エナジードリンクは中学生には危険?やめられない子が反発しない親の対応法

 

中学生のエナジードリンクはカフェインや糖分が多く飲みすぎると体に負担をかけるため危険です。頭ごなしに「やめて」と言うと反発を招くだけ!エナジードリンクをやめられない子が「1日1本まで」と本人が納得してルールを作る秘訣をお伝えします。
 

【目次】

1.なぜエナジードリンクを「中学生が飲む」のには危険があるの?
2.親が一方的に「やめて」と言うと中学生の子どもが反発するのはなぜ?
3.どのくらいならエナジードリンク飲んでもいい?中学生への適量とは⁉
4.反抗期の中学生がエナジードリンクがやめられるようになった対応とは?

 
 

1.なぜエナジードリンクを「中学生が飲む」のには危険があるの?

 
 
中学生のエナジードリンク摂取は避けるべきです。
 
 
なぜならエナジードリンクに含まれるカフェインは、不眠、不安、心拍数の増加などを引き起こすだけでなく、集中力低下や成長への悪影響、カフェイン依存症につながる可能性があるからです。
 
 
「受験勉強の眠気覚ましに」
「部活の疲れたあとに」
「友達が飲んでいるから」
 
 
中学生にとってエナジードリンクは、頑張りたい気持ちや仲間意識とセットで手に取りやすい飲み物です。
 
 
甘くて炭酸の刺激があり、パッケージもかっこいいし、ちょっと大人っぽい。コンビニや自販機で簡単に買える手軽さもはまりやすい大きな理由です。
 
 
ですが、反抗期の時期は「親がダメと言うなら余計に飲みたい」という心理も働きやすくなります。
 
 
なぜ、中学生が反抗的になるのか次で説明しますね。
 
 
 
 
 
 
 
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2.親が一方的に「やめて」と言うと中学生の子どもが反発するのはなぜ?

 
 
中学生の脳はまだ成長途中で、特に思考や行動をコントロールする「前頭前野」と、感情をつかさどる「扁桃体」のバランスが未熟です。
 
 
ですから「飲むな!」と一方的に言われると、頭では分かっていても感情が先に反応してしまうのです。
 
 
実は前頭前野には、 考える力・計画する力・ルールを守る力がありますが、成長途中の中学生は 大人のように「今これをやめたほうが体にいい」冷静に判断する力はまだ十分ではありません。
 
 
そして、感情をつかさどる扁桃体は、 不安や怒り、悔しい気持ちなどを強く感じやすく、「やめろ!」と言われると反発してしまいます。
 
 
だから大切なのは、禁止するのではなく、共感と提案で子どもが前頭前野を使うお手伝いをすることと、不安や怒りを感じやすくさせないことです。
 
 
たとえば、「飲みたい気持ちはわかるけど、体が心配だから一緒に考えよう」と伝えると、脳の「考える力」が少しずつ働き、子ども自身が選んで守ろうとする行動につながります。
 
 
 
 

3.どのくらいならエナジードリンク飲んでもいい?中学生への適量とは⁉

 
 
中学生がエナジードリンクを摂取する際、カフェインの適切な摂取量を理解することは非常に重要です。
 
 
以下に、コーラモンスターエナジードリンクのカフェイン含有量と、子どものカフェイン摂取の目安について詳しくご説明します。
 
 
●コーラのカフェイン含有量
コーラ(例えば、コカ・コーラ)には、100mlあたり約10mgのカフェインが含まれています。一般的な缶コーラ(350ml)であれば、約35mgのカフェインを含んでいます。
これは、成人が1日に摂取しても問題ない範囲内ですが、子どもにとっては注意が必要です。
 
 
● モンスターエナジードリンクのカフェイン含有量
モンスターエナジードリンク(355ml缶)には、約142mgのカフェインが含まれています。
これは、一般的なコーヒー1杯(約100mlあたり60mgのカフェイン)と比較しても高い含有量です。
 
エナジードリンクは、飲みすぎると胃痛や気持ち悪さ、イライラや落ち着かない状態になることがあります。
 
 
わが家の注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の息子も中学の受験生のころ、エナジードリンクにどっぷりハマっていました。
 
 
炭酸飲料と合わせて1日3本、コーラを2リットル飲む日もありました。
 
 
見かねた私は、「体にわるいから、もうやめなさい!」と注意すると「うるせー、コロスゾ」と反抗期の息子から暴言が返ってくる始末…。
 
 
反抗期の息子暴言・暴力・朝起きられないといった困りごとばかりで悩んだ末、発達科学コミュニケーションに出会いました。
 
 
そこで子どもへの対応を変え、食生活については注意することをやめ、体に悪いエナジードリンクを中学生の息子が飲むことを容認!
 
 
 
 
次第に親子関係は修復し、数ヶ月でエナジードリンクを卒業できた対応を次でお伝えしますね。
 
 
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4.反抗期の中学生がエナジードリンクがやめられるようになった対応とは?

 
 
私が試して効果があった具体的な対応法は以下の3つです。
 
 
飲みたい気持ちに共感しつつ、体のサインを一緒に確認する
 
まずは、エナジードリンクを飲んでる息子をみて、「それ、美味しいの?ママも飲んでみたいな」「何種類あるの?どんな味?どれが好きなの?」と興味を持つ声かけをしました。
 
 
すると、「塾の先生も飲んでいたんだ。眠気がとれるんだって」と返答がありました。
 
 
「1日1本まで」と目安を一緒に決める
 
 
ある日、受験生の息子が体調を崩し、胃が痛くなったことがありました。
 
原因は明らかではありませんが、ジャンクフードの暴飲暴食やエナジードリンクが影響している可能性があると思い、カフェインの取りすぎについての記事をスマホで見せました。
 
すると息子から、
 
「結構飲んじゃったんだよね、コーラとファンタにモンスター。飲み過ぎたかな?」
 
「もしかしたら、エナジードリンクや炭酸飲料を飲みすぎちゃったのかもね。一日は1本ぐらいがいいね」
 
提案しました。
 
 
水やお茶など、選べる環境を用意する
 
 
冷蔵庫には水やお茶を用意しておいていつでも飲めるようにしておきました。
 
 
「エナジードリンクは、1日1本にしておこう」と息子の体の声を一緒に確認することで、禁止ではなく自分で考えて選ぶ習慣が少しずつ身につきました。
 
 
わが家の場合、息子は高校受験が終わったころから、自然とお茶や水を選ぶようになりました。
 
 
高校生になった今では、ジュースをほとんど飲まなくなり、水やお茶に。
 
 
今では腹筋を割りたいと目標ができ、健康的な食生活となり、筋トレや自転車通学で10kg痩せました。
 
 
ときどき暴飲暴食することもありますが、自分の体を意識して生活するようになっています。
 
 
 
 
中学生のエナジードリンクの習慣は、一時的なブームかもしれません。
 
 
禁止するよりも、理由を伝え、子どもが選ぶ力を信じて待つことが、健康的な習慣や自己管理につながります。
 
 
ママができるのは、正しい知識を伝えつつ、子どもが自分の体の声を聞きながら選択するサポートをすること。
 
 
その積み重ねが、将来の健康につながる大切な一歩になりますよ。
 
 

 
 

エナジードリンクを飲む中学生によくある質問(FAQ)

Q1: 中学生がエナジードリンクを飲むのは本当に危険ですか?

 
A:カフェインや糖分が多く、飲みすぎると胃痛・不眠・イライラ・動悸など体への負担が大きいです。
 

Q2:エナジードリンクを飲むのを「やめなさい」と言うと反発します。どうしたらいい?

 
A:頭ごなしに禁止するより、体調や飲みすぎた経験を一緒に振り返り「1日1本まで」など本人が納得できるルールを一緒に決めると効果的です。
 

Q3:受験生は眠気覚ましにエナジードリンクを飲んでもいい?

 
A:一時的に眠気は覚めますが、夜眠れなくなり翌日の集中力が落ちるリスクがあります。眠気対策には仮眠・運動・水分補給の方が安全で効果的です。
 
 
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執筆者:神田 久美子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
 
 

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