シロイルカのバブルリングで有名な島根海洋館アクアス。水族館以外にも遊べる大型遊具や近くに海岸があり、1日遊んで過ごせます。発達障害、自閉症スペクトラムの子どもの脳の発達を1日で加速する、そんな楽しみ方をご紹介します。 |
【目次】
1.発達障害、自閉症スペクトラムのお子さんに五感を使って本物の体験を!
子どもたちが興味をもったことは、できるだけ体験させてあげたいなと思います。テレビや本などの知るためのツールはいくつかありますが、頭の中にあるイメージと実際の体験を合わせることで、より記憶に残りやすいからです。
私の自閉症スペクトラム(ASD)の息子は、海の生き物が好きです。小学校2年生の時にデイの先生と沖縄に行って、船釣りを体験しました。大きな魚が釣れて大喜び!その経験は2年経った今でもよく覚えていて話をしてくれます。
発達障害、ASDの子どもとのお出かけはなかなか一筋縄ではいかないです。でも経験はさせてあげたいと思いますよね。
五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を使うことによって、脳は発達していきます。見る、聴く、触れる、におう、味わうの感覚が1日で全てできたら、脳の発達がぐーんと進むこと間違いなしですね。
飽きずに五感を使いながら遊べる場所はないのかな?
そんな中見つけたのが、海の生き物が好きなお子さんにぴったりのおすすめスポット、島根海洋館アクアスです。
周辺スポットが充実しているので、水族館や大型遊具、海などで楽しむことができます。五感を刺激しながら、本物の体験もできる、大人も子どもも楽しめる場所です。
2.水族館や遊具は脳の発達トレーニング要素いっぱい!
水族館と言えばさまざまな海の生き物がいますが、魚を目で追ったりするのも楽しいですね。目で追うという追視のトレーニングになります。
家族での会話も周りのざわざわの中で聞き取る力が必要になるため、聴くことに注意を向ける聴覚のトレーニングになります。
アクアスには海底トンネルがあり、サメやエイが泳いでいるのをすぐ近くでみることができるので、海の中にいるような感覚を味わうことができます。
「あの魚はどのくらいの大きさかな?」
「このトンネルはどのくらいの長さかな?」
などコミュニケーションをとりながら、楽しく空間認知能力のトレーニングもできちゃいます。
また、近くの海まで歩けば海のにおいや砂の感触を体感できます。触覚や嗅覚も刺激されますね。
大型遊具では大きなローラーすべり台やアスレチックなどもあり、幼児から大人まで楽しんで身体を動かすことができます。飽きることなく、長時間滞在も可能です。
水族館も再入場可能なので、先に遊具でしっかり遊ぶのよし、水族館でゆっくり見るのもよし。海に行くのもよし、楽しみ方はいろいろです。
楽しみながらトレーニングして、ぐーんと脳を発達させちゃいましょう!
3.思い出を写真やビデオに撮って話そう!
本物に触れて、家に帰ったあとは、記憶が薄れてしまいがちですが、楽しい記憶を上書きしていくためにぜひやってほしいことが思い出話をすることです。
楽しかったこと、ドキッとしたこと、びっくりしたことなど、ぜひ親子で楽しく話をしてほしいと思います。写真やビデオを見ながら話すのもいいですね。
「楽しかった」「できた」「わかった」が次の意欲につながっていきます。私の息子も写真や水族館でもらったうちわを見ながら話をしていました。
「イルカがかわいい顔をしていたね。」
「いわしは集まって泳いでいてびっくりした。」
「また行きたい。次は図鑑を持って行く。」
など、親子のコミュニケーションも増えますし、とてもオススメです。
島根海洋館アクアスは少し移動すればキャンプ場もあるので、泊まりで楽しむこともできます。ドライブがてら、ぜひ足を運んでみてください。
【施設名】島根県立しまね海洋館アクアス
【住所】島根県浜田市久代町1117番地2
【営業時間】通常期(春休み・ゴールデンウイーク・年末年始)9:00~17:00 、7/20~8/31の営業時間 9:00~18:00(入館は閉館の1時間前まで)
【休館日】毎週火曜日(祝日の場合その翌日)ただし、春休み(7/20~8/31)、年末年始は休まず開館
【公式サイト】https://aquas.or.jp/
執筆者:寺岡恵
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
発達障害、自閉症スペクトラムの子どもの脳を発達させる方法、他にもあります!
▼ご登録はこちらから
病院・療育センターで聞けなかったWISCのアレコレ、インスタグラムで解説中!▼
この投稿をInstagramで見る