小学生 自閉症スペクトラム

初めての先生や同級生との会話が苦手な発達障害・自閉症スペクトラムタイプはおうちコミュニケーションで苦手克服レッスン!

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環境変化に弱く初めての場所や人が苦手な発達障害・自閉症スペクトラムタイプ。先生やクラスメイトとのコミュニケーションがうまくいかず悩むことも。おうちでお母さんとの会話で脳を発達させてコミュニケーション力をあげることができます。
 

【目次】

 

1.大変!新学期は初めての人にたくさん出会う季節

 
 
小学生の新学期は担任の先生、クラスメイトと初めて会う人が増える時期ですよね。
 
 
あなたのお子さんは先生やクラスメイトと楽しく会話ができていますか?
 
 
もしかしたら、特に慣れない先生やクラスメイトだと、話しかけられても無言になってしまったり、会話には入らず遠くからクラスメイトが話をしているのをじっと見ていたりしませんか?
 
 
先生に伝えたいことがあっても、「先生!」とうまく声をかけられずに困っていませんか?
 
 
先生やクラスメイトとスムーズに会話ができるようになる頃にはもう3学期、なんてことはないですか?
 
 
私には小学校2年生の息子がいます。家では会話ができても、外では、人に話しかけられるのが苦手で、いつも私の後ろに隠れて返答できない子でした。
 
 
小学生になって周りの同級生もおしゃべりが上手になり、息子に話しかけてくれることがあっても、無言ですぐに返せないことが多かったです。
 
 
返したとしても「うん!」「そうだよ!」など無表情で一言だったり。自分から話しかけることは、少なかったです。
 
 
クラスメイトが数人で会話していることには興味があったようで、いつも話をしている輪の外でじっと見つめて楽しんでいて、積極的に輪にはいることはまれ。
 
 
私は息子が話しかけられているのに返さないことに、「〇〇くんが話しかけてくれているよ!おしゃべりしないとダメでしょ!」といつも注意していました。
 
 
何で息子はこんなにコミュニケーションが下手なの?ただ、返答をしてあげればいいだけなのに…ともやもやしていました。
 
 
今はまだ低学年で声をかけてくれる同級生も多いけど、そのうち誰も声をかけてくれなくなってしまうのでは?友達ができないのでは?と心配ばかりしていました。
 
 
特性だから、ぶっきらぼうな返事だけでも、外から同級生を見て楽しんでいるだけでもいいのかなとあきらめていました。
 
 
しかし、息子が小学校1年の6月に発達科学コミュニケーションに出会い、親子のコミュニケーションを見直しました。
 
 
すると、担任の先生からは、1年生の2学期に入って「今までは自分で話しかけることは少なかったですが、最近は給食の時間に自分から話題をふったり、会話ができていますよ。」と教えてもらいました。
 
 
2年生の4月に引っ越しをしましたが、初めて会う近所の子どもに声をかけられても返答することができるようになりました。
 
 
 
 

2.発達障害・自閉症スペクトラムタイプは初めての人との会話が苦手?

 
 
発達障害・グレーゾーンの中でも自閉症スペクトラムタイプのお子さんは、初めての人や場所に慣れることが苦手。担任の先生や同級生とコミュニケーションを上手にとるのが苦手なことがあります。
 
 
なぜなのでしょうか?
 
 
目や耳から見たり聞いたりした状況を判断するのが苦手で、話しかけられてもどう話を返していいか分からない。
⇒これは脳の目で見る・耳で聞くエリアと理解するエリアがまだ未熟なためです。
 
 
人前で話すのが苦手で、慣れない先生やクラスメイトに気持ちをうまく言葉にできない。
⇒これは脳の感情を司るエリア、人に伝えたりしゃべるという運動のエリアがまだ未熟なためです。
 
 
私たちが、会話をするときの状況を思い出してみましょう。
 
 
たわいない会話というのは突然話しかけられたり、話しかけたりしてスタートしますよね。
 
 
今の状況、相手の表情・声色などを目・耳で見て判断して、その場にふさわしいように臨機応変にアドリブで会話を返さなくてはいけない。しかし、これは発達障害・グレーゾーンでコミュニケーションが苦手な子にとっては高度な技なのです!
 
 
 
 

3.お母さんとの会話が脳の発達の未来を左右する

 
 
脳が未熟だからコミュニケーションができないのは仕方ない!
 
 
いえいえ!お子さんが先生やクラスメイトとの会話を楽しみたいと思っているなら、あきらめるのはまだまだ早い。
 
 
まずはおうちで会話の成功体験をたくさんしましょう!
 
 
会話の成功体験?なにそれと思うかもしれませんが、お母さんに話をしたら会話ができた!会話が楽しかった!また話をしてみよう!という気持ちをまずは家庭内で積み重ねることです。
 
 
人間関係の始まりは一番近くにいることの多いお母さんと1対1のスタート。そこが軌道にのってくると外でも少しずつ発揮できるようになります。
 
 
家庭内で脳の会話のエリアをどんどん使っていくと、発達します。
 
 
発達をすれば上手に会話ができるようになるので、まずはお母さんとの会話で脳から発達させて、学校での会話がスムーズになる脳を手に入れましょう!
 
 
 
 

4.お母さんだからできる!今日から始めるコミュニケーションアップ術

 
 
私が最初にやったのは「ガミガミ注意することをやめる」ことです。
 
 
息子が他人に話しかけられても無言なことや私に隠れていることを「話しかけてくれているんだよ!お返事しないと!」と毎回注意をしていました。
 
 
他にも家で、なかなかお風呂に入らない、さっとご飯を食べないなど私の思い通りにならないことをガミガミ注意して1日中私から注意されていました。
 
 
将来できるようにならないと困ると思っていたのですが、言っても言っても反発するだけで、良い行動ができるようにはなりません
 
 
私の脳もガミガミがくせになってしまっていたので、女優をイメージして、まずは3日間ガミガミをやめよう!息子の会話力を上げるため!と決意すると意外と3日、1週間・・・と続くようになりました。
 
 
それと同時に「肯定的な声かけ」をしました。
 
 
肯定的な声かけのテクニックがたくさんある中で、一番効果的だと感じたのは、息子の良い行動を見たまま伝える「実況中継」です。
 
 
例えば、目が覚めたら「起きたんだね!おはよう!」
 
洋服を着替えようとしたら、「もうズボンはいたんだね!」「シャツを脱いだんだね!」
 
ご飯を食べようとしたら、「イスに座れたね!」「半分食べれたね!」など。
 
 
ガミガミ言われなくなったことと肯定的な声かけを向けられた息子は、次第に私の声かけがスムーズに届くようになりました。
 
 
すると、今日の楽しかったこと、自分の好きなことなど会話が弾むようになります。
 
 
息子もお母さんに話をしたら聞いてもらえる、私もしっかり聞くことができる。その中で会話のやりとりを学びます。
 
 
会話するのが楽しい!話しかけたらお母さんが喜んでくれた!と家庭内で会話の成功体験が増えて行きます。
 
 
すると、外でも少しずつ会話に挑戦してみようかなという意欲がわくものです!
 
 
 
 
今日から、脱・ガミガミと肯定的な声かけを意識して、親子の会話を楽しんで、お子さんのコミュニケーション力をアップさせちゃいましょう!
 
 
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執筆者:小出さとみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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