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【お悩み相談室】発達障害・ADHD傾向にある子どもにチック症状が出てきました。親としてどう関わっていけば良いでしょうか?

更新日:

娘は現在、幼稚園の年長になります。発達障害のADHD傾向がありますが、最近チックと思われる症状が気になるようになりました。咳払いをしていることが多く見受けられ、一緒にいると気になります。親としてどのように関わっていけば良いでしょうか?

6歳・女の子のママ

お子さんにチックの症状が出ているということで心配ですよね。チックは一過性であることがほとんどですが、長い期間その症状に悩んでいる人がいることも事実です。今回は、私自身がチックの症状に長年悩んだことを振り返りお答えします。

発達科学コミュニケーションリサーチャー みずおち梨絵

 

【目次】

 

1.癖?発達障害のADHDと併発しやすいチックとは

 
 
発達障害ADHDと併発しやすいと言われるチックの症状。チックには主に4つの症状があります。
 
 
・音声チック
・運動チック
・複雑運動チック
・複雑音声チック
 
 
音声チックとは咳払いや、短音を無意識に発してしまうなどの症状です。そして、運動チックとは肩をすぼめたり、瞬きを何回もしたりと自分の意識とは関係なしに体が勝手に動いてしまう症状のことを言います。
 
 
チック症状を持つ人の中には、これら4つを併せ持った症状が出ている人も少なからず存在しています。
 
 
特に幼児期には、発達障害などとは関係なく、不安や緊張が強いお子さんであれば、園での行事前など一過性で出ることも知られています。
 
 
 
 
また、チック症状があったとしても多くの人は、年齢が上がるにつれ消滅していくことも多くあります。
 
 
一見、癖にも見えてしまうチック症状。本人も無意識であるので自己認識がしずらいこともあり、幼児期であればあるほど周りもどう対応してあげたら良いか悩みますよね。
 
 
今回は、咳払いという音声チックに長年悩んできた私が、チックの症状がある子どもに対して、周りにお願いしたい関わり方をお伝えします。
 
 
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2.咳払いの音声チックで悩んだ過去

 
 
ここで私の話しをさせてください。私は元チック持ちです!音声チックの一つである咳払いの症状に長い期間悩んだ過去があります。
 
 
私自身、発達障害のADHD傾向を強く持っているのですが、音声チックがありました。今振り返ってみても、小学校時代に咳払いをなぜあんなにしていたのだろう?という記憶が鮮明に残っています。
 
 
はっきり言って理由は今もわかりません。私自身も無意識であったんだと思います。ただ一つ言えることは、咳払いをする(チック)が出る前に、喉のあたりに毎回閉塞感を感じていたことを覚えています。ですから、咳払いをすればスッキリした感覚を覚えるのです。
 
 
そして、環境により症状の強弱が強く影響すると言われるチックですが、私自身、緊張感が人一倍強い子どもでしたので、おそらくそのような環境が作用して症状が強く出ていたんだと思います。
 
 
 
 
その当時でしたので、発達障害なんて言葉も社会的に認知されていなければ、チックなんて症状は親からしたら皆無だったでしょう。
 
 
咳払いは音声が伴いますので、周りからしたらうるさかったと思いますし、一緒にいて気になったことと思います。家では常にうるさいよ!風邪ひいたの?と繰り返し言われていたことを覚えています。
 
 
ちょっとおかしな癖として、周りからは直すように都度言われていました。しかし、本人も無意識の世界でやってしまっていることなので、なかなか直すことができないんですよね。
 
 
しかし、年齢が上がるにつれ、咳払いの回数も減り、いつの間にか消滅していました。
 
 
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3.悩んだからこそわかる!周りにして欲しいこと2つ

 
 
今ではチック症状に私自身悩むことはなくなりましたが、その当時を思い出し、経験者が語るチック持ちの子どもへの関わり方をお伝えします。
 
 

◆①スルーして欲しい

 
 
私は一番にこれをお願いしたいと思います。一過性であることも少なくないチックの症状。あえて、スルーして欲しいと思います。
 
 
チック症状に着目して指摘してしまうと、本人が咳払い等を強く意識してしまうことにもなりかねません。
 
 
そうなると、チックの症状が出ている自分を責めてしまったり、逆に緊張度が増してしまったりと悪影響を及ぼすことも。
 
 
あまりに咳払いがひどい場合には、「お水飲んで喉潤せば?」などと、優しくやんわり声がけをしてあげてくださいね。それ以上はもうスルーです。
 
 

◆②相談できる環境を整えて欲しい

 
 
本人がチックの症状への自己認識があり、それに対し気にしている様子があれば、あえてチックの症状に踏み込んで話しを聞いてあげることも良い方法の一つです。いつでも不安を吐き出せるように家庭内での環境も整えてあげてくださいね。
 
 
また、どのような状況のときにチックの症状が出ているのか?という観察をすることをお勧めします。それにより、お子さんが無意識に緊張状態になっていたり、不安になっていたりする要素が見えてくることがあるからです。
 
 
もし学校等で不安になることがあってのチック症状でしたら、学校に対する環境を見直してあげてくださいね。先生と情報共有することや、少しお休みを取ることで、リフレッシュされ症状の緩和に繋がることもあります。
 
 
 
 
これから進学や進級といった大きな変化が伴う季節に突入しますね。お子さんの不安となっている要素はなんなのか?を見極めてしっかり環境を整えてあげてください。
 
 
もし生活に支障が出るほどの症状があるなど、他に発達障害に似た症状がある場合には早めに病院へ相談することをお勧めします。
 
 
また、前にも書きましたが、多くの場合にはチックの症状は年齢とともに消滅や軽減されていくと言われています。親御さん自身が不安になりすぎず、おおらかに見守ってあげてくださいね。
 
 
不安になりやすい、これからの時期の過ごし方をこちらの記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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