【兵庫県 おでかけ情報】 発達障害でもOK!幼児でも楽しめる!子どもと行くキッザニア甲子園

発達障害のある子どもを連れてのおでかけ、楽しめてますか?特に幼児さんだと、途中で愚図ったら?待ち時間も心配…何かと心配ごとが多いですよね。3歳から中学生までの子どもが楽しみながら学べる、魅力たっぷりのキッザニア甲子園の楽しみ方をご紹介します。
 

【目次】

 

1.「生きる力を育む」がコンセプトのキッザニア

 
 
みなさんは、家族でのおでかけ、楽しめていますか?
 
 
発達障害のあるお子さんの場合、特に幼児のうちは外出先での心配ごとが多いですよね。あれもこれも心配で、事前準備で疲れてしまうということもあるのではないでしょうか。
 
 
今回は、発達障害・グレーゾーンの幼児さんでも、遊びながら学べるキッザニア甲子園をご紹介したいと思います。
 
 
兵庫県西宮市の阪神甲子園駅から徒歩10分ほどにある商業施設、ららぽーと甲子園にキッザニア甲子園があります。
 
 
現在、キッザニアは東京と甲子園の2カ所にあります。体験できるお仕事はそれぞれ違いますのでご注意くださいね。
 
 
 
 
こどもが主役の国「キッザニア」は、”edutainment(=エデュテインメント、楽しみながら学ぶ)”がコンセプトの施設です。
 
 
約100種類の職業・社会体験を楽しむことができるのですが、体験を通して人間力を育み、それが自然と教育につながる仕組みになっています。
 
 
もう1つのコンセプトが、こども達の”生きる力を育む“、ということです。生きる力を育む為には、学校の勉強以外の様々な体験もとても大事だという視点です。
 
 
子どものうちから職業意識を身につけていると、勉強への向き合い方も違ってきます。
 
 
憧れの仕事に就くためには勉強しなければいけないと考え、仕事のために勉強をするようになるかもしれません。
 
 
キッザニアをリピートしている親御さんから、子どもたちのそういった変化も実際に伺ったこともあります。
 
 
息子がもう少し成長したら、もう少し頻度を上げて訪れて変化を見てみたいと思っています。
 
 
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2.発達障害を持った子どもに成功体験を積ませたい理由

 
 
キッザニアに行かれた方はご存知かと思いますが、館内は夜の街の設定のため、薄暗くなっています。
 
 
暗いところが苦手なお子さんには、おでかけ前に中が暗いこと、またなぜ暗いのかを説明をしておかれると良いと思います。
 
 
普段、こども達は暗い街を出歩くことは殆どないと思いますが、キッザニアは子どもが大人としての体験をする街。
 
 
暗くなっても街を自由に歩ける、という体験をしてもらうためです。ですので、スタッフの方も「こんばんは」とあいさつしてくれます。
 
 
大人の体験と言えば他にも工夫が…
 
 
建物や信号機、実は全て3分の2の大きさで作られています。子どもの視点からすると、自分の身長が伸びたように感じますよね。
 
 
そして、もう一つキッザニアで徹底されていることがあります。
 
 
それは、スタッフの方が子どもに話しかけるときに、必ず敬語を使っているということです。名前を呼ぶ時も、○○ちゃん、○○くん、ではなく、必ず○○さん、とさん付けで呼びます。
 
 
また、「〜ですか?」「〜しますか?」など、一人前の人間として個々を尊重した対応をしてくれます。
 
 
発達障害の子ども達、特に幼児のうちは、いつも大人から指示ばかりされていたり、禁止されたり…他の子ども達に比べると、そいういった経験がどうしても多くなってしまいます。
 
 
その為、発達障害のある子どもは自尊心が低いということが良く言われています。
 
 
個人を尊重した対応を受けることで、誇らしい気持ちにもなり、自尊心を高める効果も期待できるので、ぜひその変化も観察してみて下さい。
 
 
一人前として対応された子どもの行動は、どう変化すると思いますか?
 
 
キッザニアにでは、お仕事体験の際は子どもだけが中に入り、大人は外から見学することになります。
 
 
中にはママと離れたくないと言って泣くお子さんもいらっしゃいますが、スタッフの方が優しく、そしてあくまでも本人の意思を尊重しながら対応してくれます。
 
 
ちょっぴり大人気分になっている殆どの子ども達は、堂々と中に入って行きます。
 
 
「こんなの出来ないのでは?」
「私と離れてちゃんとできるかしら…」
 
 
そう思って心配ばかりしていたママたちはびっくり!
 
 
「うちの子、こんなことができるの!?」
「え?スタッフの方に質問してる!」
 
 
多くのママは、子どもの意外な姿を目撃することになります(笑)
 
 
うちの息子は3歳のときにキッザニアデビューしました。殆どお仕事できないだろうなぁ〜と思っていたので、まぁ見学がてら…という軽い気持ちで行ってみました。
 
 
ところが、「あれもやりたい!」「これもやりたい!」と、私と離れるのを嫌がることもなく、ぐいぐい中に入っていくじゃありませんか。
 
 
ちょっと説明が長い内容のもの(ソーセージ作りの手順が難しかった様子)は、途中で出てきてしまいました。
 
 
けれど、その他はスタッフの方にサポートしてもらいながら最後までやることができました。
 
 
子どもの限界は親が決めてはいけない。息子の中にはこんな力があるのだ。
 
 
見たことのない息子の様子を見て、私の思い込みに気付けるきっかけにもなりました。親と離れた場所で、しっかりと成功体験を積み重ねる。これは本当に貴重な経験だと思います。
 
 
 
 
そこで、この貴重な経験をさらに深めるために、ママに忘れずにやって欲しいことが1つだけあります!
 
 
子ども達がお仕事を終えて出てきたら、しっかりと褒めてあげて下さい。
 
 
お仕事ができたことですでに自信にはなっていますが、ママから褒められることでその体験をもっと深く脳に刻み込むことができるからです。
 
 
そして、また新しいことにチャレンジしたいという意欲もわいてくるのです。ママの褒めが、キッザニアでの体験をより価値あるものにしてくれますよ!
 
 
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3.発達障害があっても、幼児でも楽しめるコツ

 
 
お仕事で人気なのは、やはり食品系。お給料がもらえるだけでなく、作った物を持ち帰れるためです。
 
 
特に和食のさとの「寿司職人」、ピザハットの「ピザ職人」のお仕事は瞬殺と言っても過言ではありません。作ったピザやお寿司を、ランチや夕飯にする方も多いようです。
 
 
ですので、入場後はまずは食品系のお仕事を一つ確保するのがオススメ。
 
 
ここで注意点は、一つお仕事を予約するとその時間が過ぎるまでは、それ以外は予約ができないこと。
 
 
あまり遅い時間帯の予約になってしまうと、その間は空いているお仕事を探して、随時体験していく流れになります。
 
 
その予約をゲットする為に、朝は7時頃から、午後の部も朝9時頃から入場の為の整理券を求めて並んでる方も多くいらっしゃいます。
 
 
でも…発達障害の子どもを連れて、朝早くから長時間並ぶというのは現実的ではありませんよね。
 
 
もし物理的に可能なのであれば、パパかママが整理券をゲットしに行って、指定時間まで他の場所で時間を過ごし、その後に家族全員で集合場所に向かう、というのがオススメです。
 
 
この整理券の入場順次第で、食品人気系を早い時間帯で予約が取れるかどうか決まってきてしまいます。
 
 
事前に本人と体験したいお仕事を相談されると思いますが、あまり欲張らず、3つ程度に絞っておくのがベターです。
 
 
混雑している日ですと、待ち時間の方が長くなってしまう、なんてこともあるそうです。
 
 
発達障害の子どもの中には、予定が変わったことで癇癪やパニックを起こしてしまうケースもあると思いますので、事前にしっかりとお話ししておいてあげて下さい。
 
 
全てのお仕事ができるとは限らないということを説明しておき、その場合にはこれをやろう!など代替案も用意しておくのがベターです。
 
 
館内には軽食が販売されていたり、作った物を食べられるスペースも随所にあります。
 
 
待ち時間も飽きないように、適度に休憩を取りながら、無理のないスケジュールで行動していきましょう。
 
 
 
 
最後に、補足ですが…お仕事で稼いだお金(キッゾ)は、館内でしか使えません。
 
 
キッゾでお買い物ができるデパート(高島屋)もあるので、何か買って帰るのももちろん良いのですが…
 
 
予め、三井住友銀行パビリオンでキャッシュカードを作っておいて、銀行に預けるのがオススメ。なぜなら、10%という夢のような年利なのです!
 
 
もしリピート予定があるのであれば、事前に銀行パビリオンで口座開設をしておくと良いですよ!もらったお給料を預けておけば、次回訪れたときにはキッゾが増えている可能性も!
 
 
幼児さんにはむずかしいですが、もう少し大きくなったらお金の勉強にもなりますよね。
 
 
キッザニア甲子園、お子さんの新しい一面に出会える場所です。ぜひご家族で遊びに行ってみてくださいね!
 
 
ーー施設詳細ーー
【施設名】キッザニア甲子園
【住 所】兵庫県西宮市甲子園八番町1-100 ららぽーと甲子園
【電 話】0779-88-0001(代表)
【公式HP】http://www.kidzania.jp/koshien/
 
※休館日、開館時間などの詳細は公式HPを必ずご確認ください。
 
 
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執筆者:瀬名香織
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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