発達障害ADHD・ASDの子どものために子育て講座をいくつも受けたり情報収集したり、日々頑張っているお母さんが沢山います。そんな頑張りが報われないとお母さんの自己肯定感が下がってしまうのです。子どもの特性を知ることで子育てはうまく行きます! |
【目次】
1.発達障害ADHDの子どものために頑張っているお母さんの自己肯定感が下がるわけ
2.子どもの特性を知れば、子育てはうまく行く!
3.子どもの特性を知ることは、わが子オリジナルの方法がわかるということ!
1.発達障害ADHDの子どものために頑張っているお母さんの自己肯定感が下がるわけ
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム(ASD)の子育ては定型発達の子育てよりも何倍も大変なことが多くあると思います。
その子育てをよくするために、子育て講座を受講したり、本やインターネットで子育て情報を収集したり、日々頑張っているお母さんが多いのではないでしょうか。
様々な講座がありますし、インターネットで簡単に次々と情報を得ることができるので、お母さんたちはずっと頑張り続けてしまいがちです。
ここで質問です、お母さんのその頑張りは報われていますか?
相談に来られた中で、子どものためにいろいろと悩んでいたお母さんがいました。
少しでも子どものためにと色々な講座を受けてこられていました。しかし、うまくいかない…
ついには、ご主人に『全然、効果ないんじゃない!?お金払ったのに…』と言われる始末でした。
これって、ツライですよね。私にはお母さんの頑張りが痛いほど伝わってきます。
しかしながら、お母さんが頑張ればお子さんが上手に成長するのか?といえばそうではないことも…
なぜなら、お子さんにあった方法を知らない、やっていないことの方が多いからです。
お母さんたちはこのうまくいかないことで
『何で、 こんなにうまくいかないのか?』
『何で、うちの子だけ…?』
と悩んでしまい、自分自身に自信をなくしてしまうのです。
子育てがうまくいかないことがお母さんの自己肯定感を下げ、その自己肯定感の低さが子どもへ発する口ぐせに悪影響を与えてしまうのです。
2.子どもの特性を知れば、子育てはうまく行く!
ですので、お母さんの自己肯定感を下げないためには、子育てをうまくいかせることが大事だといえます!
うまくいかない理由としてお子さんにあった方法を知らない。やっていないとお伝えしましたが、発達コミュニケーションをお伝えしている中でよくある事例をお伝えしますね。
発達科学コミュニケーションのコミュニケーションはどんな人にも使えるので、受講生には兄弟・姉妹・旦那さんにも使ってください、とお話しています。
すると、いつの間にか始めに悩んでいたお子さんの悩みではなく兄弟の悩みの相談が多くなっていくのです。
これは、特性をつかむことの重要性を示しています!どの子にも同じ対応ではうまく行かないのです。
特性をつかむことで、今子どもにとって何が大事なのか?何をフォローしてあげれば良いのかがわかるのです。
逆に子どもの特性を知らなければ、お母さんがいくら話していても目的がはっきりしていないので問題解決には繋がらず、頑張りは報われないことになるのです!
いくら素晴らしい子育て方法を学んでも子どもの特性に合わせていなければ、その方法がヒットせずに空振りばかりになってしまうということです。
子育てをうまく行かせる秘訣とは、子どもの特性を知ることだと言えるのです!
3.子どもの特性を知ることは、わが子オリジナルの方法がわかるということ!
特性とはその子だけが持っている能力・特質です。これを正しく知った上でどうコミュニケーションを取ればこの子が成長していくのかと、その子に合わせた対応をすることが大切なのです。
なぜなのかというと、発達科学コミュニケーションは困っている子どもの特性があるならば明確にし、その特性のお悩みが出ている脳を伸ばして、脳を成長させて子どもの困りごとを解消していく方法だからです。
特性を知るということは、その子どもにとってのオリジナルな解決への近道がわかるということです。
それは、子どもの成長段階の目的や目標に合った声かけ・口ぐせを知ることだと言えます。
子どもの特性を知ることでお母さんのコミュニケーション力がぐっと上がり、いつの間にか特性に合わせたコミュニケーションが取れるようになっていくのです。
このコミュニケーションに基づき家の中でいつも通り会話しているだけで、何千人・何万人と診察し専門的な知識をもったドクターよりも、お母さんの毎日の言葉のチカラが子どもを成長させていくことができるのです!
いかがでしょうか?
子どもへの言葉がけを変えることの大切さは以前にご紹介しておりますが、それに加えて一番大事なことである、子どもの特性を知ることの重要性をお伝えさせていただきました。
特性を知り、特性に合わせたコミュニケーションをとることが成長発達に繋がるのです。特性+わが子オリジナルなコミュニケーション法があれば鬼に金棒なんですよ!
▼ADHDタイプの特性はこちらの小冊子からも知ることができます▼
0か100か。考え方が極端!アスペルガーの子どものママができる対応
子どもの特性に合わせたその子オリジナルのコミュニケーション方法をお伝えしています!
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)