お買い物体験であれもこれも欲しい子どもの衝動がピタリと止まる!ときめきミッション

 
「あれもこれも欲しい!」「買って買って!」欲しいものを我慢できない子どもとの買い物は苦痛ですよね。その衝動、目的を持ったミッション付のお買い物体験で楽しい時間に大変身しますよ。
 
 

【目次】

 

1.あれもこれも欲しい!買って買って攻撃!子どもとの買い物が苦痛

 
 
あれも欲しい!これも欲しい!買って買って!
 
お買い物に行くと、目につく物をあれもこれも欲しがる子どもたち
 
 
時には座り込んだり、泣いて要求してきたりと、いっしょにお買い物に行くのをしんどく感じたりしていませんか?
 
 
我が家には9才の息子と5才の娘がいます。お兄ちゃんはだいぶ落ち着いてきたものの、妹買いたい欲求がそれはそれはすごいんです。
 
 
欲しい物を手に入れてもまだまだあれもこれも欲しがるし、一度ねらいを定めた物は手に入れるまで諦めません
 
 
お買い物に行った時に、欲しいもを我慢できずに泣いてねばる妹をなだめるのが恒例行事のようになっています。
 
 
これまでお買い物に行くたびに、何回「ダメ!」って言ってきたことか…。
 
 
 
 
ある時、子どもたちがYouTubeで観た海外のお菓子を「買って買って」とせがんできました。
 
 
それまでにも、似たような海外のお菓子を買ったけれど味が好みじゃなくてあまり食べなかった、ということが何度かありました。
 
 
欲しいものが我慢できない子どもたちに負けてお菓子を買っても無駄になってしまうのでは?という思いと、子どもたちの好奇心を応援したいという思いの間で私自身、葛藤がありました。
 
 
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2.欲しいものを我慢できない子どもの脳の仕組み

 
 
なぜ、子どもたちはなんど言っても欲しいものを我慢できないのでしょうか?それは、脳の仕組みに答えがあります。
 
 
脳は寝ている時も休まずに、24時間常にあれもこれもなにかしらの処理をし、働き続けています。
 
 
そんな脳に対して、動きを止めるようにさせるのはとても難しく、いちどやり始めたことを止めることは簡単にはできません。
 
 
特に、脳は楽しいことや気持ちいいことが大好きなので、そんなことを途中で止めるのは大人でも簡単ではありません。
 
 
まだ発達段階の未熟な脳を持つ子どもにとっては至難のわざなんです。
 
 
そういうわけなので、いちど「あれもこれも欲しい!」という衝動にうごき始めた脳の働きを止めることは、子ども自身にもコントロール不能で大人にも止めることはできません。
 
 
 
 
では、やっぱりお買い物に行くたびに子どもの「買って買って攻撃」と闘いつづけるしかないのでしょうか?
 
 
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3.目的をもってお買い物することであれもこれも欲しい衝動は抑えられる

 
 
ここまでで説明してきたように、脳にはいちどやり始めたことを止めることが難しいという特徴と、楽しいことや気持ちいいことが大好きという特徴があります。
 
 
ですから「あれもこれも欲しい!」という衝動を子どもの脳が処理し始める前に、別の楽しいことを処理させればいいのです。
 
 
「あれもこれも欲しい!」衝動よりも子どもが楽しく感じること、それはゲーム。
 
 
子どもはいろんなミッションをひとつひとつクリアしながら達成感が味わえるゲームが大好き!
 
 
お買い物にミッションを設けてゲーム感覚でお買い物をすることで「あれもこれも欲しい」衝動を抑えられ、楽しくお買い物ができます。
 
 
ミッションをクリアするために考える・計算する・相談するなど脳をフル回転させ、コミュニケーションを取りながら楽しい時間に変えることができます。
 
 

4.「ときめきミッションお買い物体験」で楽しいお買い物に大変身

 
 
子どもとあれもこれも欲しい欲求との闘いに勝つか負けるか、そういう展開になる前に我が家が試したお買い物体験をご紹介します!
 
 
名付けて「ときめきミッションお買い物体験」です!
 
 
子ども達に与えたミッションは次の3つ
 
 
①心ときめくもの・食べられるものだけを買う
②ミッションリーダーはお兄ちゃん、二人で仲良く相談しながら買う
③予算は二人合わせて2,000円、自分たちで計算してお買い物をする
 
 
「このミッション、コンプリートできるかな?」と投げかけたら、キラキラした目で「ぜったいコンプリートしてやる!」と子どもたちの好奇心に火が付きました。
 
 
ここで私たち親にも大事なミッション!買い物が終わるまでは手出し口出しはしない。
 
 
ミッションリーダーはお兄ちゃんなので、「食べられるかな?」「見た目がちょっと…。」「高すぎるんじゃない?」そんな大人の事情は封印し、見守ります。
 
 
じっと見守っていると子どもたちが自分たちで考え、行動しはじめました。
 
 
娘が「このユニコーンのお菓子ほしい!」と「心ときめくもの」の基準をクリアしても、
 
 
兄が確認して「これピーチ味だよ。〇〇(妹)はピーチ味嫌いだからだめだね」と「食べられるもの」の基準をクリアしてないので棚に戻します
 
 
欲しかったものが棚に戻されても、欲しいものをミッション進行中なので、妹も駄々をこねずお兄ちゃんに従います。
 
 
そうやって、みごとな連係プレーで二人で仲良く相談して条件に当てはまるお菓子を決めることができました!
 
 
お兄ちゃんはいっしょうけんめい電卓で計算して、いざレジへ。
 
 
レジに表示された合計金額は予算内におさまり、子どもたちは「ときめきミッションお買い物体験」をコンプリートしました
 
 
 
 
このお買い物体験、、もとはあれもこれも欲しい衝動で無駄な買い物をしてほしくないという想いから企画したものでしたが、想定外に得られたことがありました。
 
 
特にミッションリーダーを任されたお兄ちゃんには、親から任され、妹から頼られるという責任感が芽生えていると感じました。
 
 
そして子どもたちだけでミッションを達成できたという大きな成功体験!
 
 
なによりも大きな変化は、お買い物への価値基準が変わったことです。
 
 
今までは「ときめくもの」という基準だけであれもこれも欲しいと衝動に従って買いもをしていた子どもたちでした。
 
 
自分たちで「食べられるもの」を考えながらお買い物をしたことで、自分に価値のあるものを買うという新たな価値基準が備わりました。
 
 
そのため「ときめきミッションお買い物体験」以来、子どもたちの「買って買って攻撃」がおさまりました。
 
 
子育てのピンチは、新しい価値観との出会いのチャンスでもあります。
 
 
子どもからの「買って買って攻撃」にお悩みの方は、ぜひいちど試して、子どもたちに楽しいお買い物体験をさせてあげてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:大谷聡志
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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