朝食が発達障害の子どもの集中力を左右する?ADHDタイプに気を付けてほしい食事のポイント

落ち着きがない、不注意などの特性を持つ発達障害ADHDタイプの子どもたち。実は食事内容が子どもの集中力を低下させてしまう場合もあることを知っていますか?ここではADHDタイプに気を付けてほしい朝食のポイントをお伝えします。
 

【目次】

 

1.糖分と炭水化物は子どもの集中力を低下させることもある?

 
 
お子さんは甘いものが好きですか?
 
 
ふわふわの菓子パン、シロップをかけたパンケーキ、ジャムを塗ったトースト…私は考えただけでにやけちゃいます(笑)
 
 
でも、これらの食べ物は発達障害ADHDタイプの子どもが朝の食事で食べると、集中力が落ちてしまうことがあるという意見もあるんです。
 
 
上に挙げた食べ物は糖分と炭水化物でできています。炭水化物が含まれるものにはパン、米、パスタ、芋類などがあります。
 
 
ではなぜ糖分と炭水化物の入った朝食がADHDタイプの子どもの集中力を低下させてしまう可能性があるのでしょうか?
 
 
糖分と炭水化物を含む食事をすると、脳の中で眠気を感じさせる物質が増加します。この影響でイライラする、集中することができないなどの行動が出てしまうことがあるんです。中でも発達障害ADHDタイプの子どもは特にその影響を受けやすいと考えられています。
 
 
朝は発達障害の子どもに限らずエンジンがかかりにくい状態です。そんな状態でADHDタイプの子どもが砂糖がたっぷり入ったパンなどを食事で食べると、集中力が落ちやすくなるという意見もあるのです。
 
 
 
 

2.発達障害ADHDタイプにオススメの朝の食事とは?

 
 
では、発達障害ADHDタイプの子どもに朝の食事で気を付けてあげてほしいこととはなんでしょうか?
 
 
発達障害ADHDタイプの子どもには朝、砂糖がたっぷり入った食べ物ではなく、ご飯やパンなどにたんぱく質をプラスした食事を与えると、集中力が落ちるのを防ぐことができるという意見があります。
 
 
たんぱく質はチーズ、卵、肉、魚、大豆などに含まれます。実はたんぱく質は眠気を感じさせる物質による影響を少なくする働きがあると考えられているんです。
 
 
たんぱく質をプラスした食事の例には、
・チーズトースト、目玉焼きなどの卵料理とトースト
・納豆ご飯、しらすご飯、卵かけご飯
などがあります。パンやご飯などの炭水化物を極端に減らすことは避けてくださいね。
 
 
この中でも特に、納豆、しらす、卵は火を使わずにご飯にのせるだけなので朝の忙しい時間でも用意しやすいと思います。またチーズもそのまま出すだけでおかずになるので手軽ですよね!
 
 
 
 
もちろん、たんぱく質を取ることによっての集中力の低下を防ぐ効果には個人差があります。
 
 
また、発達障害ADHDタイプの子どもに「これを食べさせないと!」とお母さんが必死になりすぎないでください。必死になるあまり、どもにガミガミ言ったりお母さん自身のストレスになるのは逆効果です。
 
 
発達障害の子どもは偏食が多い傾向があり、お母さんの思うように食べてくれないことはよくあることです。
 
 
一番大切なのは、コミュニケーションを取りながら、親子で楽しく食事を取ること。このことを忘れないでくださいね!
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
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