夏休み 対応

発達障害やグレーゾーンの子育てでイライラするのをやめたいお母さんへ――イライラの記録をつけてみませんか?――

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発達障害やグレーゾーンの子育ては正攻法ではいきません。一緒に過ごす時間の増える夏休みお母さんもイライラすることが多くなりますよね。感情のままに怒るのは子どもの発達に悪影響!まずはどんなことにイライラしているのか、記録をつけてみませんか?
 
 

【目次】

 

1 発達障害やグレーゾーンの子どもへのイライラ、癖になると危険です!

 
 
お母さんも人間ですから、どうしてもイライラしてしまうこともあると思います。特に長い夏休みは、ついついイライラがたまりがち。
 
 
後で「はっ!」と我に返って、どうしてこんなに怒っちゃったんだろう?そこまで怒る必要はなかったかもしれない…と後悔した経験がある方もいらっしゃると思います。
 
 
まじめなお母さんほど、子どもに対してもご自身に対しても、こうありたい!こうあってほしい!という思いは強いもの。その思いが強ければ強いほど、子どもに対してもご自身に対しても厳しい態度になりがちです。
 
 
一方でそんなお母さんほど「にこにこ笑顔で優しいお母さんでいたい」という思いも強いので、後悔も大きくなってしまいます。
 
 
イライラは癖になります。感情にまかせて怒ったからといって、子どもがお母さんに従うとは限らない反面、お母さんは一定のスッキリ感を得ることができます。
 
 
愚痴を言ったときって、問題が解決されていないのに、少しスッキリした気分になりませんか?イライラやストレスで頭がパンクしてしまったとき、感情を声に出してアウトプットすると落ち着きます。これが脳にとってはご褒美になってしまい、愚痴を言うことをやめられなくなっているんです。
 
 
子どもにイライラして感情にまかせて怒ってしまうときも同じ現象が起きています。イライラを「怒る」という行動でアウトプットしてスッキリさせているんです。スッキリするので脳にとってはご褒美!癖になってしまうんです。
 
 
 
 

2.お母さんのイライラは子どもの発達に悪影響!

 
 
お母さんがイライラして怒る、ということが癖になって、子どもを怒り続けるとどうなるでしょうか。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもはネガティブな記憶をインプットしやすい性質があります。こうしたらお母さんが怒った、ああしたらお母さんが怒った…と記憶し続けたらどうでしょうか?
 
 
あれもダメ、これもダメだと「どうしたらいいの?」と思いますよね。怒られ続けてどうすればいいか伝えないままだと、どんな行動をとればいいか分からず、行動意欲が失われてしまいます。
 
 
子どもの発達は新しい経験を積むことで加速していきます。経験とは「行動」です。行動しなければ経験できません。行動意欲を失くしてしまった子どもは、新しい経験を積む機会が一気に少なくなり、脳の発達を加速させることができなくなってしまいます。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもは脳の発達がゆっくりだったり凸凹していたりします。だからこそ、常に新しい経験を積んで脳の発達を加速させなければならないのです!発達障害やグレーゾーンの子どもがぐんぐん伸びていくには、行動意欲があるかどうかが大きなポイントになるのです。
 
 
また、怒られ続けると、お母さんへの信頼はどんどん失われます。信頼を失った人の指示にはなかなか従えず、反抗的な態度をとるかもしれません。その態度にお母さんはまたイライラして怒り、子どもはますます反抗的になる…という負のスパイラルになる可能性があります。
 
 
お母さんがイライラにまかせて子どもを怒り続けてしまうことは、子どもの発達に悪影響なのは言うまでもありません
 
 
 
 
一方でイライラは感情ですから100%抑え込むことは不可能です。うまくイライラと付き合ってイライラを長引かせずさっと処理できるようになれば、感情に任せて子どもを怒ることがなくなるはずです。
 
 
大切なことは、お母さんが健康な心身で子どもに接することです。特に、発達障害やグレーゾーンの子育ては、お母さんのご経験や常識が当てはまらないことが多々あります。
 
 
また、脳の特性のために、子ども自身が必死に努力しても、なかなかうまくいかないこともあります。でも、発達を加速させるためには行動させなければならない…お母さんは体力と気力が必要です!
 
 
だからこそ、お母さんの力ではどうしようもないことにイライラしたり、重要でないことにまでイライラしたりせず、後から後悔するような対応をなくしていきましょう。
 
 
そうすればお母さんは気持ちにゆとりができて子どもとより良い関係が築けるはずです!
 
 
まずはお母さん自身が気持ちに余裕を持って子育てできるように、体調面の管理から!詳しくは『「夏休み中イライラする」はランキング3位!発達障害の子どもを持つお母さんはまず、自分の体調管理をしっかりしましょう!』にて解説していますので、ぜひお読みくださいね!
 
 

3.子どもへのイライラを記録すると2つの効果があります!

 
 
お母さんの力ではどうしようもないことや、重要でないことに対してイライラしないためには、どうしたらいいのでしょうか。
 
 
それは記録することです。いつ、どんな状況でイライラしたのか、そのイライラはどの程度だったのか点数をつけていきましょう。イライラを感じたら、できるだけその場ですぐに記録するようにしてください。
 
 
これには2つの効果があります。1つは、思い出してリストアップするよりも記憶が鮮明なので具体的に記録できること。
 
 
後から記録したものを読み返して本当にイライラする必要があったのか見直すことができます。また、具体的に記録すると、イライラしないためにはどうしたらいいのか、対策を立てやすくなります。
 
 
もう1つは、「記録する」こと自体が怒りのピークをやり過ごせる方法の1つになることです。
 
 
イライラのピークはたった6秒。この6秒をどう過ごすかで、イライラが大きくなって大爆発してしまうのか、小さくなって消えていくのかが決まります。イライラを感じたらすぐに記録する、というのは難しいかもしれません。
 
 
でも、もし成功できたら、イライラのピークの6秒を記録しながらやり過ごせるかもしれません!
 
 
ただ、イライラを記録することは自分の気持ちに冷静に向き合える反面、気持ちが不安定なときに記録すると、どんどん落ち込んでしまったり、イライラを増長させる可能性も否定できません。
 
 
後から後悔してしまうことが多い、というお母さんはなるべくその場で記録するように。その場で記録するとますますイライラしてしまいそうなお母さんは、冷静になってから記録するようにするといいかもしれません。
 
 
この記録を作る第一の目的は、より記憶が鮮明な状態で、具体的な状況やお母さんの気持ちを記録して、今後に生かすことです。
 
 
怒りのピークをやり過ごす方法は、記録する以外にもいろいろありますので、お母さんが記録しやすいタイミングでチャレンジしてみてくださいね!
 
 
 
 

4.うれしい気持ちを記録すると子育てのモチベーションがあがります!

 
 
イライラを記録すると、お母さん自身の気持ちとしっかり向き合え、冷静になれます。しかし、今後に生かすために反省することが求められます。どうしても「やってしまった…」という後悔の思いがつきまといますよね。
 
 
落ち込んだ気持ちを浮上させてくれるもの、それは子どもに対する肯定的な気持ちです。イライラを記録する一方で肯定的な気持ちも記録しておきましょう。
 
 
イライラの記録を反省して落ち込んでも、この肯定の記録を読み返せば、子どもの成長や長所に目を向けることができます。
 
 
テストで100点取れた!とかかけっこで1番になった!とかはとても素晴らしいこと。ぜひ記録してください。でも記録するのはもっと日常のことでもいいんです。親として一番うれしいのは子どもが毎日笑顔で元気でのびのびと生活していることですよね。
 
 
ご飯をたくさん食べた!
1人で着替えが出来た!
廊下を走らなかった!
お手伝いしてくれた!
今日も元気に過ごせた!
 
 
こんな感じでいいんです。こんな日常の記録でも肯定の記録も溜めてください。読み返すと、以前の記録と今の記録を比べて、成長を感じることができるはずです!
 
 
イライラの記録肯定の記録、両方記録することでお母さんが穏やかな気持ちで子どもの成長に目を向けられるようにしていきしょう!
 
 
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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