力や理解力を上げていくことが何よりも大事。
 
 
絵本の読み聞かせを退屈な時間にするのではなく、楽しい時間にすることを意識すれば脳の「楽しい体験から伸びていく特性」を活用することができます。
 
 
 
 
我が家の息子はADHD傾向があり、注意散漫なタイプでしたが、 年少さん頃から毎日読み聞かせをしてきました。
 
 
現在一年生ですが、先生が言っていたことを覚えてきて、私が質問してもいつも答えてくれるぐらいに聞く力がアップしています。
 
 
「聞く力」を育てていく関わりは集団の中で育っていくのではなく、1対1で対応できるママだからこそできる関わりです。
 
 
毎日1冊からの読み聞かせ時間でお子さんの「聞く力」を伸ばしていきませんか。
 
 
小冊子はこちらから→https://desc-lab.com/164168/
 
 
 
 
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執筆者:神保早苗
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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