ほめる育児が大切とはいうものの、実際にほめ方がわからないというお母さんが多くおられます。成長してから問題が起こることも多い発達障害・グレーゾーンの子どもは脳に届く方法での肯定が肝心なんです。子どもの自己肯定感の育て方をお伝えします! |
【目次】
1.発達障害・グレーゾーンのわが子はほめるところがない、なんて思っていませんか?
2.子どもの自己肯定感の育て方は〇〇になる言葉をかけること!
3.無理にほめなくて大丈夫!自己肯定感を育てる声かけとは?
◆あなたが大好き!と伝える
◆いいね!と言う
1.発達障害・グレーゾーンのわが子はほめるところがない、なんて思っていませんか?
子どもの自己肯定感、そんな言葉が溢れている昨今。
ほめる育児の重要性が多くのメディアでも謳われています。
周囲の人にほめられている子どもは自己肯定感が高いと言われています。
自己肯定感とは、
自分のいいところもダメなところもすべて含め、このままの自分でもいいんだ!
価値がある人間だ!
と、受け止められる気持ちです。
自己肯定感が高い子どもには、物事をポジティブにとらえられる、自信があり自分から行動できる、感情が安定しているなどの特徴があります。
自己肯定感が高いと、積極的にいろいろなことにチャレンジすることができて、経験を積めるのでさらに上手になったり得意になって、また自信がつくという好循環になります。
ところが、「うちの子、ほめるところなんてないから、自己肯定感の育て方がわからない」というお母さんもたくさんおられます。
この「ほめるところがない」には大きく二つの意味があるとされています。
①理想のお子さんと、実際の姿のギャップがあり、お子さんへの要求が高い
②お母さんがお子さんのほめるところを見つけられていない
①のケースは以前の私も当てはまります。
「こんなことぐらいでほめてしまったら、これ以上頑張らないのではないか」
「もっと良くなって欲しいから、激励したい」
そんな思いから、ダメ出しや押し付けがましいアドバイスをしてしまうのです。
でも、このダメ出しやアドバイスがお子さんにとって、「これじゃダメだったんだ…」「僕はダメなんだ」という気持ちにさせられ、自信や自己肯定感が育たない原因になっているのです。
一生懸命育児をしているのにうまくいかない、そう感じていらっしゃる方がいらっしゃいます。
この場合、まずはダメ出しをやめてみると、案外お子さんがお話を聞いてくれます。
②のケースが今回のメインテーマです。
「お子さんのほめるところを見つけられない」
「だから、見つけられないんじゃなくって、ないんですってば!」と言われてしまいそうです。
しかし、この部分をクリアすると今までケンカになってしまっていた出来事も、ほめるポイントに変換できますよ!
まずは、子どもにかける言葉の重要性からお話していきます。
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2.子どもの自己肯定感の育て方は〇〇になる言葉をかけること!
突然ですが、お子さんがどれほどお母さんのことを好きか、ご存知ですか?
「無償の愛」という言葉があります。
親が子ども思う気持ちは「無償の愛」だなんていうけれど、胸に手を当てて考えてください。本当にそうでしょうか?
聞き分けがいい子だから好きとか、賢いから好きとか、そんな風に思っていませんか?
皆さんがそうだとは思いませんが、「条件付きの愛」にしがちなのは、私たち大人の方ですよね。
一方、子どもはどうでしょう。
子どもは、お母さんが〇〇だから好き、なんて思っていません。
お母さんという存在が丸ごと大好きなんです。
実は、私たちお母さんこそ子どもの方から「無償の愛」をたくさんもらっているんです。
私は、発達科学コミュニケーションに出会うまで長男とは相性が悪いと思っていたのです。
幼児の長男とのケンカは日常茶飯事。
この子はどうして私のことをこんなに苦しめるのだろう。
きっと、私のことが嫌いに違いない。と、勝手に思い込んでいました。
それが、発達科学コミュニケーションを学び実践していくことで、私の言葉を素直に聞いてくれるようになったのです。
私からのかかわりや声かけを変えることで、息子はみるみる優しくなり、息子からの言葉も
「ママ大っ嫌い!」「ママあっち行って!」から、「ママ大好き♪」「抱っこして♪」に変わっていきました。
何度もいいますが、子どもはお母さんのことが本当に大好きなんですよ。
大っ嫌いなんてことは全くないのです。
子どもがいう「ママ、大っ嫌い!」はお母さんにもっと話を聴いてほしい、とか、もっと遊んでほしいなどの気持ちの表れです。
まだ上手に自分の思いを表現できないから「大っ嫌い!」という言葉で出てしまっているだけなのです。
お母さん側もそれを理解して受け止めてあげられる気持ちの余裕が無いと、言葉のインパクトにとらわれてお子さんの本当の思いに気づくこともできないのです。
大好きなお母さんの言葉が、子どもには強く響いてしまいます。
極端かもしれませんが、良い言葉は栄養になります。悪い言葉はトラウマになります。
それほど、親子のコミュニケーションは大切なこと。
それならば、最高の栄養になる言葉を子どもたちの脳に届けて自己肯定感を育ててあげませんか?
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3.無理にほめなくて大丈夫!自己肯定感を育てる声かけとは?
どんな言葉をどのように声かけすれば、子どもの脳に最高の栄養を届けられるのでしょうか。
ほめるところがない!と思っているお母さんも安心してください。
自己肯定感の育て方には無理にほめなくてもいい簡単な方法があるのでご紹介しますね!
◆あなたが大好き!と伝える
「大好き!」と伝える。
やっぱりこれが一番です。
何度でも「大好き!」とお子さんに言ってあげてください。
何ができていても、できていなくても、ほめるところがなくっても大好きだっていう気持ちを伝えることはできますね!
大好きな人から「大好き!」と言ってもらえる。
もうこれ以上の肯定はありません。
にっこり笑顔で伝えれば、しっかりお子さんに伝わります。
はじめは照れてしまうかもしれませんが、ちょっと勇気をだしてみてくださいね!
お子さんの最高の笑顔が見られるでしょう。
◆いいね!と言う
「いいね!」
まず初めはこの一言でいいのです。
「ママ、今日〇〇したよ!」
「いいね!」
お母さんが笑顔で「いいね!」のジェスチャーをするのも肯定のメッセージが伝わりやすくなります。
発達障害・グレーソーンの子どもたちは耳からより目からの情報を取り入れるのが得意な子が多いためです。
これができるようになったら、外見やすでにできていることに対して「いいね!」と言ってあげてください。
「今日のお洋服、とっても似合ってるよ!いいね!」
「スッキリした顔で起きられたね!いいね!」
など、どんなことでも大丈夫。
これはお子さんのことをよく見ていないとできない声かけになってきます。
この「お子さんのことをよく見る」練習をすることで、さらにほめるポイントが必ず見えてきますよ。
いかがでしょうか。
すぐにでも実践できる発達障害・グレーソーンの子ども自己肯定感の育て方をお伝えしてきました。
親子のコミュニケーションが楽しく愛情たっぷりになることを心から応援します!
また、発達障害・グレーソーンの子どもの自己肯定感の育て方はこちらの記事でも紹介しています。併せてチェックしてくださいね。
怒られやすい子の自己肯定感を高める方法も多数公開中!
執筆者:葉山めぐみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)