「いやだ」と言えない発達凸凹思春期女子の友達トラブル解決法

 

発達凸凹グレーゾーンで思春期の女の子。お母さんに対しては言いたいことが言えるのに学校では「いやだ」「こうしたい」が言えないことはありませんか?学校でも上手に自己主張できるようにお母さんからアプローチを仕掛けてみましょう。
 

【目次】

1.いやだと言えないとストレスがたまります
2.女の子は困り事が気づかれにくい
3.ストレスに支配された脳は育たない
4.いやだと言える自信を育てる
◆見たままを褒める
◆「ありがとう」をちりばめる

 
 

1.いやだと言えないとストレスがたまります

 
 
自分の気持ちを言えない時ってモヤモヤしますよね。
 
 
友達関係が複雑になってくる思春期に、お友達に「いやだ」と言えないのではストレスがたまっていくのも無理はないです。
 
 
もし、思春期の女の子が急に暴言を吐いたり、口調がきつくなったら、そんなストレスを家で発散しているのかもしれません。
 
 
「あー、もうウザイ」
「ほっといてよ」
「うるさい!」
「あーーーーー(叫ぶ)」
 
 
こんなイライラした様子が見られたら、言いたいことを言えずに我慢しているかもしれません。
 
 
 
お母さんは、思春期にありがちなイライラだとか反抗期なのかしら?と様子見せず、子どもをストレスから解放する方法がありますから、ぜひ実践してみてください。
 
 
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2.女の子は困り事が気づかれにくい

 
 
 発達障害グレーゾーンの思春期女子は、本当は色んな困り事があるのに、周囲からは気づかれにくいことがあります。
 
 
それには、いくつかの女の子ならではの特徴があるからです。
 
 
・言葉の遅れが目立たない 
・頑張れば周囲に合わせられる 
・真面目で頑張る性格傾向がある 
・発達障害は男の子の方が圧倒的に数が多い 
 
 
そのため、「頑張っているのにできない」ことで本当は自信をなくしていることがあります。
 
 
 
小学5年生だった私の娘も、特性からくる困り事でどんどん自信がなくなっていきました。
 
 
勉強面ではみんなと同じスピードではついていけなかったり、場の空気を読むことが苦手で、いわゆるKYな発言や行動をしてしまったり。
 
 
そのことで、お友達から陰口を言われたりした娘は、日に日に笑顔がなくなっていました。
 
 
人は自信がないと消極的になります。
 
 
新しいことに挑戦することも、自分の意見を主張することもしなくなってくるのです。
 
 

3.ストレスに支配された脳は育たない

 
 
人が行動を起こすときは脳が「やるか、やらないか」を意思決定しています。
 
 
頭の前側にある前頭葉という部分がその場所です。
 
 
ところが、脳がストレスに支配されていると、この機能がうまく働きません。
 
 
だから、嫌なことに「いやだ」と言うことも自分の意見を主張することも、できなくなってくるのです。
 
 
 
ただでさえ思春期の脳は、感情が暴走しやすくブレーキが効きにくい。
 
 
さらに発達障害グレーゾーンの女の子は、脳の発達が未熟なところがあり、このブレーキの機能が働きにくいのです。
 
 
では、どうしたら感情のブレーキをうまく発動させて、嫌なことに「いやだ」と言える意志決定ができるようになるのでしょう。
 
 
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4.いやだと言える自信を育てる

 
 
感情が爆発しやすい思春期女子には、まずはポジティブな記憶で脳を満たすことです。
 
 

◆見たままを褒める

 
 
思春期ともなるとあからさまな褒め言葉「できたね!」「上手だね」は通用しません。
 
 
それどころか言葉のきつい女子には
 
 
「なに、どうしたの?」
「わざとらしい」
 
 
なんて、辛らつな反撃をくらうかもしれません。
 
 
ストレートな褒めは警戒心を与えるため、見たままの行動を褒めてください。
 
 
感情は込めなくてOK、淡々と事実を語る、それでOKです。
 
 
「お風呂いったんだね」 
「ランドセル、片付けたんだ」 
「ゲーム、ハマってるんだね」 
 
 
見たまま褒めは、こちらも何も考えなくていいのでラクに褒めることができます。
 
見たままのことしか言っていないのに「ちゃんと~したんだね」というニュアンスに聞こえますよね。

 
 

◆「ありがとう」をちりばめる

 
 
また、子どもの貢献欲求を満たしてあげるためにこの言葉が必要です。
 
 
「(〇〇してくれて)ありがとう」です。
 
貢献欲求とは「人のために役に立つことをしたい」という気持ちです。
 
 
人が社会生活をする上で、「人から認められたい気持ち」である承認欲求と同じくらい持っている欲求です。
 
 
 
「役立てて嬉しい」という体験を重ねることで、自信がついてきます。
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもは、行動力が落ちているので貢献欲求が満たされる機会も減っています。
 
 
あえてお母さんが「ありがとう」の声掛けを増やすことで、感謝される体験をした子どもはグンと行動力があがるのです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
 
思春期の女の子は対応が難しいと思い込んでいるのは、大人の思い込みです。
 
 
体や心の急成長に自分の気持ちがついていかなくてとまどっているのは子どもの方です。
 
 
思春期を意識した対応を心がければ、お母さんの声掛けで自信をつけることができ、お子さんの自己主張もバランスよくできるようになりますよ。
 
 
 
 
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執筆者:北川明希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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