ADHD小学生女子の失言対策!!空気が読めない子が考えて話せるようになる秘策

 

ADHD小学生女子のお子さんが友達に思ったままを口にしてしまう。失言が多いと困っているママはいませんか?これでは友達トラブルにもつながりかねません。しかし、失言してしまうのには理由があるのです。理由を知り対策することで、空気が読めない子が失言しなくなりますよ。
 

【目次】

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性を持つ、発達障害グレーゾーンの娘が小学校1年生のときのことです。
 
 
買い物にいくと、目の前にいる人の洋服を見て、
 
 
「変な絵が書いてある」
「なんでこんな服着るの?」
「なんでここにいるの?」
 
 
と思ったままを口にして失言することが多く、親としてはとてもヒヤヒヤしながら買い物をしていました。
 
 
 
 
友達にも見たままを口にして、困っている様子があったので、このままでは友達を傷つけトラブルになりかねないと心配していました。
 
 
お家で対応することで、今では目の前の人にわかるような失言をすることがなくなり、気になったことは、後から私にそっと教えてくれるようになりました。
 
 
次章ではどのように対応したかをお伝えします。
 
 
発達障害&グレーゾーンの子どもの育て方
≪12の質問でわかる発達チェック付き≫
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2.ADHDの子どもが見たこと思ったことをすぐに口にしてしまうのはなぜ?

 
 
ADHDタイプのお子さんが思ったままをすぐに口にしてしまうのは、脳の特性に関係があります。
 
 

◆①衝動性がありそれを自分でやめさせることが苦手

 
 
思ったことを今すぐ言いたいといった衝動性があり、それを今は言わないようにしようと考えてコントロールする脳のエリアが未熟です。
 
 
ですので、思ったらすぐに言ってしまう。自分でもコントロールすることは難しいのです。
 
 
 
 

◆②空気が読めない、相手の気持ちや状況を読むことが苦手

 
 
こんな風に言うと相手が嫌な気持ちになるということを理解できておらず、思ったままを言ってしまいます。
 
 
本人にとっては悪気があって言っているのではないのです。ただ伝えたいといった気持ちから言っているのです。
 
 
ですが、こういった失言があるとまわりからは空気が読めない女の子と思われてしまいがちです。
 
 
とくに小学校3、4年生頃になると考える力がグッと伸び始め、女子同士が集まってグループ行動をするようになります。
 
 
悪気がなくても、友達の見たままや思ったことをそのまま伝えて相手を傷つけてしまいトラブルになると、孤立してしまうこともあるのです。
 
 
そのようにならないようお家で対応していくことが大事です。
 
 
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3.小学生女子のわが子にやった失言への対策

 
 
ADHDタイプのわが子の特性を理解し、見たまま思ったことをすぐに口にしないようお家でした失言対策をお伝えします。
 
 

◆対応①失言してしまったことに対して叱らず、〇〇してねと伝えた

 
 
子どもが失言をしてしまったとき、叱るだけでは、次にどうしたらいいかわからなくなってしまいます。
 
 
失言は、あくまでも脳の特性だからです。
 
 
叱るのではなく「こういう時は○○しよう!」と伝えていくことで本人も気づいて行動できるようになります。
 
 
「思ったことを言いたいときはママだけにそっと教えてね。」
 
 
と二人のルールを作りました。
 
 
そして、ママに伝えてくれた言葉に否定はせず、笑顔で
 
 
「教えてくれてありがとう!」
 
 
と耳に手をあてた仕草をして小声で伝えました。
 
 
文章にして教えるのもいいです。目から入る情報は耳だけで聞くよりも子どもには理解しやすく、次は気をつけようと思えたようです。
 
 
実際に子どもが失言しそうになったときには、私が耳に手をあてて、ママに教えてと言い、少しでもできた時にはありがとうと伝えていきました。
 
 
これらをやっていくことで、私に「ねえねえ」と声をかけてから小声で話すようになり、相手に聞こえるような失言をしなくなりました
 
 
 
 

◆対応②頭で考えてから発言できるようにしたトレーニング

 
 
思ったことをすぐに口にしてしまうのは、考えてから発言するという考えることが出来ない状態です。
 
 
頭の中で考えて発言ができるようにする「メンタルカウント」というトレーニングをしました。
 
 
お子さんに目をつむってもらって、口にださずに10や20など数をかぞえていくものです。
 
 
我が家では、毎日のお風呂あがりに必ずするようにし、ママも数えるねと一緒にすると楽しんでくれました。
 
 
すると、 1週間くらいで
 
 
・頭で考えてから発言できるようになった
・今いい?ねえねえと声をかけてから話すようになった
 
 
 できた時は、「自分で気づけたね!」としっかり褒めていくことで頭で考えて発言できるようになっていきました。
 
 
今では、 女子同士の会話も空気が読めず失言をすることはありません。
 
 
いかがですか?
 
 
普段の会話を工夫するだけで、相手の気持ちを考えて話すということに気づいてくれるようになります。
 
 
子どもが友達と会話を楽しめるよう、取り組んでみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:清水 映井子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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