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【お悩み相談室】 発達障害グレーゾーンの幼児がゲームにハマり、親子のコミュニケーションが減ってしまいました。対人関係が苦手なこともあり、ゲームの影響で人と関わることが嫌いにならないか心配です。

更新日:

娘は現在、年長組の6歳になります。発達障害のグレーゾーンですが、最近、ゲームの楽しさを知ってしまいました。もともと人間関係が苦手なので、一人で遊ぶことでますますコミュニケーション嫌いにならないか心配です。ゲームを通し、親子のコミュニケーションへ生かせる方法はないでしょうか?

6歳・女の子のママ

ゲームは大人の私たちですら楽しいと感じるものの一つですよね。しかし、ゲームざんまいになってしまうと色々な心配がつきまとうものでもあります。今回は、我が家で実践しているゲームを通した親子のコミュニケーション方法をお伝えします。

 

発達科学コミュニケーションリサーチャー みずおち梨絵

 

【目次】

 

1.発達障害やグレーゾーン の子どもはゲームに依存しやすい?

 
 
コロナ禍ということもあり、最近では子どものゲームへの依存も心配されていますね。
 
 
今まで、ゲームは与えてこなかったけれど、今年に入って子どもに与えたというご家庭も多いのではないでしょうか?
 
 
私たち大人が隙間時間におこなっても楽しめるものでもありますよね。そして、ゲームは必ずハマるように作られているんです。
 
 
ましてや、発達障害傾向のあるお子さんは、人とのコミュニケーションが苦手だったりする特性があるために、一度やり始めて楽しさを知ってしまうと、どんどんハマりやすい傾向にあります。
 
 
ゲームの世界なら自分の思う通りに進めることができたり、一人で誰にも邪魔されず遊ぶことができたりと、人間関係に苦手な特性を持っているお子さんにとっては好都合の環境でもあるのです。
 
 
しかし、ゲームに依存してしまうと、外に出る機会も減ってしまい、対話もなくなってしまうので、他者とのコミュニケーションをとる機会が失われ、人との関わりがますます嫌いになる可能性があります。
 
 
 
 
そうなると、人とのコミュニケーションが苦手という特性をさらに強くしかねません。いつだって助けてくれるのは「人」ですよね。
 
 
どんな特性があろうとも、人との関わりなくしてこれからの人生を生きていくのは難しいですし、ゲームが自分を助けてくれるわけではありません。
 
 
できることならば、子どもにとって心強い人間関係を築ける土台を作ってあげたいと思うのが親心です。まずは、ゲームを味方につけ、親子の時間の充実を図ることが重要です。
 
 
今回は、我が家で実践している、ゲームの時間を親子のコミュニケーションに生かせる方法をお伝えします。
 
 
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2.気付けば数時間…親子のコミュニケーションが崩れた原因

 
 
我が家にもゲーム大好きの年長女子がいます。
 
 
ずっと、ゲームだけは小学校に入学してからと心に決めていましたが、このコロナ禍でゲーム機を与えることにしました。
 
 
幼稚園児ですし、おもちゃで遊ぶことが大好きな子だったので、すぐに飽きてしまうだろうと軽い気持ちで与えたのです。しかしそんな想いとは別に娘はゲームに没頭していきました。
 
 
気がつけば数時間やってしまっていることも。だんだんと親子の会話が減ってきたのを実感することに。
 
 
そして、発達障害傾向のある娘は、人間関係が苦手という特性を持っています。今考えたら、娘にとっては一人で完結できるゲーム、人と関わらなくて良い自分だけの世界が作れるゲームはまさに好都合なことばかりだったんです。
 
 
会話の内容もゲームの話しばかり。こちらからの会話にはゲームの内容に絡めて返してくるということが多くなりました。
 
 
 
 
こんな短時間で?という恐怖を覚えました。私自身、ゲームは子どもの頃にやっていた世代でもありますし、ゲームとの付き合い方は熟知していたはずでした。
 
 
幼児期だからすぐにやめられるかな?などと甘く考えていた自分が恐ろしいです。このままではいけないと思い、ゲームを通してコミュニケーションを増やす方法を考えるようになりました。
 
 
次項でお話ししていきますね。
 
 
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3.我が家で実践!コミュニケーション嫌いにさせない方法

 
 
ゲームや動画は決して悪い内容ということばかりではありません。今は頭を使うゲームも多くあり、普段考えたりしないような発想力だって鍛えられることもあります。
 
 
動画も検索ひとつで様々なものが見られますよね。しかし、ただ流れてくる動画を見ているだけなんてもったいない!
 
 
ましてや、親子のコミュニケーションの時間を減らしてまで、おこなうものではありません。そこで我が家では、ゲームを通して良質な親子時間に変化させる2つの方法を実践しています。
 
 

◆①親子で工作してみよう

 
 
ゲームは基本的に前項でもお話しした通り、プレイヤー一人で完結するものも多くあります。一緒にゲームといっても実際にはお母さんが入る隙もないことも。動画だって同様です。
 
 
そんなときは、親子でゲームにまつわる工作なんていかがでしょうか?
 
 
我が家の例ですが、娘は「あつもり」「鬼滅の刃」が大好きです。
 
 
「あつもり」でしたら、キャラクターを折り紙で作ってみたり、お店を一緒に作り、お店の売り物などの絵を子どもに描いてもらったりしています。
 
 
「鬼滅の刃」では、百均で厚紙を購入し、日輪刀を娘と制作しました。また親子で好きなキャラクターを折り紙で折ったりしながら、自然と親子の会話も増えていきました。
 
 
どちらの時間も、子どもが作業している間、紙の切り方・色の塗り方・センスを肯定する声がけをしながらおこなっていくのがポイントです。
 
 
せっかく、ゲームの内容を生かしながら別の作業へと結びつけているので、その時間がつまらないものにならないようたくさん褒めのシャワーをかけてあげてくださいね。
 
 
作り終わったら、我が家では壁に貼ったり、棚に飾ったりしています。そうすることで、ずっと褒めてあげることができますし、親子のコミュニケーションを通して自信を高めてあげることができます。
 
 
ここで、ゲーム以外の時間も楽しいということを植え付けられていると、次回からの切り替えもスムーズになります。
 
 

◆②お絵かきで記憶力ゲーム

 
 
次はお絵かきで記憶力ゲームです。ゲームをやっている子どもの隣で、紙を一枚用意します。
 
 
我が家では私が、娘のやっているゲームや見ている動画のキャラクターの一部分を書き出したらスタートです。
 
 
子どもにはゲームを一度置くように伝え、映像を見ずにお互いキャラクターを思い出しながら書き出します。ときには、交互に一筆ずつ書き一つのキャラクターを完成させてもいいですね。
 
 
頭ではキャラクターの想像ができても、実際に書き出すとなるととても難しい作業です。自分の思い描くキャラクターとは全く違うものが出来上がったりすることも。
 
 
娘は上手に書けるようになりたいという想いが出て、細部までしっかり確認しながら動画を見るようになりました。観察力養われています。
 
 
書き終えたら、お互いの絵を認め合ったり、全然違う形相に笑いあったりととても楽しい時間が過ごせますよ。
 
 
怒ってやめさせるのはお互い労力も使います。親子の関係だって悪くなってしまいかねません。
 
 
大好きなゲームを少し違う方向に目を向けてあげることで、また違った親子の楽しい時間を過ごすことができます。
 
 
今ではゲームをしながら、次はあれを作ろう!と親子で話しながら娘のゲームの時間を見守っています。
 
 
 
 
たとえ、人間関係が苦手なお子さんだったとしても、親子のコミュニケーションにまで悪影響を及ぼすことは避けたいですよね。
 
 
人とのコミュニケーションの土台を作るのは家です。人との関わりを嫌いにさせないよう、まずはお母さんとの楽しいコミュニケーションの時間を大切にしてあげてください。
 
 
このコロナ禍でなかなかゲームや動画から子どもを切り離すことが難しい状況にあります。しかしながら、放置すればあっという間にゲーム依存になってしまうことを念頭において、色々と工夫していきたいものですね。
 
 
1日も早く、子どもたちが安心して外で身体を動かせる日が戻ることが待ち遠しいです。一緒に頑張りましょう!
 
 
ゲームは使い方次第で発達を促すことも!こちらの記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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