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育てにくさを感じて発達障害かも?と発達相談に行ったものの、「様子を見ましょう」と言われて悩んでいませんか?母親の感を信じて様子を見ずにお家のコミュニケーション環境を整えていくことが大切です。
【目次】
1.なんか育てにくい…「様子を見ましょう」の言葉が納得いかない
2.ママの違和感を信じて!発達障害の診断を待つのはもったいない
3.「育てにくい」子育てが「楽しい!」に変わる非常識な肯定コミュニケーション
1.なんか育てにくい…「様子を見ましょう」の言葉が納得いかない
これって発達障害かも…?
私は2歳息子の育てにくさを感じて、子どもの様子と”発達障害の特徴”と比較することがやめられない時期がありました。
・言葉が出ない
・つま先歩きやヨタヨタした歩き方
・自傷行為につながるひどい癇癪
・横目で走る
・くるくる回す遊びが好き
できることが増えても気になる行動ばかりが目につく。
子どもの成長を素直に喜べない。
こんな自分が嫌でたまりませんでした。
区の発達相談に行ったものの、
「まだこの時期のお子さんで発達障害の診断を出すのは難しいので、もう少し様子を見ましょう」
と言われました。
様子を見ると言っても、私の不安が解消されたわけではありません。
発語がない息子はコミュニケーションをとることが難しく、癇癪で機嫌の悪い時間がとても長かったんです。様子を見ていても、”育てにくさ”は一向に改善されることはありませんでした。
2.ママの違和感を信じて!発達障害の診断を待つのはもったいない
「発達障害」と言っても子どもの特性は十人十色。診断名にもさまざまな種類があります。
代表的には自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害、などです。
一人が複数の発達障害を抱えていることもあります。
多くの場合、発達障害は生まれつきのものであり、子どもが成長する過程で特性として現れることがあります。
発達障害の診断がおりる時期は個人差がありますが、多くは幼児期から学童期にかけてです。
しかし、ママが違和感を感じているにもかかわらず、診断が出るまで様子を見ていたら、もったいない時間を過ごすことなると思いませんか?
発達障害の診断がついてもつかなくても、違和感を放置しない!子どもが毎日過ごすお家での対応がお子さんの成長を促す上で重要になっていきます。
3.「育てにくい」子育てが「楽しい!」に変わる非常識な肯定コミュニケーション
育てにくいことばかりに目が行ってしまい、具体的にどう対応したらいいのかわからない!育児に頑張っているママだからこその悩みです。
育てにくさについては一旦置いておき、子どもの良いところを見つけて褒める肯定的な注目を増やしていきましょう。
今までの視点と少し変えるだけで、肯定の注目にしていくことができます。
「大きなお口でご飯を食べてくれて嬉しいな」→喜ぶ
「〇〇ちゃん、おはよう!自分で起きてこれたね!」→実況中継
「どんなゲームやってるの?ママにも見せて」→興味を持つ
「もう片付け始めてるんだ!早くてびっくり!」→驚く
ハイタッチやハグなどのスキンシップ、グッとサインなどのジェスチャーも肯定的な注目になります。
日常生活の肯定的な注目を否定の注目よりも圧倒的に増やしていくと、子どもが安心して生活を送れるようになっていいきます。
ママ自身も子どもを見る視点を変えて、いいところに注目していけるようになると自然と不安や悩んでいる時間が減っていきます。
我が家では肯定的な注目を実践し始めて1ヶ月ほどで息子の癇癪が減り、漠然とした不安やストレスから解放されて子どもと過ごす時間が楽しくなっていきました。
今しかない我が子との大切な時間を肯定的なコミュニケーションを増やして楽しい育児にしていきましょう!
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執筆者:酒田 ありな
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)