小1の子どもが行き渋り!でも仕事も休めない!と頭を悩ませているワーママ必見!小1の壁をうまく乗り切るためのママの心の整え方と対応策をお伝えします。
【目次】
1.小1の壁と学校行き渋りでイライラ
2.小1の子どもが行きしぶりをする理由とNG対応
3.ワーママのマインドの整え方と行き渋り対応
①フラットモチベーション
②笑顔で楽しげに指示を出す
③1日10分!1対1の特別時間
1.小1の壁と学校行き渋りでイライラ
小学校1年生の子どもが「学校に行きたくない」と言い出すことが続いて、心が重くなっていませんか?
実はママの声かけと視点を変えるだけで子どもが自分で学校に行けるきっかけを与えることができるのです。
仕事をしているママは子どもに行き渋りがあると、
「大事な仕事を休まなくてはならない」
「いつまで続くんだろう…」
「またワガママが始まった…」
とイライラした気持ちになるかもしれません。
学校に行きたくない理由がわからなくて、「どうして?」と、強く当たってしまう気持ちもよく分かります。

子どもが小学校に入学すると、保育園の時とは違い、仕事と子育てを両立するのが難しくなる「小1の壁」にぶつかっているママも多いのではないでしょうか。
保育園の時とは違い、学校の登校時間と出勤時間に余裕がなく慌ただしい朝に、行き渋りされると本当に辛いですよね。
しかも、仕事に忙しくて子どもにちゃんと関われていない…と罪悪感を感じてしまっているかもしれません。
しかし、実はあなただけではなく、多くのワーママが同じ悩みを抱えています。
そんな仕事に忙しいワーママでも焦らずに対応できる方法と小1の子どもが行き渋りをする理由を次で詳しくお伝えしますね。
2.小1が行き渋りをする理由とNG対応
小1の子どもが小学校に行き渋る理由にママの声かけや接し方と発達特性が影響していることがあります。
例えば、
「早く準備しなさい!」
「みんな普通に行ってるよ」
「なんでできないの?」
ついつい言ってしまいがちなこんな言葉が、敏感な特性を持つ子どもたちを追い詰めてしまうこともあります。
敏感な特性を持つ発達障害、グレーゾーンの子や繊細な子ども(HSC)の子どもはネガティブな気持ちをためやすいために、ちょっとした大人の言葉でも否定的にとってしまうのです。

また、ママが無意識にしてしまっている表情、態度、声色も要注意です!
コミュニケーションでは言葉よりも表情、態度、声色などの非言語情報の方が重視されることがメラビアンの法則で証明されています。
メラビアンの法則によると、「言葉」から得ている情報はたったの7%で、表情や態度、声色が93%も影響を与えているのです。
ママがそんなつもりで言っていなくても、忙しさや焦りが表情や声にでて、子どもにはネガティブな情報として伝わってしまっていることもあります。
3.ワーママのマインドの整え方と行き渋り対応
忙しい朝に、小学校に行き渋る子どもにどうやって対応したらいいのでしょうか?
それは子どもの気持ちと自分の気持ちの間にしっかりと境界線を引いて笑顔で対応することです。
◆①フラットモチベーション
子どもが学校に行きたくないと言っても、「それは子どもの課題」と考え、冷静に「行かない選択もあるんだね」と一旦受け止めてみてあげてください。
子どもが不安を感じて「学校に行かない」と言ったとき、ママまでその感情に巻き込まれてイライラしてしまうと、状況が悪化してしまいます。
子どもの身になって考えてみると、勇気を出して「学校に行きたくない」と伝えたのに、ママがイヤな顔やイライラした態度をとると、自分を否定されたと感じてしまいます。
ママに言っても分かってもらえないと感じて、親子関係も悪化しかねません。
また、繊細な子は無理して頑張りすぎて、本当に辛い状況になって、本格的な不登校になってしまうこともあります。
ママが仕事と子どもの板挟みになる気持ちも痛いほど分かりますが、まずはフラットな気持ちになって子どもに安心感を与えてあげてください。
ママの気持ちに余裕ができることで、子どもが自分で学校に行くと決めるきっかけになります。
◆②笑顔で楽しげに指示を出す
口角を上げて、前歯を見せて笑顔で次の行動の指示を出すようにしましょう。
「ご飯食べようか♪」「一緒に準備しようか♪」 と穏やかに楽しげに伝えることで、子どもに指示が通りやすくなり、自分から動き出すことができます。

◆③1日10分!1対1の特別時間
1日10分、子どもと1対1の特別な時間を作ることを意識してみてください。
10分だけ集中して子どもに関わることで、「ママは自分を大事にしてくれている」と感じることができるんです。
兄弟がいる場合は、なかなか1対1の時間を取れないというママもいるかもしれませんが、隙間時間を工夫しながら使ってみてください。
例えば、
・朝、着替えを手伝いながら話を聞く
・夜寝る前、一緒に絵本を読む
・習い事や学童への送迎時間、二人きりで会話する
日常に織り込んだこうした小さなことですが、「ママから肯定された」と感じる積み重ねが、子どもの脳の記憶をポジティブに書き換えます。
小1の行き渋りの子どもには、短い時間でもなるべく集中してお子さんに関わる時間を作り、笑顔で接することで、子どもが安心でき、朝の雰囲気が驚くほど変わります。
ママの笑顔と安心が子どもが自分で学校に行くと決めるきっかけになりますよ。
お母さんが鍵を握る!新学期に疲れる子どもによりそう対応を多数配信しています!
執筆者:笹原 みらい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)