「学校に行きたくない」への対処法!学校が嫌いな理由はママの声掛けで解決できる

 

「学校に行きたくない」という言葉の裏には「もうこれ以上頑張れない」というホンネが隠れています。学校が嫌いな理由を突き詰め、子どもの行動を奪う声掛けを脳を伸ばす声掛けに変える対処法で学校嫌いは解決できます。
 

【目次】

1.「学校に行きたくない」子どものホンネとは?
2.学校嫌いを加速させるNG声掛け
①学校が嫌いな理由を探る声掛け
②子どものチャンスを奪う声掛け
3.「学校に行きたくない」への脳を伸ばす声掛け対処法
①子どもの自信を取り戻す声掛け
②子どもの行動を促す声掛け

 
 

1.「学校に行きたくない」子どものホンネとは?

 
 
新学期がスタートしましたね。
 
 
お子さんは元気に学校に通っていますか?
 
 
二学期は新しい単元、さまざまな行事に向けての準備が始まり、授業への難しさを感じたり学校での疲れを感じやすい時期です。
 
 
休み明けに学校休みがちだな、勉強が辛そうだな、お友達とうまくいっていないのかな、など少しでも気になることがあるなら要注意です。
 
 
学校が嫌いな理由を加速させて行き渋りをこじらせる前に、お家での対処法を見直して子どもの自信を取り戻して行きましょう!
 
 
 
 
まずは学校に行きたくない子どもの状態から紐解いていきましょう。
 
 
「学校が嫌い」「学校に行きたくない」という子どもは学校でかなりのストレスを抱えている状態です。
 
 
学校でのストレスをいっぱい抱えて「もうこれ以上頑張れない!」脳がキャパオーバーの状態なんです。
 
 
コップにお水をいっぱいに入れた状態でお水を注ぐと溢れてしまいますよね。
 
 
新しいお水を注ぐには一旦コップに入っている水を捨てなければいけません。
 
 
「学校が嫌い」「学校に行きたくない」と言うお子さんの脳もこれと同じような状態なんです。
 
 
新しいお水を注ぐにはコップの容量を大きくしてあげる必要があります。
 
 
子どもの脳を伸ばせばコップの容量を増やすことができ、新しいお水を注ぐことができるようになります。
 
 
子どもの脳を伸ばす対処法で学校嫌いは解決できます!
 
 
じゃあ、どうやって脳を伸ばすのか?
 
 
それは、ママの声かけを変えるだけ今回は子どもの脳を伸ばす声掛けの対処法についてお話していきます。
 
 
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2.学校嫌いを加速させるNG声掛け

 
 
お家では子どもにどんな声掛けをしていますか?
 
 
何気なくしているその声掛けが、学校が嫌いな理由を加速させているかもしれません。
 
 
ついやってしまいがちなNGな声掛けについて解説していきます。
 
 

◆①学校が嫌いな理由を探る声掛け

 
 
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら、学校が嫌いな理由を考えますよね?
 
 
・学校でどんな嫌なことがあったの?
 
・友達とうまくいってるの?
 
・勉強のどこが苦手なの?
 
 
と学校が嫌いな理由をなんとかしてあげようと質問攻めにしていませんか?
 
 
実はこの声掛け、子どもの学校でのネガティブな記憶を引き出す声掛けになっているんです。
 
 
ストレスを溜めやすい子どもは、学校でできない事があると周りと比べて自信を失いがちです。
 
 
学校が嫌いな理由を探る声掛けでさらに子どもの自信を無くしストレスを溜め込む結果になってしまいます。
 
 
 
 

◆②子どものチャンスを奪う声掛け

 
 
子どもが楽しんでやっている行動でも、「こうした方が良いよ」と先回りしてやってあげていませんか?
 
 
子どもの行動が遅いからと、「早くしなさい!」と急かしていませんか?
 
 
子どもより経験の多いママは「あーすれば良いのに、こーすれば上手くいくのに」とついつい口出ししたり、「失敗しないように」と手を出してしまいます。
 
 
また、仕事に育児に毎日忙しいママは「早く〇〇させたい」と子どもを急かしてしまいます。
 
 
実はこの声掛け、子どもの脳が伸びるチャンスを奪っているんです!
 
 
子どもが行動する機会や考える時間を奪うと、子どもの自信を失う結果となり学校嫌いを加速させてしまいます。
 
 
脳を伸ばすためには行動することが欠かせません。
 
 
ママの先回りの声掛けは子どもが行動するチャンスや考える時間を奪ってしまっています。
 
 
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3.「学校に行きたくない」への脳を伸ばす声掛け対処法

 
 
ではどのような声掛けをすれば子どもの脳を伸ばすことができて、学校が嫌いな理由を解決できるのでしょうか?
 
 
それは、子どもの自信を取り戻し、行動を促す声掛けです。
 
 

◆①子どもの自信を取り戻す声掛け

 
 
お家では、学校が嫌いな理由を追求するではなく、子どもの自信を取り戻す会話をしてあげましょう!
 
 
ご飯食べたね!
 
手を洗ったね!
 
 
当たり前にしていることを肯定してあげましょう。
 
 
子どもの行動をママが声にしてあげることで「できた!」と認識ができ自信につながります。
 
 
〇〇してくれてありがとう!
 
〇〇くん、〇〇ちゃんのこういうところママ大好きだよ。
 
 
子どもがしてくれたことへの感謝を伝え、子どもの存在を肯定する声掛けをしましょう。
 
 
褒めるところを探さなくても良いんです。
 
 
当たり前にしていること、子どもの存在自体を認めることが最高の肯定になります。
 
 
今日から学校が嫌いな理由を追求する声掛けから子どもの自信を取り戻す対処法に変えていきましょう!
 
 
 
 

◆②子どもの行動を促す声掛け

 
 
子どもの行動を奪う声掛けではなく、動を促す声掛けに変えていきましょう!
 
 
この時にひとつポイントがあります。
 
 
脳が伸びるのは、子どもが楽しんで行動している時なんです。
 
 
脳は楽しいことが大好き!
 
 
苦手なことは楽しめませんし、すでに学校で頑張っている状態。
 
 
そんな子どもに家でも頑張れ!といっても意味がありません。
 
 
まずは子どもが得意なこと、楽しんでしている行動に注目をして
 
 
「一緒にやってみない?」
 
 
と得意なことに誘ってみたり、
 
 
「楽しそうなことしてるね!」
 
「何やってるの?」
 
 
と興味を示してみたり子どもが楽しんでやっている行動をさらに促す声掛けから始めてみてくださいね。
 
 
 
 

 
 
子どもの脳を伸ばせば学校嫌いは解消できます!

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執筆者:はぎはらさゆり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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