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発達障害の有無にかかわらず、中学生不登校問題からの脱出のカギは「家庭」での関わりです!

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日本財団の調査によると、日本の中学生の約8人に1人が不登校か不登校傾向にあります。不登校の要因は勉強や人間関係など様々ですが、家庭での関わり方次第では状況を改善させるチャンスがあります。今回はそのヒントをお伝えします!
 

【目次】

 

1.中学生の不登校の原因は何だろう?

 
 
不登校になったお子さんのお母さんは、過去の自分の言動や子どもを育てる環境など、「これがいけなかったのかな?」原因探しをして、心配になりますよね。
 
 
平成29年度の調査によると、不登校傾向の中学生(年間欠席30日未満)は全国で約33万人、不登校(年間欠席30日以上)の中学生は約10万人です。
 
 
全中学生約325万人のうち、約8人に1人が不登校か不登校傾向にあることがわかります。
 
 
子どもたちが不登校(もしくは不登校傾向)になる要因を調査したデータがありますのでご紹介します。
(出典:平成29年度文部科学省 平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)
 
 
※複数回答含
※パーセンテージは各区分における不登校児童生徒数に対する割合
 
この調査は文部科学省が学校の教員に向けて実施したものです。
 
 
学校生活や家庭生活に起因する不登校の人数や割合をみると、小学生の場合、家庭生活に起因する割合が5割を超えています。
 
 
中学生になると学校生活に起因する割合が7割を超え、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」28.2%、「学業不振」21.8%、など、小学生の頃に比べて急激に増えている『不登校要因』もあります。
 
 
 
 
同じ調査を、本人に関わる要因から見ると、小学生・中学生ともに、「不安の傾向がある」が3割を超え、次いで「無気力の傾向がある」が多く挙がっています。
 
 
実人数を見ると、小学生35,032人から中学生108,999人と、約3倍にも増えています。
 
 
 
 
一方、NHKが2019年5月に行った「2018年度に『不登校』もしくは『不登校傾向』があった中学生1986人の調査」では、グラフのような数字が出ています。この調査は子ども本人が回答をしたものです。
 
 
文科省調査では不登校の要因として挙げられた割合が2.2%だった「教員との関係」が23%と多く、20ポイント以上の開きがあります。また、文科省調査では30.8%と多く挙げられていた「家庭」の要因がNHK調査では21%と約10ポイントも下回っています。
 
 
調査によって数字の違いが出るのは気になるところですが、いずれにしても子どもたちを取り巻く環境要因によって、行きしぶりや不登校に大きな影響があることがわかります。
 
 

2.勉強や人間関係でクタクタに⁈

 
 
文部科学省の統計データで気になったのは「不安」や「無気力」の傾向がある子の不登校割合が高いこと。そして「学業不振」「友人関係をめぐる問題」が上級学校に進むほど多くなっていることです。
 
 
学力に関係なく一律に出される宿題、過度な習いごとや塾通い、部活動の忙しさなど、現代っ子は、息つく間もなく毎日を過ごしています。
 
 
大人の要求値が、お子さんの心の状態や今もっているチカラに合っているか、ぜひ考えてみてください。
 
 
日々の疲労や倦怠感が強いと、楽しい将来を思い描いたり、興味の幅を広げたりする気力も無くなってしまうのです。
 
 
また、中学生になると、学校の中での友人関係や先生との関係についての悩みや問題が大きくなります。
 
 
「友人から傷つく言葉を言われてしまった」
「仲の良かった友達が、最近ちょっと冷たいな」
「好きな人がいるけど、うまくいかない…」
「先生とは本音で話せないし、距離を感じる」
 
 
など、親にもなかなか言えない悩み事が出てきて、一人で悩んでしまうということもあるでしょう。
 
 
 
 

3.家庭での関わり方次第で子どもは変わります!

 
 
不登校の要因の1つに、「家庭」に起因する要因が挙がっているのをご覧になっても、お母さんご自身を責めないでください。
 
 
親の関わり方で、子どもたちの「不安」や「無気力」を解消することができます。お母さんがお子さんの特徴やお子さんを取り巻く環境を理解して、お子さんに合った対応方法を学べば、お子さんたちはまだまだ変わっていきます。
 
 
また、不登校傾向のある子や不登校の子の中には、発達の特性が影響していることもあります。だからこそ、発達の特性への理解も進めて欲しいのです。
 
 
繊細で不安感が強い子には、親の褒め言葉が届きにくく、自己肯定感が低くなりがちです。そのため様々な問題に立ち向かう力が弱くなってしまう…という場合もあります。
 
 
また、エネルギッシュで行動力はあるけど、勉強や集団行動のルールからはみ出てしまい、叱られてばかりいることで、やる気を拗らせていく子もいます。
 
 
様々な要因から起きる不登校も、お母さんの観察力を生かし、関わり方を変えることで子どもが変化し、前向きに行動することができるようになりますよ!
 
 
 
 

4.発達障害の有無に関わらず、子どもの不安を安心に、無気力をやる気に変えられます!

 
 
「不安」を安心や自信に、「無気力」をやる気に変える関わりを、子どもをしっかり観察しながら根気よく続けてみませんか。
 
 

◆不安を感じている子の場合

 
 
子どもに自信を持たせる声かけをしましょう!
 
 
「○○をがんばっているね!」
「○○ができるなんてすごいね!」
 
 
できて当たり前のことでも、がんばりを認められたら嬉しいものです。
 
 
結果だけではなく、がんばっている過程でも「お母さんはちゃんと見ているよ」ということを伝えていきたいですね。
 
 
できたことばかりを褒めていたら、「なにかできなければ褒められない」と思ってしまうかもしれません。
 
 
「あなたはあなたのありのままでいいんだよ」「大切な存在だよ」というメッセージも伝わるように、お母さんの言葉でありのままに伝えましょう!
 
 

◆無気力な子の場合

 
 
子どもが好きなことに集中できる環境を作りましょう!
 
 
忙しい日々の中でも、短時間であっても好きなことをする時間を作れると、気持ちをスムーズに切り替えられることがあります。
 
 
たとえば、なかなか宿題に取り掛かるスイッチが入らない時は、先にゲーム時間を作ったり、好きな本や雑誌を読んだりしながらお茶をするなど。
 
 
子どもが好きなことを「先にやってみたら?」とお母さんがぜひ誘導してみてくださいね。
 
 

◆すでに不登校になっている子の場合

 
 
とことん夢中になれるものを探して、子どもが安心できる居場所を作りましょう!
 
 
好きなことにとことん向き合う時間があるので、集中し没頭できるように、見守りましょう。関連する場所に連れて行ったり、一緒に同じことをやってみるのもオススメです。
 
 
読書が好きなら図書館、昆虫が好きなら博物館、ゲームが好きなら家族で対戦!など。お母さんも子どもの興味に向き合って関心を持ってみると「お母さんは自分のことを認めてくれている」と感じ、安心します。
 
 
お母さんと安心してコミュニケーションをとることができるようになると、家族以外の友達と関われる場所を子どもが求めるようになることもあります。
 
 
学校で仲のよかった友達と遊べるようにサポートしたり、フリースクールなど学校とは違う学びの場を探してあげたり、子どもが「行ってみたい!」と思う場所を一緒に探してみてはいかがでしょうか。
 
 
思春期特有の反抗的態度があっても、ひるまずおおらかな気持ちで接しましょう。
 
 
お母さんから意識して関わり方や声かけを変えてみると、子どもの反応も変わってきます。
 
 
子どもが自分らしく自信を持って生きていけるように、お母さんが子どもに合ったサポートをできるようになりましょう‼︎
 
 
こちらの記事もどうぞ!不登校になったお子さんが好きなことで成長できるようサポートしているお母さんのお話です。
 
 
 
 
 
執筆者:Ruriko Yune
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)                                                                                                                       
 
 
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