発達障害・グレーゾーンの子どもの語彙力がグングン高まる!家庭でできる脳に届く声かけ

発達障害・グレーゾーンの子どもの語彙力のことで悩んでいるお母さん必見です!もしかしたらお母さんの話している言葉は子どもに伝わっていないかもしれません。語彙力を高めるために脳に届く声かけのポイントをお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもの語彙力で悩んでいるお母さんへ

 
 
「うちの子、言葉数が少ないな…」
「言葉の使い方がよくわかっていない感じがする…」
「語彙力が低いかも…」
 
 
このような悩みがある発達障害・グレーゾーンの子を持つお母さんは多いかもしれませんね。 さらに、健診などで指摘されると心配になりますよね…
 
 
ですが、これは発達障害あるなしにかかわらずよくある悩みなんですよ。
 
 
実は、発達障害・グレーゾーンの子どもの語彙力を高めるために、お家でできることがあるんです!
 
 
子どもの語彙力を高めるには、親子のコミュニケーションが大切と言われています。
 
 
親子のコミュニケーションで、お母さんが子どもに伝わるように話すことを意識しているかしていないかで、子どもの語彙力に差がでてくるのです。
 
 
この記事では、お家で子どもの語彙力を高めたい!と思うお母さんに、子どもとのコミュニケーションのポイントについてお話していきます。
 
 

 
 

2.言葉を使うときの脳ってどうなっている!?語彙力を高めるためにできること

 
 
 文部科学省が定めるカリキュラムの基本となる「学習指導要項」が改訂され、小学校では2020年度から実施されているのはご存知のことと思います。
 
 
その中で、小学校では「英語」や「プログラミング教育」が必修化されることになり、あちこちで話題に取り上げられています。
 
 
ですが、その他に注目すべきポイントがあります。それは「語彙指導の改善・充実」です。
 
 
これから日本の子どもたちが読解力をつけていけるべく、語彙力をつける学習が重要視されているのです。
 
 
語彙力とは、語彙(言葉や単語)をどれだけ知っているか、そしてどれだけ使えるかどうかという能力です。 つまり、憶えている言葉をどれだけうまく使いながら会話をしていくかということになります。
 
 
では、言葉を使うときに私たちはどんな風に脳から言葉を引き出しているのでしょう? 
 
 
辞書をひくように言葉を選んだりしませんよね。
 
 
例えば、「アイスクリームの味、何が好き?」というときに… 『あ』行から探して~ なんてことはしません。
 
 
今まで食べたアイスクリームの味を思い出し、そこから答えていますね。
 
 
つまり言葉を使うときに、私たちは経験をもって脳から言葉を引き出していくのです。
 
 
学生時代にテスト勉強で何か言葉を覚えるとき、関連付けて覚える方が断然覚えやすかった記憶はありませんか?
 
 
同じことなのです。
 
 
では、どのような方法で子どもの語彙力を伸ばしていくのがいいのでしょうか。
 
 
実は、お母さんの工夫次第で伸ばせるようになるのです!
 
 

 
 
語彙力とは、言葉や単語をどれだけ知っているかということ、そして、どれだけ日常の中でつかいこなせるかということでしたね。 
 
 
お母さんが効果的な方法で声かけをすることで、子どもの経験にどんどん言葉をのせることができ使える語彙数が増えていくのです。 
 
 
では次に、お母さんとのコミュニケーションの中で子どもの脳に届きやすい具体的な声かけのポイントをお伝えします。
 
 

3.子どもの語彙力を高めるためのコミュニケーションのポイント

 
 

♦︎短い言葉でわかりやすく話す

 
 
 1つ目が短い言葉でわかりやすく話してあげることです。
 
 
子どもに何か伝えるとき、もし詳しく話したほうがいいと思って長々説明しているお母さんがいたら、すぐに修正しましょう!
 
 
脳に届く声かけのポイントは、内容を短くわかりやすく伝えることです。
 
 

♦︎お母さんの反応はタイミングよく素早く

 
 
2つ目は、お母さんの反応は素早くタイミングよく行ってください
 
 
興味が次々と移ってしまうお子さんには効果的です。
 
 
興味が次々移るタイプの子どもの場合、自分が話したらすぐに頭の中は次のことでいっぱいになっています。 
 
 
お母さんが話をしているのは見て解っているのですよ。
 
 
ですが、お母さんがいくら丁寧に長い説明をしても実は話している内容は頭に入ってきていないので理解できていないのです。
 
 
ですからこのようなタイプの子には、子どもが話した時にお母さんがタイミングよく素早く返事をすることがポイントです。
 
 
 タイミングよく素早く反応することで「自分が話したら答えてもらえる」「会話することは楽しい」につながり「もっと話したい」となってくるので語彙力も高まるのです。 
 
 

♦︎子どもの反応はゆっくり待つ

 
 
3つ目は、子どもの反応はゆっくりと待つということです。
 
 
理解するのに時間がかかるお子さんに効果的です。
 
 
子どもは私たちが何か問いかけてからその言葉の意味を理解するまでに、私たちが思う以上に時間がかかります
 
 
理解するのに時間がかかるお子さんの場合は、尚更です。
 
 
例えば、子どもとの会話の中でこちらの問いかけに何か考えているような感じだけれど言葉を発することなくじーっとしてることはないですか?
 
 
これはまさに、子どもの脳の処理速度に合っていないことが考えられます。
 
 
大人が「え?そんなにかかるの!?」というくらいゆっくりと時間がかかる子もいます。
 
 
子どもは、脳の発達が未熟なので脳の処理がじんわりゆっくり進むものなのです。
 
 
ですので、脳の処理速度に合わせてコミュニケーションすることがポイントです。
 
 
このような時は、子どもの処理速度に合わせてじっくり待ってあげましょう。待っていれば返事をしてくれます。
 
 
急かしてしまうと「お母さんは聞いてくれない」と思い大切にされていないと感じてしまうので避けましょうね。
 
 
どうしても待てない時には、優しくゆっくりと同じ問いかけをしてみてくださいね。
 
 

 
 
・短い言葉でわかりやすく
 
・お母さんの反応はタイミングよく素早く!
 
・子どもの反応はゆっくり待ってあげる
 
 
この3つのことを頭に置きながら子どもとのコミュニケーションを取ると、子どもの脳にお母さんの言葉が届きやすくなります。
 
 
お母さんの言葉を子どもは一番よく聴いています。ぜひ子どもに話してもらいたいと思える美しい日本語を使うよう心がけてくださいね。
 
 
親子の効果的なコミュニケーションで、子どもの語彙力はどんどん伸びていきます。
 
 
ぜひ、トライしてみてくださいね。
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
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