褒めてるのに『うるさい!』と逆ギレ…そんなモヤモヤ、ありませんか?実は子どもの褒め方のタイミングと工夫がカギ。少し変えるだけで、素直に喜ぶ反応に!この記事では、子どもの心に届く褒め方のコツをお伝えします。
【目次】
1.子どもを褒めると怒りだす⁉
2.褒められても嬉しくないのは褒め方がズレてるかも?
①褒めをプレッシャーに感じている
②褒めを素直に受け止められる親子の信頼関係がない
3.子どもへの褒め言葉がスッと届く効果的な褒め方
1.子どもを褒めると怒りだす⁉
「今日すごく頑張ってたね!ママびっくりしたよ」と声をかけただけなのに「別に…」と冷たく返されて、思わずモヤモヤ。
せっかく褒めたのに、なんでそんな言い方されないといけないの?と思うことありませんか?
実はコレ、子どもを褒めるタイミングと褒め方を変えれば素直に喜んでくれるようになります!
子どもに自信を持ってほしくて、 やる気を引き出したくて、「褒めて伸ばす子育て」を意識しているのに、 返ってくるのはそっけない態度や逆ギレ…。
ママからすれば“良かれと思って”の言葉。
だけど子どもからすれば“今それ言わないで!”というタイミングだったのかもしれません。
「なんで褒めただけで怒るの?」
「ママは応援したいだけなのに…」
そう思ってしまうのも当然です。
でも、子どもにとっての“受け取りやすい褒め方”があるんです。

ママが褒めて子どもが逆ギレしていたとしても、ママの愛情が届いていないわけではありません!
ちょっとしたズレがあるだけなんです。
次項では、どうして褒め言葉が届かないのか、その理由をご説明しますね。
2.褒められても嬉しくないのは褒め方がズレてるかも?
子どもへの褒め言葉が子どもにスッと届かないのは、褒めるタイミングと褒め方がズレているから。
子どもが褒められても嬉しくないと感じてしまう理由は2つ。
「褒めにプレッシャーを感じていること」と「褒めを素直にうけとめられる親子の信頼関係がない」の2つです。

ここでその理由をもう少し詳しく説明していきますね。
◆①褒めをプレッシャーに感じている
親は褒めるときに
・何か特別なことをしたときだけ褒めている
・結果にフォーカスして褒めている
・誰かと比較して褒めている
こんな褒め方をしてませんか?
実はこの褒め方は子どもの自信を奪う褒め方なんです!
「何か特別なことをしないといけない」「結果をださないといけない」と無意識のうちに親は子どもにプレッシャーを与えています。
そんな状態では子どもは親の褒め言葉を受けるたびにプレッシャーを感じてしまい、ついイライラしてしまいます。
◆②褒めを素直に受け止められる親子の信頼関係がない
親は”褒めてるつもり”が、最後に皮肉や嫌味と余計な一言を言ってたり・・・
例えば、親が褒めた後に「最初からやってくれればよかったのに・・・」「次からそういう風にやってね」と嫌味たっぷりな感じで話す。
こんな褒め方は、子どもにとっては”褒め”はどこかに消えネガティブな感情だけが残ってしまうことになります。
そうなると子どもは褒められてもどうせできてないことを指摘されるだけなんでしょと思い、褒めを素直に喜ぶことができなくなります。
こんな状況では子どもは”褒め”を素直に喜べなくなるのは当たり前ですよね。
このように子どもはネガティブな感情が渦巻くタイミングに褒められても素直に喜べません。
皮肉や嫌味を交えた褒め言葉では「褒められてる」と感じられないのは当たり前ですよね。
だからこそ親は褒め言葉がスッと届くように安心できる土台と信頼できる親子関係を築いていくことが必要です。
では、どんな褒め方をすれば素直に喜んでくれるようになるのか、その具体的な方法をご紹介しますね。
3.子どもへの褒め言葉がスッと届く効果的な褒め方
褒められても嬉しいと思わない子に、「子どもへの褒め言葉」をしっかり届けるには、まず“安心できる土台”と“親子の信頼関係”を育てることが何より大切です。

どんなに素敵な言葉でも、心の土台がぐらぐらしていたら届きません。
安心できる土台は、「できたかどうか」ではなく「頑張った過程」を見て声をかけることで作られます。
たとえば「最後までやりきったね」「挑戦したね」と、結果に関係なく努力を認める言葉を重ねることが大切です。
そして、親子の信頼関係を築くには、子どもの話を最後まで遮らずに聞き、親の意見を押しつけず、対等な立場で向き合うこと。
「わかってもらえた」という安心感が、子どもが心を開く第一歩になります。
そのうえで、ただ「すごいね!」と褒めるのではなく、「子どもへの褒め言葉」をその子に合わせて選んでいくといいですよ。
最後に、もうひとつとても大切なことお伝えしますね。
「ありがとう」「助かったよ」と感謝を伝えるだけで、子どもは「自分は役に立っている」と感じ、自信を深めます。
それと言葉だけでなく、笑顔やOKサインのようなジェスチャーも、意外と効果的です!
ほんの少し意識を変えるだけで、あなたの褒め言葉が、子どもの自己肯定感をやさしく育てる力になります。
今日から、一緒に小さな一歩を踏み出してみませんか。
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執筆者:山本みつき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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