小学生が朝起きないのはなぜ?発達障害の子が自分で起きてくる!ママも朝活を満喫できる新習慣の作り方

 

小学生が朝起こしても起きないことに困っていませんか。発達障害の子どもの場合、低覚醒やセロトニン不足が原因かもしれません。朝起きない小学生が寒い冬の朝でもサッと起き、親子で穏やかな朝をスタートする新習慣をご紹介します!
 

【目次】

 
 

1.小学生がどんなに起こしても朝起きない!

 
 
私には小学4年生、発達障害グレーゾーンの娘がいます。
 
 
彼女の起床時間は朝5時半。起こさなくても起きてきます。
 
 
最初から早起きだったわけではなく、朝一番に好きな活動をするという新習慣が身についてから起きれるようになりました。
 
 
小さい頃から朝が弱くて起きれない子で、これまであらゆることを試してきました。
 
 
・大好きな絵本を耳元で読む
 
・お人形を使って遊びながら起こす
 
・ふれあい遊びで、こちょこちょして起こす
 
 
これらの方法で目が覚めても、布団から出られませんでした。
 
 
 
 
 
小学生になってもなかなか朝起きない。動き出すまでに30分、ときには1時間以上かかることも。
 
 
動き出すまで「ママがいないとダメ!」と、他のことをさせてくれません。
 
 
起きてからも動き出せず、少しでも気に入らないことがあると不機嫌なまま固まってしまいます。
 
 
朝は大人だって余裕がないので、1秒もムダにしたくはありませんよね。
 
 
「早く!急いで!遅れる!」と着替えから歯磨き、玄関を出るまですべて私が整え、なんとか送り出していました。
 
 
こんなふうに、起こしても自分で朝起きない小学生が、声かけなしで起きてくるようになった新習慣をお伝えします。
 
 
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2.発達障害の小学生が朝起きない理由と気をつけたいこと

 
 
発達障害の小学生が朝起きない、起きたとしても動き出すまでに時間がかかる理由に、「低覚醒」「セロトニン不足」が関係していることがあります。
 
 

◆①低覚醒

 
 
低覚醒とは起きた時の脳の覚醒レベルが低い状態です。
 
 
起きているのにぼーっとしていて、脳が目覚めていないのです。
 
 
ボーっとしたまま朝の支度をして登校したとしても、低覚醒の状態で授業を受けていることもあります。
 
 
脳が覚醒していないので、先生が何を言っていたか記憶に残っていないことも!
 
 
また低覚醒のため、そわそわ・もじもじと動いて、体が自然と覚醒レベルをあげていることもあります。
 
 
周りからは落ち着きのない困った子と思われてしまうことも。
 
 
目は覚めているのに脳が働いていない。
 
 
授業中など興味のない活動では眠くなったり、逆に立ち歩いたり。
 
 
こんな状態ではせっかく学校に行っていたとしても、とてももったいないですよね。
 
 
 
 

◆②セロトニン不足

 
 
発達障害の小学生の低覚醒の理由のひとつに、セロトニンが不足していることが考えられます。
 
 
実は、発達障害のある子は元々このセロトニンが不足しがちです。
 
 
セロトニンとは「幸せホルモン」とも言われますが、脳を最適な覚醒状態にする働きもあります。
 
 
最適な覚醒状態とは、リラックスしていたり、反対にやる気や集中力が高められた状態です。
 
 
朝起きてボーっとした頭がすっきりするのはこのセロトニンの働きによります。
 
 
朝スッキリと起きれない、いつまでも頭がボーッとしている場合、セロトニン不足の可能性があるということです。
 
 
さらにセロトニンはストレスを受けると、分泌されにくくなります。
 
 
発達障害・グレーゾーンの小学生は、周りと比べてできないことが多く人一倍ストレスを感じています。
 
 
元々のセロトニン不足とストレスによって分泌が少ないことで、脳の覚醒状態が不安定になってしまうのです。
 
 

◆③起立性調節障害

 
 
朝起きれないことで気をつけたい理由のひとつに「起立性調節障害」があります。
 
 
思春期に多い起立性調節障害ですが、実は自律神経を整えることで小学生の今から予防をすることができるのです。
 
 
起立性調節障害とは、自律神経の働きがうまくいかず朝起きれないなどの症状が出る病気です。
 
 
この起立性調節障害は、ストレスを受けることで症状が悪化し、逆にセロトニンがたくさん分泌されることで心を安定させることができます。
 
 
朝が弱い子どもは、元々自律神経のバランスを崩しやすい特性が考えられます。
 
 
もし寝不足でもないのに、子どもが朝起きないとしたら、小学生のうちに自律神経を整える習慣を身につけてくださいね。
 
 
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3.朝起きない小学生が自分で起きるようになる新習慣!

 
 
発達障害があってもなくても、朝起きれない小学生が自分で起きるようになるためのしかけは、朝一番に好きな活動をすることです。
 
 
わが家には現在こんな朝のルールがあります。
 
 
「朝6時30分までは自由時間!」
 
 
これだけで朝起きれなかった小学生の娘が、朝5時半に起きてくる習慣が身につきました。
 
 
6時半まではゲームをしても、動画をみてもOK!
 
 
低学年でまだゲームをしていない頃は、30分のアニメを1話観るという方法で、朝6時に起きることができるようになりました。
 
 
ポイントは
 
 
・自由時間が何時までか決める
 
・やめる時間になったら次の活動を用意しておく
 
・やめたら褒める
 
 
楽しいことで朝起きられるようになっても、やめられず叱られる…というのは避けたいですよね。
 
 
そのためには最初に時間を決めておき、多少時間が過ぎてもOK!
 
 
目的は朝のリズムを整えることです。
 
 
ゲームをやめることができたらしっかり褒めて、すかさず次の行動に誘います。
 
 
ボーっとする時間を作ってしまったり、嫌いなことをさせようとすると行動が止まってしまうからです。
 
 
好きな朝ごはんを出したり、みそ汁の味見をしてもらったり、卵を焼いてもらったり。
 
 
娘は早起き習慣がついたおかげで、夜9時には自然と眠たくなる…という、好循環ができました。
 
 
実は私自身も一緒に夜9時に寝るようになり、早起きして自分時間を確保できるようになりました。
 
 
「今日も早起きだね~」「お母さんもね~」と穏やかな朝を手に入れましたよ!
 
 
いかがでしたか?まずは好きな活動で脳の覚醒を上げ、朝起きれたことを褒める。
 
 
褒められることで幸せホルモンが出て気分が安定し、さらに朝起きやすくなる。
 
 
この繰り返しで朝起きない発達障害の小学生でも、自分から起きてくるようになります。
 
 
朝早く起きて子どもが行動するきっかけ作りをしておくのは、正直お母さんも大変ですよね。
 
 
温かくて居心地の良い布団の中から出るのは誰でも辛いもの。
 
 
子どものためにがんばるお母さんも、朝は自分の大好きなことからスタートしてくださいね。
 
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執筆者:本田ひかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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