発達障害の特徴がある女の子が運動会を乗り切るための、園との連携方法とは?

2学期が始まり、運動会シーズンになりました。残暑が厳しい中で、拘束時間が長くなりがちな運動会への取り組みは、発達障害の特徴がある幼児にとってはストレスも大きいです。先生との連携の仕方を工夫していきましょう。
 

【目次】

 

1.運動会シーズン到来!発達障害の特徴があってもなくても、幼児は疲れて当然です

 
 
2学期が始まりました。
 
 
今年はコロナの影響で縮小・中止もありますが、多くの幼稚園で運動会が行われる季節になりましたね。
 
 
早いところは早々に練習をスタートしているでしょう。
 
 
多くの子どもたちも楽しみにしている運動会ですが、楽しくてもやっぱり疲れが出るものですよね。
 
 
秋めいてくるとはいえ、まだまだ暑いこの季節です。
 
 
 
 
本番が近づくにつれ、緊張感が出てきて精神的に疲れる、ということもあると思います。
 
 
おうちでは、できるだけリラックスさせつつ過ごしたい時期です。
 
 
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2.運動会の練習が長くなる理由とは

 
 
そもそも、運動会は、園全体で行う行事としては、1・2位を争う大きなものです。
 
 
先生たちは、夏休みの間に素案を作り、流れや演目などを決めているところが多いです。
 
 
しかし、実際に子どもたちとやってみながら、細かい確認・すり合わせをすることもたくさんあります
 
 
・間隔はもっと空けた方がいいかな?
 
・動線は無駄なくできているだろうか?
 
・保護者の皆さんから見えやすいかな?
 
・音響の入りはこのタイミングと合図の仕方で大丈夫だろうか?
 
 
特に、本番間近に行う全体練習(予行練習、通し練習)は、その最終チェックの意味合いも大きいです。
 
 
極力、子どもたちを待たせないために、先生たちも工夫されていますが、机上で相談するだけでは限界があるのです。
 
 
その間、発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)タイプの女の子は、その特性から、真面目に取り組もうとすることも多いでしょう。
 
 
その内心は、不安でいっぱいだと思います。
 
 
 
 
・今、何をしている時間なのかがわかりにくい
 
・次、どうしたらいいのかがわからない
 
・周りもざわついていて、BGMの大きな音が突然流れるのが嫌だ、辛い
 
 
頑張りたいのに辛い、という気持ちに寄り添って、その辛さは戦略的に軽減してあげたいものです。
 
 
特に、先生との連携はしていきたいですね。
 
 
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3.子どものストレス、不安を減らすためにママができること

 
 
では、具体的に何を先生には何をお願いしたらいいでしょうか。
 
 
それはスケジュールを可視化することです。
 
 
当日までの取り組みは、日替わりで内容が変わってくるでしょう。
 
 
いつ、何の練習を行うのか。
 
それは何のために行うのか。
 
どこを頑張ればいいのか。
 
 
多くの園は週案という1週間の計画を毎週立てていますので、お願いできるようであれば、1週間ごとにスケジュールを聞く。
 
 
忙しそうで難しい、ということであれば、練習の予定をメモに書き出してもらうだけでも違います。
 
 
これは、どの子にも見通しが持ちやすくなって効果的なので、大きく貼り出してもらうのであれば、我が子のためだけにはなりません。
 
 
その中で大事なのは、我が子の頑張りどころを言語化してもらうことです。
 
 
例えば入場の練習が一番のメインだったら、「今日は入場の練習をするよ」と個別に伝えてもらう。
 
 
お遊戯をマスターして欲しかったら、「今日はダンスを覚えようね」と知らせてもらう。
 
 
練習の際に頑張るところを、たった1つに絞ってもらうことで、気持ちはとても楽になります。
 
 
あとは、その場にいられれば、それでよしとしてもらいましょう。
 
 
そして最後には「頑張ったね!」と褒めてもらえるようにお願いをしてください。
 
 
逆にいうと、究極の出番以外は極力疲れないようにどう過ごすかを考えると言ってもいいでしょう。
 
 
 
 
お遊戯は、踊るところがメインだから、入退場は先生や友達に助けてもらう。
 
 
リレーやかけっこは、自分の番だけ頑張れればいい。
 
 
加配の先生やフリーの先生などがいるようであれば、出番が終わればトイレに行く、お茶を飲む、好きなことを少しやるなどして、戦略的に休憩できるように根回ししてもいいと思います。
 
 
担任の先生以外にいないということであれば、自席で持っていられる安心グッズ(タオル、感触の気持ちいいものなど)があってもいいですね。
 
 
そして、それを伝えるときには、メモにして渡すことをお勧めします。
 
 
先生方も、視覚的な情報があることで、意識して動きやすいです。
 
 
もちろん、先生方がそのようなことを見通してもうすでにフォローしてくれていることもあります。
 
 
積極的に様子を伺い、状況を知って動いていきましょう!
 
 
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執筆者:原しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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