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発達障害で不登校になる前に対策!中学生が相談しにくい意外な「中1ギャップ」とは?

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「中1ギャップ」と聞いて、どんなことが思い浮かびますか?発達障害の子は環境の変化に戸惑いやすく「中1ギャップ」で不登校になる子も。中学生本人に「中1ギャップ」を聞くと意外な答えが!これを知っておくことで、先生への相談もしやすくなりますよ。
 

1.発達障害の子の「中1ギャップ」不登校になる前に対策しましょう

 
 
休校期間や分散登校が終わり、学校生活も通常に近い形になってきています。
 
 
そんな中、小学生のときは楽しそうに登校できていたのに、中学生になったら不登校の兆候が見られるようになってきた、とお悩みのお母さんもいらっしゃるかもしれません。
 
 
そこでキーワードになるのが「中1ギャップ」。小学校から中学校に上がるときに、環境の変化に適応できない様子のことを言います。
 
 
あなたはこの「中1ギャップ」と聞いて、小学校と中学校の違い、何を想像しますか?
 
 
 
 
・定期試験がある。
・教科ごとに先生が違う。
・実技教科(美術など)でも筆記試験がある。
・制服がある。
・厳しい校則がある。
・先輩・後輩の上下関係が厳しい。
 
 
など、いろいろ思いつくことと思います。
 
 
しかしわが子に聞くと、ここに挙げなかった意外なギャップに戸惑っていたことがわかったのです。
 
 
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2.わが子が感じた、意外すぎる「中1ギャップ」とは?

 
 
私が娘の異変に気付いたのは、中1の4月、授業参観のときのことでした。
 
 
1時間目から5時間目まで見た私は、娘がある1時間だけすごくイキイキしているのに、他の授業はなんだかソワソワしていたことに気づきました。
 
 
さらによく見ると、小グループで意見をまとめて発表するときや、明確な答えがなく自分の意見を述べるときなどは堂々としています。
 
 
なぜソワソワしていたのか娘に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。
 
 
小学校のときは『わかる人?』と聞かれて自信のあるものを『はい!』と挙手して答えていたの。でも中学校に入ったら、『わかる人?』って聞いてくれる先生があんまりいないの。」と。
 
 
よく聞くと、挙手を求めずに先生が指名する形に困り感があったようです。例えば
 
 
「今日は5月1日。(出席番号)1番の人!」という風に始まり、その後はその席の前後や斜めに当てていくスタイルは、私たちの学生時代にもよくありましたよね。
 
 
ところが、発達障害で見通しが立たないことに対する不安が強い娘は、そうなると問題を解くどころではありません!
 
 
「今日は7月6日。7-6=1。1番の人!」
 
「今日は7月3日。7+3=10。10を分解して1+0=1。1番の人!」
 
 
他にも日付を掛け算・割り算など様々にして、自分の番号が当たらないか考えては不安になるのです。
 
 
 
 
そして、この「不安」というのも2種類あるというのです。
 
 
「自分が答えられなかったらどうしよう」
「私が1番に当てられることで、席の前後の子が嫌がるだろうな。嫌われないかな」
 
 
という2つの不安です。
 
 
どちらの不安も「他の子からどう見られるか」という中学生ならではの不安でもあるのです。
 
 

3.「中学生ならでは」と発達障害からの不安

 
 
私は、そんな不安を抱える娘にどう対応するか、考えました。
 
 
月並みですが「わかりません」と言えることも大事、「間違えてもいい」ということも伝えました。
 
 
ただ、それですんなり聞き入れるのは小学生までではないでしょうか。
 
 
中学生ともなると、とにかく周りの目が気になる年ごろ。だからこそ手を挙げない子が増えるのです。
 
 
子どもが手を挙げないのにも「間違えたら恥ずかしいから」というだけではありません。
 
 
 
 
たくさん挙げていると「先生に気に入られようとして点数稼ぎしている」ということを言われる現実があり、わかっていても挙げないということもあるのです。
 
 
そして手を挙げる子が少なかったり、いつも同じ子ばかりになったりするから、先生も番号で当てるという当て方になっているようなのです。
 
 
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4.先生との相談で提案したキーワードとは?

 
 
子ども自身が不安に負けず過ごせるようになることも、長期的に育てていきたい力です。
 
 
ただ「中1ギャップ」と言われるように、この時期わが子は不登校の兆候も徐々に見られてきており、思い切って先生に相談してみました。
 
 
先生は「その当て方がそこまで不安にさせていたとは想像していませんでした。」とおっしゃり、他の先生にも伝えてくださるとのことでした。
 
 
ただ「うちの子は当てないでください」というのも、先生としても難しいでしょう。
 
 
また「自分だけ特別扱いされている」というのも子どももいやだろうなと思っていたので、そこまではお願いしませんでした。
 
 
そこで出席番号で当てるにしても、その問題だけでも当てる前に「この問題、解けたらすごいな~」とボソッと先生につぶやいてもらうことを提案してみたのです。
 
 
どんな問題でも、そう言われることで「間違っても難しい問題だからしょうがないよね」と開き直れるからです。
 
 
中学校はそれぞれの先生のカラーや教科の特性もあるので、実際にはすべての教科でこのような対応がされたとは言えない部分もあります。
 
 
ですが、こういう機会が増えたことで、少し授業に対する不安は和らいでいきました。
 
 
 
 
お子さんに「小学校と何か変わったなと感じることある?」と聞いてみると、まだまだ意外な「中1ギャップ」に気付けるかもしれませんね。
 
 
大人からすると些細なことのように思いますが、小さな不安や不満をお家でまずお母さんがキャッチしておくと、先生への相談など、その後が対応しやすくなりますよ。
 
 
もう「中1ギャップ」で悩まない!対応方法はこちらでもお伝えしています。
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執筆者:青島明日香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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