小学生の子どもが暴力を振るう!激しい暴力を収めるための正しい対応とは?

 

小学生のお子さんの暴力に困ってはいませんか?暴力は間違った対応をしていると、どんどん悪化します。外での他害はなくても、一緒に住んでいる家族はとても疲弊してしまいます。正しい対応を知り、今すぐに対応を変えていきましょう。
 

【目次】

1.小学生の子どもが二次障害になり、暴力が止まらない!
2.脳科学の視点からひも解く!激しくなる暴力の理由
3.暴力を収める、正しい対応とは?
◆何も起きていないときの肯定の注目が大切
◆暴力へのディスタンシングの仕方

 
 

1.小学生の子どもが二次障害になり、暴力が止まらない!

 
 
すぐに手が出てしまう!何度厳しく注意しても、優しく諭しても収まらない!そんな子どもの暴力にお悩みの方も多いのではないかと思います。
 
 
私も小学1年生の息子の激しい暴力に悩まされた一人でした。小学校に入学した息子は、新しい環境に適応できずに行き渋りが始まりました。
 
 
先生方に「とりあえず学校まで送ってもらえたら、こちらで対応しますので」と言われ、それからは私も一緒に登校し、校門で先生にバトンタッチすることを4月末まで続けていました。 
 
 
 
 
 
しかし、朝の行き渋りは変わらず、3週間後には家に帰りたいと小学校から脱走!その際、先生に体を押さえられ、抵抗するために暴れてしまうことがありました。
 
 
それからの息子は、人に対して反抗的になり、常に戦闘態勢になっていきました。一学期の母子登校を経て夏休みに入ると、状態は良くなるどころか悪化していきました。
 
 
素直さがなくなり、行動力も落ちていき、8月中旬からは不安感が原因で外出すらできなくなっていきました。
 
 
同時に暴力もさらに激しくなっていき、一緒に居る私や娘はその標的になりました。
 
 
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2.脳科学の視点からひも解く!激しくなる暴力の理由

 
 
素直で優しかった子どもが、なぜ激しい暴力を振るうようになってしまったのか?
 
 
息子の暴力は、小学校から抜け出そうとして、先生方に取り押さえられた時に始まりました。
 
 
脳は不安や恐怖を感じると、感情を司る部分が大暴れしてしまいます。
 
 
脳の感情を司る部分が暴れている時には、思考する部分が働かなくなってしまうです。
 
 
そのため、落ち着いている時には暴力はいけないことだとわかっていても、不安に襲われた時には、感情のコントロールが効かなくなり、正しい行動が何かなんて考えられなくなります。
 
 
 
 
 
加えて、脳は同じ行動を繰り返す性質があります。良い行動も悪い行動も繰り返すことで定着してしまうのです。
 
 
息子は同じ状況を何度も繰り返した結果、どんどん暴力が激しくなっていきました。
 
 
ここからは、私が息子の暴力にどう対応していったのかをお伝えします。
 
 
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3.暴力を収める、正しい対応とは?

 
 
暴力は正しい対応をしないと必ず悪化します!
 
 
今すぐ正しい対応を学び、実践していきましょう!
 
 

◆何も起きていないときの肯定の注目が大切

 
 
暴力(好ましくない行動)に注目しても、その行為はなくなることはなく、何も起きていない時の肯定が大切です
 
 
反抗的になった息子になかなか肯定の言葉は伝わりづらいのですが、以下の三つはとても効果を実感しました。
 
 
①スキンシップ
 
 
スキンシップによって、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンを出すことができます。オキシトシンには、不安感や恐怖心を和らげる効果があります。
 
 
不安感が強くなっていた息子は、自分から背中や足をさすってほしいと言ってくることもあり、スキンシップで安心感を与えることができました。
 
 
②実況中継
 
 
「自分で起きれたね」、「もう食べたんだね」等、今やっていること(事実)を言うことで、本人にできていることがあると気付かせ、それをお母さんはちゃんと見ているよと伝える肯定になります。
 
 
③感謝を伝える
 
 
「ゴミ捨ててくれたんだね!ありがとう」等、当たり前のことにも感謝を伝える。人の役に立てた!という気持ちは自信に繋がります。
 
 
また、「○○君のこと大好き!○○君が居てくれてママ嬉しいな」とストレートに愛情を伝えることもしていました。
 
 
始めは素直に喜んでいなくても、大好きと伝え続けることで、「わかってるよ!ママは○○のこと大好きなんでしょ!」なんて反応するようになりました。
 
 
そのままの子どもを肯定することで、自己肯定感を付けることができます。
 
 
何も起きていないときの肯定の注目によって、息子は元々の甘えん坊な姿も見られるようになり、3週間目には暴力が明らかに減りました
 
 
 
 
 

◆暴力へのディスタンシングの仕方

 
 
暴力(好ましくない行動)は、スルーするのが鉄則です。
 
 
まず、暴力を始めようとしたら、すぐその場を離れて、少しの間1人にさせる。追いかけてくる場合もありますが、一番良いのは追いかけて来なくなるまで離れてしまうことです。
 
 
我が家でも、息子が追いかけてきたときは、娘を外へ逃がしたり、私自身も外に出て隠れた経験があります。
 
 
その後、一人で落ち着くことができたら成功です。 そして、落ち着けた時には肯定をして、その行動を定させます。
 
 
しかし、子どもによっては、落ち着いたことを肯定すると、また暴力がぶり返すことがあります。その場合、落ち着けたら“次の行動に切り替える声掛け”をして肯定します。
 
 
具体的には、「○○君、おやつを食べようか?」、「一緒に遊ぼう!」等、楽しい次の行動に誘う声掛けです。
 
 
この対応を諦めずに続けると、子どもはだんだん暴力を我慢し始めます。
 
 
・イライラしたら、自分で1人になれる部屋へ行き、少し落ち着いてから帰ってくる
 
・怒りの原因である行動を自分からやめて、違うことをしようとする
 
 
このように、自分から気持ちを落ち着かせる行動ができるようになってきます。
 
 
私が発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)の正しい対応を学ぶことによって、私が変わり、息子も変わりました。
 
 
最初、発コミュや私の対応を理解してくれなかった主人は息子を𠮟りつけ、せっかく減った暴力がまたぶり返してしまったこともありました。
 
 
そんな主人でも息子の変化を目の当たりにしたことで納得し、協力してくれるようになりました。
 
 
また、息子の暴力が収まったことで、家は戦場から安全基地に戻り、家族で楽しい時間を過ごすことができています。
 
 
現在、子どもの暴力に悩まれている方に伝えたいです!
 
 
暴力への対応は、精神的にもとても辛いですが、変化を焦らず、諦めずに対応を続けていけば、必ず暴力は収まります。
 
 
大丈夫です!諦めないでくださいね。
 
 
 
 
子どもの激しい暴力を何とか収めたいと思ったら、今すぐ正しい対応が必要です!

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♡小冊子のご感想
子どもの行き渋りにどう対応するのが正解か分からず困っていました。こちらの本を読んで、行き渋りが悪化する対応をしていたことに気付き、はやめに知れて良かったと思いました。また、どう対応したらいいのか、具体的な対応と声かけが書かれていたので、ありがたいです。今日から取り組んでみます。
 
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執筆者:なかむらあゆみ

(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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